第321号(令和2年8月16日) 1ページ
最終更新日:2020年8月16日
秋葉区の夏祭り
今年はコロナ禍の中、残念ながら各地の夏祭り中止が続いています。せめて心の中だけでもお祭りの熱いスピリットを感じていただけるよう、新津屋台まつりの屋台のひみつや小須戸燈籠押合いまつりの歴史など、秋葉区の夏祭りを紹介します!
新津屋台まつり
ラジオでお届けします!
新津屋台まつり当日にエフエム新津でお祭り情報を放送します!「いまできること」を秋葉区から発信!
今年はラジオの前で「なれやなれやなれやー!!」
ステイホームでお祭りに思いを馳せましょう。
RADIO de 大囃祭(おおはやしまつり)(再放送)
日時
8月19日(水曜)午後7時から午後9時
放送内容
- 昨年収録した各町内のお囃子音源
- 各町内代表者・若衆のゲスト出演
- 帰省できない学生等のインタビュー
- リスナーからのメッセージ紹介
- 夏目区長が語る!新津夏祭り!
ラジオチャット FMにいつ 76.1MHZ
インターネットでどこからでも聴くことができます!
https://www.jcbasimul.com/?radio=radiochat
屋台のひみつ
皆さん、屋台について注目して見たことがありますか。
各町内の屋台には、お宝様が二階に鎮座しています。町内の繁栄や安心、安全を願い、さまざまな神様が祀られています。また、見送りにも龍や鯛などが飾られており、特色あるものとなっています。
一之町
お宝様:稲神様
見送り:亀
二之町
お宝様:大黒天様(水害で消失)
見送り:須佐之男命
三之町
お宝様:恵比寿様
見送り:波に鯛
四之町
お宝様:弁財天様
見送り:昇り龍
新町
お宝様:天神様
見送り:龍
停車場通り
お宝様:毘沙門天様
見送り:鳳凰
上善道町
お宝様:布袋様
見送り:親子唐獅子牡丹
栄町神楽
堀出神社の門前町の栄町は神楽で各町内屋台を治めている
小須戸燈籠(とうろう)押合いまつり
小須戸の商店街を舞台として8月に行われ、思い思いの意匠を凝らした人形を飾った松組、桜組、竹組、梅組の4基の燈籠を、数十人の若衆が太鼓やほら貝の音も勇ましく、町内をかつぎ回ります。
4基の燈籠は抽選で2組に分けられ、例年であれば8月25日の午後5時30分に、商店街の2か所で押し合います。
燈籠の由来は、小須戸の豪商米沢屋吉田家が、商用で京都に行くたびに、祇園の燈籠の美しさに魅せられ、「小須戸にも美しく上品な燈籠を飾りたい」と思い、寛永16年(1639年)に念願の燈籠を京都から買って、諏訪神社に飾ったことに始まるとされています。
380年の歴史を誇るこの祭りでは、迫力ある燈籠がぶつかり合い、勇壮な活気を肌で感じることができます。