318号(令和2年7月5日) 1ページ
最終更新日:2020年7月5日
水害に備えましょう
雨・台風の季節がやってきます
昨年は台風19・21号などにより甚大な水の被害が日本各地で発生しました。水害はまだ大丈夫と思っていても、急激に状況が変化します。「自らの命は自らが守る」という意識を持ち、日頃から住んでいる地域の特徴を知り、異変を感じたらすぐに対応できるように準備をしておきましょう。
問い合わせ 地域総務課 電話:025-372-6431
平成23年7月新潟・福島豪雨(庄瀬橋)
平成31年度に全戸配布した「新潟市総合ハザードマップ」で避難場所などをいま一度確認しておきましょう。
日ごろからの備え
- 避難場所や安全に避難するための経路を確認しておく。
- 非常持ち出し品を準備しておく。
- 地域の避難訓練に参加する。
災害が起こったら
- 正しい最新の情報を収集する。
・テレビやラジオを活用
・避難情報などの情報をメールで受け取ることができる【にいがた防災メール】
・災害情報を発信する【危機管理防災局公式ツイッター】
- 避難情報が発令された場合は、速やかに落ち着いて避難する。
5段階の警戒レベル
警戒レベル3や4が出たら、危険な場所から避難しましょう
避難するときは
- 火の始末と戸締りを確認する。
- 路面水没時は、棒や杖などを利用して水深を測りながら歩く。
- 夜中や暴風雨などで避難が困難な場合は、屋内の安全な場所で待機する。
豪雨時の屋外避難は危険です。車の移動も控えましょう
水平避難と屋内安全確保
洪水が予想される場合は、早めに浸水想定区域の外側の避難場所へ避難すること(水平避難)が基本です。避難所へ行くことがかえって危険な場合は、近隣のより安全な場所へ避難しましょう。
すでに避難経路が浸水しているなど、外出することが危険な場合は、今いる建物の上階に避難する(屋内安全確保)など、より安全な場所に避難しましょう。
雨の降り方と周囲の状況
「避難行動要支援者支援制度」を活用しましょう
市では、避難の際に支援が必要な人の名簿を作成し、地域での助け合いに役立てています。名簿への登録はいつでもできますので、希望する人は問い合わせてください。
登録の対象となる人
- 高齢者(75歳以上)のみの世帯の人
- 要介護認定3以上の人
- 身体障害者手帳1・2級、療育手帳Aを持っている人
- 自ら避難することが困難で、避難の支援を希望する人
作成した名簿は、自治会や町内会、自主防災組織など地域の支援者、公的機関、民生委員などに提供されます。
問い合わせ 健康福祉課 電話:025-372-6302
新型コロナウイルス感染症まん延中でも、災害の危険が迫ったら迷わず避難しましょう。
避難所だけが避難する場所ではありません
感染症まん延中の避難のポイント
密集を避けるため知人や親戚宅、在宅避難を検討
非常食や体温計、マスクなどを持って避難できるよう準備
手洗い、換気など感染予防を徹底
体調が悪い場合にはすぐに申し出る
スペースの確保や感染予防対策などを行い避難所を運営します。
皆さんのご協力をお願いします。
〜浸水被害の軽減に向けて〜
雨水貯留タンク助成制度を利用ください
雨水貯留タンクは、浸水被害を少しでも減らすために雨水を一時的にためるものです。助成を受けるには下水道認可区域内であることやタンクの容量が100リットル以上であることなどの条件があり事前に相談が必要です。詳しくは問い合わせてください。
問い合わせ 西部地域下水道事務所 電話:025-370-6372