中央区役所だより 第316号(令和2年6月7日) 2ページ
最終更新日:2020年6月7日
新型コロナウイルス感染症を踏まえた災害発生時の避難について
昭和39年6月16日は新潟地震が発生した日です。地震や洪水などの災害時に、避難所に指定されている施設が臨時休館・休校している場合でも、避難所は開設します。この機会に、事前の準備や災害時の対応について、各家庭で考えてみませんか。
問い合わせ 総務課(電話:025-223-7064)
1 まずはハザードマップを活用しましょう
自分が住んでいる地域の災害リスクや最寄りの避難場所を確認するには、ハザードマップを活用してください。災害の種類によっては逃げ込めない避難場所もあることから、日ごろからよく把握しておきましょう。
要注意!「避難=安全」とは限りません
避難とは難を避けること、つまり、安全を確保することです。今いる場所が安全であれば、避難所へ移動する必要はありません。安全な場所にとどまってください。
【避難する必要のない例】
- 洪水・土砂災害により家屋が倒壊・崩落してしまう恐れが高い区域の外側
- 浸水する深さよりも高い場所にいる
- 浸水しても水が引くまで我慢でき、水・食料などの備えがある
2 親戚や知人宅へ避難することも考えましょう
避難先は避難所だけではありません。避難所を開設する際、できる限り広いスペースを確保するよう努めますが、密集状態になる可能性もあるため、災害発生時に親戚や知人宅へ避難できるか、事前に相談しておきましょう。
状況に応じて「補助避難所」を新たに開設します
補助避難所とは、発災当初は開設せず、災害状況に応じて開設する避難所です。今月から、避難所で避難者を収容しきれない場合に補助避難所を開設し、避難者に移動していただきます。
3 避難所滞在中のお願い
- マスクは可能な限り持参して着用してください。マスクがない人はハンカチ・タオルなどで代用するなど、せきエチケットを心がけてください。
- 発熱、せきが続くなどの症状がある人、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある人は、避難所の職員に申し出てください。また、このような症状がある人のために、避難所内では可能な限り、スペース、トイレ、動線を分けますのでご協力ください。
- お互いに一定の距離を保ちましょう。
- こまめにせっけんで手を洗い、洗っていない手で目・鼻・口などを触らないようにしてください。
- 避難者同士で協力し合い、窓開けなど定期的な換気をお願いします。
4 避難所に向かう際の持ち物
必要になる持ち物の例です。リュックなどに入れて、すぐに持ち出せる場所に用意しておきましょう。
- 携帯電話
- モバイルバッテリー
- 懐中電灯
- 携帯ラジオ
- 電池
- 生活用品
- 非常食
- 水
- 携帯トイレ
- 身分証明書
- お金
- 薬
- ヘルメット
- 通帳・印鑑
- 上履き
- マスク(ない人はハンカチ・タオル類)
- 消毒液
- ウエットティッシュ
- 体温計
5 避難情報(警戒レベル)を正しく理解しましょう
台風などによる洪水・土砂災害について、市が発令する避難情報(警戒レベル)で危険度を示します。警戒レベル3では高齢者などが、警戒レベル4では全員が危険な場所から避難しましょう。
警戒レベル | 発表される情報 | とるべき行動 |
---|---|---|
5 | 災害発生情報 | すでに災害が発生している状況です。警戒レベル5が出てもまだ避難できない場合は、自宅の少しでも安全な部屋に移動したり、すぐ近くに安全な建物があればそこに避難するなど、命を守るための最善の行動をとってください。 |
4 | 避難指示(緊急)または避難勧告 | 全員避難してください。 |
3 | 避難準備・高齢者等避難開始情報 | 高齢者や乳幼児など、避難に時間がかかる人とその支援者は避難してください。そのほかの人は避難の準備をして、いつでも避難できるようにしましょう。 |
2 | 洪水注意報、大雨注意報など | ハザードマップなどで避難方法を確認しましょう。 |
1 | 早期注意情報 | 災害への心構えをして、最新情報に注意しましょう。 |
※警戒レベル3から5は市が発令、1・2は気象庁が発表
気を付けよう マスクの捨て方
着用したマスクを捨てるときは、以下のポイントに注意しましょう。
- ゴムやひもをつまんで外し、マスクの表面には触れないように捨てる
- ごみ袋はしっかり縛って封をする
- マスクを捨てた後はせっけんで丁寧に手を洗う
着用したマスクのポイ捨ては、感染を拡大させる恐れがあります。絶対にやめましょう。
給付金の詐欺に注意!
絶対に教えない!渡さない!
- 暗証番号
- 口座番号
- 通帳
- キャッシュカード
- マイナンバー
市区町村や総務省などが以下を行うことは絶対にありません
- 現金自動預払機(ATM)の操作をお願いすること
- 受給にあたり、手数料の振込みを求めること
- メールを送り、URLをクリックして申請手続きを求めること
「怪しいな」と思ったらすぐにご相談ください
新型コロナウイルス給付金関連 消費者ホットライン 電話:0120-213-188
警察相談専用電話 #9110
新聞を購読していない方へ 市報にいがた・区役所だよりは個別に配送できます
市報にいがた・区役所だよりは、毎月第1・3日曜の新聞に折り込んで届けていますが、新聞未購読で希望する世帯には個別に配送しています。
申し込み 電話または直接窓口で地域課(電話:025-223-7035)へ