中央区役所だより 第312号(令和2年4月5日) 1ページ
最終更新日:2020年4月5日
令和2年度 中央区 特色ある区づくり事業
区の特色を生かしたまちづくりを進めるために実施する、中央区の令和2年度「特色ある区づくり事業」の概要を紹介します。
地域の皆さんと連携・協働しながら、区ビジョンまちづくり計画に示す4つの目指す区の姿に沿った事業に取り組み、「歴史と文化の薫りただよう、うるおいとにぎわいのまち」を目指します。
問い合わせ 総務課管理財務グループ(電話:025-223-7082)
魅力的で活力あふれる拠点のまち
路上駐輪対策事業【140万9千円】
古町地区において、歩行者の通行や避難経路の確保のため、定期的な啓発活動を行い、駐輪マナーの向上と路上駐輪の削減を図ります。
アトリウム発にぎわいプロジェクト【120万円】
NEXT21・1階のアトリウムで、まちなか活性化のためのイベントを実施することで、地域の情報発信の場として、アトリウムを活用してもらう機会を作ります。
安心してすこやかに暮らせるまち
糖尿病予防事業【200万円】
区の健康課題である糖尿病の正しい知識や予防方法を知ってもらうため、民間事業者と協働したイベントなどを実施します。
みんなでつながるにっこにこ子育て応援事業【468万6千円】
地域で安心して子育てができるよう、子育て講座を開催したり、仲間づくりの場を提供したりすることで、妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援を行います。
赤ちゃん誕生お祝い会支援事業【55万円】
子育て中の保護者と地域住民の交流を図る、赤ちゃん誕生お祝い会の開催を支援します。
話そう・つなごう・あなたの想い 終活きっかけ作り事業【123万4千円】
1人暮らしや身寄りのない高齢者をはじめ、誰もが人生の最終段階における医療やケアについて事前に考え、共有することで、安心して暮らし続けられるよう、関係機関と連携・協働して支援します。
防災人材育成・地域づくり事業【482万9千円】
避難所運営に関する講習会などを開催し、防災資機材や保管庫整備に対する助成を行います。また、地域による津波自主避難マップの作成を支援します。
犯罪のない地域づくり事業【44万円】
主に高齢者に向けて、特殊詐欺に対する注意を喚起します。
水と緑が調和したやすらぎのあるまち
とやの物語<NEXT STORY>【330万円】
鳥屋野潟の自然に触れ、自然環境の大切さを知ってもらうため、とやの物語2020を開催します。また、地域の小学校・中学校や各種団体などと連携し、鳥屋野潟の魅力を発信する活動に取り組みます。
区民協働森づくり事業【530万9千円】
松くい虫の被害軽減と防風対策を図るため、地域住民と協働し、海浜植物園周辺に松くい虫に強いクロマツを植樹します。
未来につなぐ歴史・文化のまち
地域のお宝!再発見事業【274万3千円】
新潟シティガイドの解説付きまち歩きや市民提案によるまち歩きを実施し、区民が地域に関心を深めるきっかけにします。また、旧齋藤家別邸庭園築造100周年を記念し、シンポジウムを開催します。
北前船がもたらした伝統的産業PR事業【380万円】
新潟漆器・発酵食などの伝統的産業やみなとまち新潟のおもてなし文化を代表する古町芸妓をPRし、区の魅力を次の世代へ継承します。
その他の主な事業
区自治協議会提案事業【150万円】
区自治協議会が、地域の課題解決や活性化につながる取り組みを提案し、深掘り調査や効果検証するためのモデル事業などに取り組みます。
しもまち地域活性化事業【500万円】新規
しもまち地域の知られざる魅力を発信するウェブサイトやイベントの開催を通じて、若い世代の交流・流入を促進します。
松くい虫防除事業【5,885万1千円】新規
近年増加している松くい虫による松枯れ被害を収束させるため、被害木の伐倒、くん蒸、薬剤注入などを行います。
新型コロナウイルス感染症にご注意ください
感染拡大を防ぐためには、一人ひとりが正しい知識を持ち、落ち着いて行動することが重要です。引き続き、感染拡大防止にご理解とご協力をお願いします。
ウイルスから身を守るためには
こまめな手洗い
外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などにこまめにせっけんで手を洗いましょう。アルコール消毒も効果的です。
ウイルスをうつさないためには
咳エチケット
せきやくしゃみが出るときは、マスクやティッシュ・ハンカチ、衣服の袖を使って、口や鼻をおさえましょう。
区長あいさつ 新年度を迎えて
中央区長 日根 秀康
4月1日付けで中央区長に就任いたしました日根です。 中央区では、区の将来像『歴史と文化の薫りただよう、うるおいと にぎわいのまち』の実現に向けて、「魅力的で活力あふれる拠点のまち」、「安心してすこやかに暮らせるまち」、「水と緑が調和したやすらぎのあるまち」、「未来につなぐ歴史・文化のまち」を目指して、区づくり事業をはじめ、さまざまな事業に取り組んでいます。 この度、区長という重要な役割を引き継ぎ、身の引き締まる思いです。これまでの副区長としての経験を生かして中央区のまちづくりに引き続き取り組んでまいります。 さて、現在の中央区を取り巻く環境に目を向けますと、高齢化率の上昇、子育て世帯に占める核家族割合の高止まりなど、地域の活力に直結する課題はさまざまあります。これらの課題を解決していくためにまず必要なことは、地域にお住いのあらゆる世代が互いに顔の見える関係づくりを通して交流していくことだと考えております。 また、未来に向けた地域づくりには、子どもたちを含めた若い世代の活力が欠かせません。昨年度に引き続き、子育て世代の方々へは保健師・助産師など専門職との交流の場や仲間づくりの場を提供するとともに、子どもたちには、鳥屋野潟の恵みや発酵食文化をはじめとした中央区独自の魅力を伝え、地域を大切にする心を育みます。さらに、人口減少地域に若い世代から定住してもらえるよう取り組みを進めます。 今年度も中央区役所職員が一丸となって、自分の足で地域を歩き、見て・聴いて・感じたことを中央区の魅力ある地域づくりに反映していく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。