東区役所だより 第317号(令和2年7月5日) 1ページ
最終更新日:2020年7月5日
熱中症を予防しましょう!
今年も暑い夏がやってきました。7月から8月は、熱中症の症状で救急搬送される人が急増します。熱中症は、時には命の危険があるので注意が必要です。
マスクの着用や3密を避けるなどの「新しい生活様式」を踏まえた熱中症予防行動のポイントを紹介します。正しく予防して暑い季節を乗り切りましょう。
問い合わせ 東消防署 地域防災課 救急担当(電話:025-275-9111)
東区の救急搬送者数(令和元年度)
令和元年度 東区熱中症搬送者数(人)
令和元年度に熱中症で救急搬送された人は、東区で58人です。そのうち、7月から8月に搬送された人は50人で、全体のおよそ86.2%を占めています。熱中症は屋外だけでなく、屋内でも発症するため、注意が必要です。
症状と応急手当
軽度
- 目まい
- 立ちくらみ
- 筋肉の硬直(こむらがえり)
- 大量の発汗 など
手当のポイント
(1)涼しい場所に移動
(2)水分・塩分を補給
中程度
- 頭痛
- 吐き気
- 体のだるさ(倦怠感)
- 集中力・判断力の低下 など
手当のポイント
(1)涼しい場所に移動
(2)水分・塩分を補給
(3)衣服を緩め、体を冷やす
(4)足を高くして休む
重度
- 意識障害
- 呼びかけへの返事がおかしい
- まっすぐ歩けない
- けいれん など
手当のポイント
(1)すぐに救急隊を要請
(2)首・脇の下など太い血管が通っているところを氷や水を当てて冷やす
「新しい生活様式」を踏まえた予防のポイント
出典:「令和2年度の熱中症予防行動」(環境省、厚生労働省)を加工
暑さを避ける
- 新型コロナウイルスの感染予防のため、換気扇や窓開放によって換気を行い、エアコンの温度設定をこまめに調整しましょう
- 急に暑くなった日などは、特に注意が必要です
日ごろからの健康管理
- 日ごろから体温測定や健康チェックを行い、体調が悪いと感じたときは、無理せずに自宅で静養しましょう
適宜マスクをはずす
- 気温や湿度が高い中でのマスク着用は注意が必要です
- 屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合には、マスクを外しましょう
- マスクを着用しているときは、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分にとった上で、適宜マスクを外して休憩を
暑さに備えた体づくり
- 暑くなり始めの時期から適度な運動を
- 運動をするときは無理のない範囲で、水分補給を忘れずに
こまめな水分補給
- 喉が渇く前の水分補給を心掛けましょう
- 1日当たり1.2リットルを目安にし、大量に汗をかいたときは塩分も忘れずに取りましょう
マスクをしていると、喉の渇きを感じにくくなります!例年以上に気を付けましょう!
い~てらす職員
「い~てらす」「わいわいひろば」「こども創作活動館」では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、原則食事はできませんが、熱中症予防のため、こまめな水分補給をお勧めしています。熱中症に気を付けながら、楽しく遊びましょう。