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北区役所だより 第297号(令和元年8月18日) 2ページ

最終更新日:2019年8月18日

ふるさと自然と文化

カンムリカイツブリ 福島潟の新しい住人

 水に潜っては魚を捕って食べるカイツブリという水鳥が福島潟にいます。地元では「ミヨセ」と呼ばれ、昔から親しまれています。ハトより小柄ですが「ぴるるるる…」と転がすように鳴く声はよく通ります。
 今回はこのカイツブリの一種であるカンムリカイツブリという水鳥を紹介します。潜水上手な習性などはカイツブリと似ていますがニワトリくらいの大きさで、この仲間としては最大の部類です。春から秋にかけては頭部の飾り羽が目立つので、誰でも一目で見分けられます。
 福島潟では2007年以前は冬に渡ってくる冬鳥として知られ、数も少なかったのですが、2009年にはヒナを連れた親鳥が発見され、2012年には巣が初確認されました。いつの間にやら出会う機会も増えてきて、今や一年中福島潟で姿を見られる存在になっています。
 福島潟のカンムリカイツブリはどのような暮らしをしているのでしょうか。
 冬が過ぎ、春めいてくると、水面では2羽が向かい合って着飾った頭をアピールする求愛のダンスが見られるようになります。そして巣作りが始まるのは立夏の頃です。この時期、潟の水面に出始めるコウホネという水草の合間に、ヨシの茎や水草の葉などを集めて巣を作ります。この巣はコウホネに絡みながら浮いているため、雨で多少水が増えても平気ですが、時にはコウホネごと沈んだり流されたりして2度も3度も作り直されることがあります。
 巣の準備が整うと約一日おきに1個ずつ、計3個から5個の卵を産み、ひと月近くの間、2羽が交代で大事に温めます。コウホネの葉が茂ってくると、巣は親鳥ごと葉に隠れてしまいますが、増水時に巣が浮き上がると顔だけ飛び出てしまってキョロキョロする姿もまた愛嬌(あいきょう)があります。
 生まれたヒナはすぐに泳ぐことができますが、カイツブリ同様に親鳥が背中にヒナを乗せて世話をします。オスもメスも子どもを背負い、あるいは餌やりをしますし、時には2分と空けずに次々魚を捕って来てヒナに与えます。大きいくせに親の背に乗ろうとしては振り落とされる子もいます。
 今年はビュー福島潟の3階から福島潟放水路で暮らす親子が見下ろせて、ちょっとした人気者になっていました。福島潟の野鳥観察舎「雁晴れ舎」からも巣や親子が見つかることがあり、時には9月でもヒナを背負う親鳥の姿が見られます。
 子煩悩で甘えん坊、姿も暮らしぶりも個性的なこの鳥は、自然が移り変わっていく実例でもあり、福島潟の新しい住人として、今後も新たな面を見せてくれることでしょう。カンムリカイツブリをきっかけとして福島潟に通ってみてはいかがでしょうか。

水の駅「ビュー福島潟」
レンジャー 成海 信之

2012年福島潟で初確認された巣

2012年福島潟で初確認された巣

ヒナをおんぶするカンムリカイツブリ(2019年)

ヒナをおんぶするカンムリカイツブリ(2019年)

みなさんの健康のために(9月)

問い合わせ 健康福祉課健康増進係(電話:025-387-1340)

育児相談(身体計測・栄養相談)

9月 受付時間 会場
18日(水曜) 午前9時30分から午前11時 豊栄健康センター
24日(火曜) 午前9時30分から午前11時 北地域保健福祉センター

※豊栄会場は歯科相談もあり。計測のみも可
対象・定員 乳幼児と保護者
持ち物 母子健康手帳
申し込み 当日直接会場

離乳食講習会

はじめての離乳食

日時 9月3日(火曜)午後1時半から3時
※受付午後1時15分から
会場 北地域保健福祉センター
内容 離乳食の始め方
対象・定員 生後5カ月頃の乳児の保育者 先着15人
申し込み 8月21日(水曜)から9月1日(日曜)までに市役所コールセンター(電話:025-243-4894)

妊婦歯科健康診査

日時 9月3日(火曜) 受付時間 午後1時から1時45分
会場 豊栄健康センター
対象・定員 妊婦
持ち物 母子健康手帳
申し込み 当日直接会場

その他

  • 股関節検診・母体保護相談、1歳誕生歯科健診、1歳6カ月児健診、3歳児健診は該当者に個別案内をしています。
  • はじめての離乳食は偶数月は豊栄健康センター、奇数月は北地域保健福祉センターで実施します。
  • 1歳誕生歯科健診時に、同会場で「ブックスタート(初めての絵本体験)」を実施します。

健康相談(栄養相談あり)

 予約者優先になります。予約が無くても相談できますが、お待ちいただく場合があります。健康診断の結果記録票のある人はお持ちください。
内容 保健師、栄養士による個別相談

9月 受付時間 会場 申し込み
10日(火曜) 午後1時30分から午後3時 北地域保健福祉センター 同センター
(電話:025-387-1781)
25日(水曜) 午後1時30分から午後3時 豊栄健康センター 健康福祉課地域保健福祉担当
(電話:025-387-1345)

メタボ予防運動講座(予約制)

にいがた未来ポイント対象事業

内容 運動の習慣化を目的とした講話や実技
対象・定員 40歳から74歳で、他の運動教室などに参加していない人

9月 時間 会場 申し込み
10日(火曜) 午後1時30分から午後3時
※受付 午後1時15分から
北地区公民館 北地域保健福祉センター
(電話:025-387-1781)
25日(水曜) 午後1時30分から午後3時
※受付 午後1時15分から
豊栄健康センター 健康福祉課 地域保健福祉担当
(電話:025-387-1345)

北区自治協議会提案事業
大学生による家庭介護セミナー 楽しく介護の技術を学ぼう

 介護を学ぶ新潟医療福祉大学の学生と交流しながら、介護の基本的な知識や技術を学びましょう。
 講義内容はいずれも同じです。ご都合が良い会場をお選びください。

日にち 会場 申し込み期限
9月21日(土曜) 豊栄健康センター 9月13日(金曜)まで
10月12日(土曜) 北地区コミュニティセンター 10月4日(金曜)まで
11月16日(土曜) 長浦コミュニティセンター 11月8日(金曜)まで

※時間は午前10時から11時半です
内容 着替えの手伝い方の実習、レクリエーションなどの交流会ほか
※動きやすい服装で参加してください
対象・定員 北区在住で、介護に関心がある人 各会場先着20人
申し込み 新潟医療福祉大学社会福祉学科 佐久間(電話:025-257-4407)

児童期家庭教育学級「心配を手ばなす」気がかりを解消して笑顔に

会場 豊栄地区公民館
対象・定員 小学生の保護者先着20人(保育あり、先着6人)
申し込み 9月2日(月曜)までに市ホームページ「かんたん申し込み」または電話で同館(電話:025-387-2014)

「かんたん申し込み」はこちら(クリックしてください)

日にち テーマ 講師
9月19日(木曜)
午前10時から正午
気がかりを言葉にしよう コーチングルーム真珠
山崎 里美 さん
9月26日(木曜)
午前10時から正午
子どもがネットを使うときに保護者が知っておきたいこと インターネット利用アドバイザー
大久保 真紀 さん
10月3日(木曜)
午前10時から正午
学校に行きたくないと言われたら? 市教育相談センター
遠藤 美紀 さん
10月10日(木曜)
午前10時から正午
子どもと楽しい時間を過ごすために コーチングルーム真珠
山崎 里美 さん

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    月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時30分(祝・休日、12月29日から1月3日を除く)

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