第360号(令和4年4月3日) 1ページ
最終更新日:2022年4月3日
令和4年度 特色ある区づくり事業
秋葉区の取り組みをご紹介
区の特色を生かしたまちづくりを進めるために実施する秋葉区の取り組みについてご紹介します。
「里山・歴史・食・花・川・鉄道」といった区の魅力にさらに磨きをかけ、交流人口の拡大や移住・定住のための仕組み作りを行うほか、障がい者や高齢者への支援、子育てサポートの充実により「里山の花と緑に囲まれた、笑顔咲きそろう、にぎわいのあるまち」を目指します。
問い合わせ 地域総務課 管理財務担当(電話:0250-25-5480)
特色ある区づくりを推進
うるおいとやすらぎのあるまち
◆優歩道歩いてみ隊 250万円【拡充】
新津川や能代川、秋葉公園などの遊歩道の環境保全に区民協働で取り組むほか、健康管理アプリとの連携など利用促進の取り組みを新たに実施します。
楽しく元気なまちなかとやさしさのあるまち
◆アキハで認知症サポートネット 65万円
認知症に関する知識の普及・啓発を行うとともに、区内の関係機関との連携を進め、認知症高齢者等やその家族に優しい区を目指します。
◆「つながる」「広げる」障がい者支援 50.3万円
障がい者への理解を広げてつながることを目的として支援システムづくりを行います。また、「つながる支援ファイル」の活用を進め、障がい者に関する講座を開催します。
◆げんきに育つ親も子も
~妊娠期から支え、見守る~ 464万円
妊娠期からの母子を支援する体制をつくり、子育ての不安感や負担感を軽減し、地域で安心して子育てできるようサポートします。
◆アキハ生涯げんき!
~地域ぐるみでフレイル予防~ 40.6万円【拡充】
身近な地域でフレイル予防やロコモ予防の実践方法の普及啓発を行い、住民が支え合いながら健康づくり活動を継続できるよう支援します。また、子どものロコモ予防対策も展開します。
◆持続可能なげんきな体!
~12歳からのSDGs~ 96万円【新規】
子どものうちから健康的な生活習慣を身に付けるため、小学6年生を対象に小児生活習慣病健診・相談会、小学6年生とその保護者を対象に生活習慣に関する講演会を実施します。
歴史と個性を活かすまち
◆文化遺産情報発信事業 140万円
区の歴史や文化遺産に対する理解を深めるため、情報を区内外へ発信し、その魅力を活用することで地域の活性化を図ります。
◆アキハの宝こども探検ツアー 19.5万円
区の宝(個性)を地域や団体と連携し、発見、体験の場として活用することにより、子どもたちのふるさとへの愛着と誇りを醸成します。
◆アキハスムプロジェクトVol.3 291万円【拡充】
区の魅力をブランド化し、発信することでシビックプライドを醸成し、市民活動に取り組む新たな人財を育成するほか、移住・定住のための仕組みづくりなど、地域主体のまちづくりを推進します。また、学校と地域が円滑に連携を深められるよう講演会やワークショップを開催し、コミュニティ・スクールの基盤整備を図ります。
◆秋葉「鉄道物語」 348.4万円
区の鉄道に関する地域資源を商店街、地域住民、子どもたちとともに活用し、「鉄道の街」への愛着と誇りを育み、まちなか活性化と交流人口の増加を図ります。また、あ!キハ観光案内所の運営を通じて観光客の再訪の縁を紡ぎます。
◆わくわく石油楽習 92.4万円【新規】
区内の石油湧出を機会に、「石油の里」に対する理解を深め、イメージアップにつながるよう、「石油の世界館」、国指定史跡「新津油田金津鉱場跡」などの施設見学を含めた講座を開催します。
花のまち・食のまち・育てるまち
◆花まる鉢花推進事業 389万円【新規】
区から遠方の市場に出荷される鉢花の輸送支援が、全国に出荷される鉢花価格全体の底上げに効果があるか検証を行います。また、ポストコロナ消費拡大対策として、鉢花のPRや商談会を関係団体と共催で行います。
◆アキハうん米推進事業 64.6万円【新規】
水田単作地帯である区の特色を生かした主食用米の需要喚起に必要な取り組みを行います。
生み出し活かすまち
◆アキハもち麦推進事業 132.3万円
機能性に注目が集まる健康食「もち麦」を地域ブランドに発展させることを目指し、販売・消費拡大などの支援を行います。
その他の主な事業
◆朝日川・小口地内原油流出対策 6,800万円【拡充】
朝日および小口地内で発生している原油の異常湧出に際し、湧出した原油の回収、処分など河川への流出対策を実施します。
◆秋葉丘陵環境整備 280万円
秋葉丘陵の公園や遊歩道で間伐などを実施し、森林が持つ多面的機能の維持を図るとともに、市民が安心して利用できる憩いの場を提供します。
人が輝く秋葉区へ
4月から秋葉区長に着任しました長崎です。秋葉区民の皆さま、どうぞよろしくお願いします。
秋葉区は、里山をはじめ鉄道や歴史、食、花、町屋など多くの宝物を有する豊かな区です。さらに個性あふれる人財が「まずは、やってみる」と果敢にチャレンジして、自治協・コミ協・町内会・PTAなど、地域を盛り上げる区民主動が息づいています。
一方で人口減少、少子化・超高齢化、および新型コロナウイルス感染症への対応が求められる中、「持続可能な秋葉区づくり」を進める必要があります。アキハスムプロジェクトで移住・定住を促進しながら、子育てや共働きがしやすい「ハードの街(都市)づくり」「ソフトのまちづくり」を両輪に、安全・安心で暮らしやすさの満足度向上に取り組みます。
さて今年は、次期「区ビジョン」策定の年でもあります。産学公民+女性・若者などの声に基づく秋葉区づくりの議論を大いに深め、実現に向けて邁進いたします。
何よりも、区民の皆さまの笑顔がたくさん咲きますよう、区役所職員とともに頑張りますので、「人が輝く秋葉区」へ、ご支援ご協力をお願い申し上げます。
秋葉区長 長崎 忍