296号(令和元年8月4日) 1ページ
最終更新日:2019年8月4日
昔を学んで今を知る ガイドと歩く魅力発見まち歩き
慣れ親しみ、当たり前の風景となっている南区の街並み。
しかし、ガイドと一緒に歩くことで、時間とともに移り変わったもの、
変わらないものを発見し今まで気づかなかった魅力に触れることができます。
夏休みの宿題に親子で歩いてみるのもお勧めです。
区内で活動している3団体を紹介します。
しろね大凧タウンガイド
『しろね大凧タウンガイド』の皆さんは白根商店街を中心に活動しています。白根大凧合戦の期間はもちろんのこと、普段も切妻造りの町屋など白根大火から2年余りで復興した街並みを中心に案内をしています。そのほか、見どころスポットに案内看板を設置する活動も行っています。白根のまちの成り立ちを理解し、さらに魅力ある街並みづくりを目指しています。
しろね大凧タウンガイド会長 高橋 直廣さん
白根はこれほど面白いところはないくらい見どころがたくさんあります。地元の人にこそ、一度歩いてもらい、身近にある魅力や、小さな発見をしてもらいたいです。お一人様からご案内しています。
●選べる6コース
所要時間:90分から120分 一人500円(中学生以下無料)
コース1 白根大凧合戦の魅力と見どころを堪能
コース2 白根大凧合戦と歴史的町屋群を巡る
コース3 歴史ある町屋が並ぶ街並みを巡る
コース4 白根の路地と階段の魅力をそぞろ歩き
コース5 水との戦いと交通の要のブラ歩き
コース6 凧合戦期間中でなくても凧合戦を味わうまち歩き
※コース1・2は凧合戦開催期間中のみ
見どころ
創業200年の老舗庭幸酒屋
建物の外壁が看板となっている看板建築
伝統的な切妻屋根の街並み
しろねのまちに実験的サイン掲示
7月14日、しろね大凧タウンガイド主催の「第3回しろねのまち・小路サイン整備連絡会」が行われました。この取り組みはまち歩きの案内スポットにサイン(案内看板)を掲示し、白根のまちの空間や景観をより分かりやすく楽しくしていこうというもの。当日は現地でのサイン掲示を実験的に行い、サインの大きさや景観上の改善点、障害となるものなどを確認しました。来年度に、約20カ所のサイン設置を行うことを目標に今後も検討を重ねていきます。
ガイド申し込み先 しろね大凧タウンガイド
電話:070-4296-3345(午前9時から午後6時) メール shironetown@yahoo.co.jp
月潟ガイドの会
『月潟ガイドの会』の皆さんは、角兵衛獅子の歴史や、中ノ口川の水運で栄えた各所などの見どころを案内しています。平成29年から本格的にガイドを始め、現在7人のメンバーで活動。希望時間により、コースの組み立てもしています。
月潟ガイドの会代表 棚橋 敏男さん
月潟は観光地とは違い素朴な地域ですが、たくさんの歴史が詰まっています。一緒に月潟の歴史をひもとき、昔に時間を戻してみましょう。昔を知ることは、今を知ることに繋がり、とても楽しい時間です。ぜひ、一緒に月潟を学びましょう。
見どころ
角兵衛獅子の守護尊 角兵衛地蔵尊
満徳寺の境内にある二層屋根の経蔵
国の天然記念物 類産ナシ
ガイド申し込み先 月潟農村環境改善センター 電話:025-375-5500
有願会 まちあるき係
『有願会まちあるき係』の皆さんは10年前から新飯田地区を案内しています。江戸時代、良寛と交流のあった有願の足跡をはじめ、毎回違う見どころを加えてコースを組み立て、何度参加しても飽きないまち歩きができます。時間と要望により、依頼人だけのオリジナルの案内もしています。
有願会まちあるき係 山田 泰介さん
昔の資料から今とのギャップを発見し、歩いて行ける所をみんなで楽しく話し合いながら回っています。普段はなかなかできない食べ歩きも体験できます。楽しく一緒に新飯田のまちを歩いて、地域を元気にしませんか。
見どころ
禅僧有願の住居「円通庵」
雁木が残る街並み
新飯田の食べ歩きの定番!
山田七蔵茶舗のほうじ茶ソフトクリーム
大野精肉店のハムカツ
ガイド申し込み先 有願会まちあるき係 電話:025-374-2724