北区役所だより 第291号(令和元年5月19日) 1ページ
最終更新日:2019年5月19日
北区は県内有数のトマト王国!
北区は県内でも有数のトマト産地です。豊栄地区と濁川地区を合わせた出荷量は、なんと約720トン(平成30年度)。
これは約18万人分の年間トマト消費量にあたり、まさに北区は「トマト王国」です。5月から6月頃に旬を迎えるトマトの魅力や取り組みを紹介します。
問い合わせ 産業振興課農業振興グループ(電話:025-387-1365)
北区が誇る大玉系トマト「桃太郎(ももたろう)」・「麗容(れいよう)」
新潟市では昭和30年代から施設栽培によるトマト生産が盛んに行われており、中でも北区は県内有数の出荷量を誇ります。
豊栄地区では主に「桃太郎」という品種が栽培されており、バランスの取れた甘さと酸味が特徴です。濁川地区では主に「麗容(れいよう)」という品種が栽培され、より甘くよりおいしくなるように栽培方法を工夫しているところが特徴です。
いずれも農薬や化学肥料の使用を減らし、安心・安全なトマト作りを追求しています。また、両品種とも大玉系トマトとして「新潟市食と花の銘産品」に指定されています。
パンフレットを配布中!
北区のトマトをPRするため、パンフレットを作成しました。
区内の公共施設やJA新潟市の施設、区内の直売所などで配布しています。
生産者の思いが詰まったパンフレットをぜひご覧ください。
毎年恒例の収穫体験を開催!
例年大人気の収穫体験イベントを今年も太田地区で開催します。
申し込み方法など、詳細は令和元年5月19日発行の市報にいがた別冊「情報ひろば」をご覧ください。
農協の若手営農指導員から一言!
濁川地区の出荷は令和元年5月1日から始まりました。トマトのピーク到来です!
武田さん(JA新潟市 北部営農センター)
豊栄地区では平成31年4月26日から出荷しています。冷やしてそのまま食べるのがおすすめです!
渡辺さん(JA新潟市 葛塚営農センター)
おいしいトマトの見分け方教えちゃいます
トマトのおしりの方を見て、白い筋が放射状に伸びているもの、星形に筋が入っているものほどおいしいです。
お買い求めの際に、ぜひチェックしてみてください。
ICT化で図る担い手対策
北区においても少子高齢化などに伴う担い手不足が深刻化しており、「特色ある区づくり事業」として平成30年度から「次世代農業推進事業」を進めています。これは、トマトをはじめとした施設園芸の生産現場にICTなどの新技術を取り入れることで、農作業にかかる手間を省き、育てる知識や情報を共有することで、もうかる農業の実現と担い手の確保を図るものです。
この事業では、有識者による会議で検討を進めており、令和2年度までの3年間にわたって取り組みます。
平成30年度 有識者会議の委員
- 新潟食料農業大学
- 新潟農業普及指導センター
- JA新潟市
- 農事組合法人 濁川生産組合
- 株式会社 曽我農園
- 株式会社 ベジ・アビオ
- 三ッ森ハウス組合
- 北区役所産業振興課
【ちょっと気になる】ICTって何?
インフォメーション、コミュニケーション、テクノロジーの英単語から頭文字を組み合わせたものです。情報通信技術と表され、パソコンやスマートフォンなどを使って、人同士のつながりを助ける方法のこと。Eメールやインターネットなどの普及により、情報のやりとりが簡単になっています。