中央区自治協議会だより 第23号(令和元年11月17日) 3ページ
最終更新日:2019年11月17日
自治協議会とは?
地域と市・区役所をつなぎ、住みよい中央区のまちづくりを推進するため、地域の代表や有識者など38名が集まり、全体会議と4つの専門部会で話し合っています。
主な役割
- 審議会…市や区の施策や区の重要な計画について意見を述べています。
- 地域の代表…各地域や団体が持っている課題を共有し、意見の調整ととりまとめを行い、課題解決に努めています。
- 課題解決の取り組み…地域の課題解決や活性化につながる取り組みを提案し、必要に応じて深掘り調査や効果検証するためのモデル事業などを実施しています。(自治協提案事業)
全体会議 主な議題・取り組み
4月
- 第7期委員に委嘱状交付
5月
- 平成30年度 区長マニフェストの取り組み報告
- 令和元年度 区組織目標の報告
6月
- 区ビジョンまちづくり計画「第3次実施計画」、市教育ビジョン「第4次実施計画」の報告
- 第1回 区教育ミーティング
教育委員会の施策の説明とテーマにそった意見交換
7月
- 市全体の委員研修会
8月
- 区自治協議会委員推薦会議運営要綱の改正の説明
9月
- 令和2年度 特色ある区づくり予算の意見聴取の説明
- 「街路樹と歩道花壇の維持管理について」をテーマに意見交換
8月30日 区独自の委員研修会
テーマは防災。総合ハザードマップの解説の後,避難所運営に係るグループワークを実施し、活発な意見交換を行いました。
次回(令和元年度第7回)の開催案内
全体会議では、さまざまな議題を審議しています。会議は傍聴もできます。
日時 11月29日(金曜)午後3時から
会場 中央区役所(NEXT21)5階 対策室
傍聴者の定員 先着15人 ※議題は、市役所本館や東出張所、南出張所に掲示するほか、区ホームページに掲載します。
部会活動を紹介します
第1部会 商店街・産業・まちなか回遊・交流人口
古町・本町などの中心商店街の活性化
2か年にわたる活動テーマの設定に向けて、所管分野の議論を進める過程で、古町商店街の視察を行い、商店街組織の事務所を訪問し活動の現状をお聞きしました。
今後の具体的な取り組みとして、市民へ「古町・本町商店街に関するアンケート」を実施しようと検討しています。
商店街の視察
第2部会 協働・健康・福祉
提案型による協働事業
福祉分野の地域課題解決に資する、新たに実施する事業を募集し、自治協委員とともに問題解決に向けて取り組みます。事業の募集開始は来年1月からの予定です。
募集チラシ案
区の取り組みへの支援
協働・健康・福祉分野における区が実施する事業に、その都度、助言や提案を行っています。これまで、買い物支援事業や「自治会長・町内会長感謝の集い」の講演会に対し意見や提案を行い、より効果的な事業の実施につなげています。
第3部会 教育連携・社会教育・防災・防犯・歴史・文化
子どもを守る・育てる 新潟の歴史から学ぶ防災まち歩き
小学校高学年を対象に、過去の災害や危険箇所などを防災士から指導いただき、まち歩きをしながら避難行動を学びます。
また、地域の歴史をガイドから紹介してもらい歴史・文化について触れることで地域への愛着・誇りづくりにつなげます。実践を踏まえ、どの学校の防災教室でも活用できるようなモデル事業を目指しています。
活動イメージ(上所小学校 防災教室の様子)
第4部会 都市機能・まちなみ・生活環境・水辺・緑化
バスを中心とした公共交通
新潟市の公共交通機関であるバス運行の充実が今後の市民生活を左右していくと考え、議論を進めています。
古町や万代、新潟駅等でのバスの乗り換えの円滑化、そしてバスの良さ、使いやすさを市民に理解して頂くにはどうすればいいのか、検討を続けています。
バス時刻・運賃検索チラシを作成し、転入者への案内強化や公共施設等でPRを行う予定です。
転入者へお渡しする手提げ袋に同封
編集部会より
第7期がスタートし、全体会議と、新しいテーマで4つの部会活動が始まりました。自治協議会のことを分かっていただくことが、自治協だよりを読んでいただける出発点と考え、分かりやすくまとめました。多くの方に読んでいただければ幸いです。
部会長 三國和俊