中央区役所だより 第354号(令和4年1月3日) 2ページ
最終更新日:2022年1月3日
共に生きる
ものづくりやアート制作を通じた共生の取り組みを紹介します。障がいのある人もない人も、共に安心して暮らせる社会を目指し、身近なことから理解を深めていきませんか。
問い合わせ 障がい福祉課(電話:025-226-1238)
ものづくりでつながる
想いの詰まった商品を届けたい
市内の障がい福祉事業所で作られたお菓子や雑貨を販売している「まちなかほっとショップ」。工夫を凝らした商品はオリジナリティのあるものばかりです。商品の購入が福祉事業所で働く皆さんの工賃となり、自立につながります。
まちなかほっとショップ
所在地 中央区役所(NEXT21)3階
営業時間 平日午前9時から午後4時
※年始は1月4日(火曜)から
問い合わせ 同店(電話:025-211-8517)
作業風景
美味しい・おしゃれな商品として多くの人から手に取ってもらえるよう、日々試行錯誤して商品展開を行っています。
アートでつながる
まちにあふれる豊かな感性
障がいのある人が生み出したアート作品の数々が、県内の企業やお店などに飾られています。
アートレンタル事業「まちごと美術館ことこと」は、このような作品の貸し出しを月単位で行っています。素晴らしい作品を多くの人にみてもらうとともに、レンタル形式にすることで、継続的な作家への収益につなげています。
ニイガタ2km(二キロ) 作/しゅんすけ
(旧新潟三越横)
まちごと美術館ことこと
問い合わせ 同事務局(電話:025-248-1960)
制作の現場を取材
NPO法人さんろーど(指定障害福祉サービス事業所)
所長 佐藤 貴彦さん
平成4年の施設開所以来、自己表現としてアート活動に取り組んできました。現在は作品を活用した施設独自のレンタル事業・グッズの製作販売を行っています。作品を楽しみにしてくれている企業も多く、「今月はどんな絵ですか?」と聞いてくれることも。作家の皆さんも、自分の描いた作品が多くの人の目に触れ、地域・社会とのつながりが広がることが張り合いになっているようです。
制作の様子
喫茶店nid(ニド)(ピア万代内)での展示作品
新連載 スポット中央区人(1) 学習ボランティア
中央区を拠点に活躍する人を紹介します。
問い合わせ 地域課(電話:025-223-7035)
さまざまな理由により集中して学習する環境が必要な子ども向けに学習支援などをしている「子ども勉強会」では、ボランティアの学習指導員が活動を支えています。知り合いの紹介で令和2年秋より学習指導員を始めた田村さんに話を聞きました。
田村 真輝さん
小学校教諭を目指す新潟大学教育学部4年生(保健体育専攻)
勉強は子どもが主体と心がけ
勉強を教えるときは「子どもが1人でも学習ができるように」を意識して、自分がサポートに回ります。子どもの得意不得意に合わせた補足説明を心がけています。
ここで観察力を磨いた
子どもと接する中で「なじみのない人から説明をされても所々聞いていないのかもしれない」と思ってからは、学校行事を中心に会話を始めて子どもと心の距離を近づけるようにしています。会話から子どもの表情や癖を読み取り、サポートのさじ加減を決めるヒントを得ている気がします。自分が教えた結果、子どものやる気を引き出せたときは、やっていて良かったと思います。
2022 中央区カレンダーが完成しました!
四季折々の中央区の風景を切り取ったカレンダー(A3版)を配布しています。
配布場所 地域課(NEXT21・5階)
※無くなり次第終了
問い合わせ 地域課(電話:025-223-7035)
※パソコン・デスクトップ用の壁紙データはここからダウンロードできます。
写真は、過去2回中央区で開催したフォトコンテストの応募作品を使っています
取材レポート
子どもたちが栽培! 地域の伝統野菜 白山小学校
寄居町付近で300年以上前から育てられていた、地域の伝統野菜「寄居かぶ」。今ではほとんど栽培されなくなったこの野菜を守ろうと、白山小学校の4年生が校内菜園で育てました。
昨年9月初旬に種をまき、11月18日に収穫。子どもたちは「せーのっ! 」と声をあげながら元気よく引き抜いていました。
収穫したかぶは地域の飲食店に出荷し、ランチメニューなどに使われました。
児童の宮原礼恩(れおん)さんは、「思っていたよりも大きく育ちました。たくさんの人に食べてもらえたら嬉しいです」と話していました。
イタリアンレストランLIFE(ライフ)で提供されたメニュー「ロールキャベツと寄居かぶのクリーム煮込み」
「マンガ・アニメのまち にいがた」を発信! 白熱のアニソンライブ
12月5日、りゅーとぴあで「超アニソンライブ2021」が開催されました。きただにひろしさんや石田燿子さんなどの豪華アーティストが集結し、さまざまなアニメソングを披露。感染症対策を講じての開催だったため、観客は声援を送らずに、曲に合わせ手拍子をし、曲が終わるごとに大きな拍手を送っていました。また、ペンライトを持ち、場面ごとに色を変化させる観客。会場全体が光の海に包まれ、演出のひとつと思わせるような一体感がありました。声を出せない中でも、観客の熱気が感じられるコンサートでした。
ロビーで実施された「がたふぇす」特別企画。歴代ポスターなどの展示に、多くの人が見入っていました。