331号(令和3年1月17日) 1ページ
最終更新日:2021年1月17日
環境のためにごみダイエットを!
できることから始めよう
私たちが生活していると、必ず出てしまうのが「ごみ」。私たちのちょっとした心掛けで、減量や資源化することができます。限りある資源と美しい地球環境を後世に残すために何ができるか「ごみ」について考えてみましょう。
問い合わせ 区民生活課 電話:025-372-6145
南区のごみ事情
南区のごみと資源の収集量は10,092トン(令和元年度)です。これは1日に換算すると27.6トンでごみ収集車(積載量約2トン)約14台分に当たります。
1人当たりのごみの排出量は1日482グラムで全市平均と比べても、多い傾向が続いています。
なぜごみを減らす必要があるの?
1 環境問題の身近な課題
紙の原料となる木材やプラスチック製品の原料となる石油など、私たちの身の回りにある製品は、もともと天然の資源を使って作られています。大切に使わなければ、将来資源が足りなくなるかもしれません。また、ごみを燃やしたときに発生する二酸化炭素は地球温暖化の原因にもなっています。
2 焼却施設や埋立地を長く使える
ごみを焼却している施設には寿命があります。たくさんのごみを燃やし続けることは老朽化を早め、故障の原因になります。また、燃やさないごみなどを埋め立てる処分地にも限りがあります。
3 ごみ処理にはコストがかかる
ごみを処理することにも経費がかかります。ごみを減らすことで、コスト削減につながります。
ごみを減らすには
「燃やすごみ」の内訳で上位を占めているのは「生ごみ」と「紙類」です。これらは私たち一人一人の取り組みによって減らすことができます。
生ごみを減らそう
食品ロスを減らそう(食べ残し・手付かずの食品・調理くず)
食材を買い過ぎない、食べられる量を調理するなど食品廃棄を減らすように心掛けましょう。
「生ごみのひとしぼり運動」〜実施中〜
生ごみを水切りネットに入れ、絞る、天日干しするなどで軽く小さくすることができます。
生ごみの堆肥化に挑戦してみよう
コンポストなどを活用し、生ごみを堆肥にします。野菜や花の肥料に利用しましょう。市では家庭用生ごみ処理器購入費の助成を行っています。
紙類を減らそう
リサイクルを徹底しよう
「燃やすごみ」に出されている紙類の約半分が「雑がみ」としてリサイクルできます。食品などの紙箱、シュレッダー紙、トイレットペーパーの芯などは「雑がみ」として「古紙類」の日に出すことができます。
なぜ分別が必要なの?
分別することで「ごみ」として捨てていたものを「資源」として活用でき、ごみを減量することができます。市では「10種13分別」によるリサイクルの推進を行っています。
収集業者からのお願い! 正しいルールで出しましょう
事業系のごみを捨てていませんか?
ごみ集積場は「家庭系のごみ」専用です。事業者の出すごみ(農業を営む人が農地で剪定した枝、伐採した木や草も同様)は事業系廃棄物処理業者やリサイクル業者に収集・処理を依頼してください。
びんの回収コンテナにさまざまなものが入れてあり困っています
- 飲食用・化粧品以外のびんやガラス製品は「燃やさないごみ」に出す
- ポリ袋や紙袋、段ボールに入れたまま出さない
- キャップやふたは適切に分別する。プラスチック製は「プラマーク容器包装」(汚れが取れない場合は「燃やすごみ」)、金属製は「燃やさないごみ」に出す
ごみ集積場は地域の持ち物です
- ごみ集積場の維持管理や清掃は自治会・町内会など地域の皆さんや共同住宅などの所有者・管理者が行っています。
- 必ず決められたごみ集積場を利用しましょう。
- 雪が降る季節は、ごみ集積場の除雪も地域で行いましょう。
- 引っ越しや家の整理などで、一時的に多量にごみを出す場合は、処理施設に搬入しましょう。自分で運搬できない場合は、収集運搬業者へ依頼しましょう。
段ボールコンポストを販売しています
家庭で手軽に生ごみを堆肥化できる段ボールコンポスト「サイチョのマジックダンボール」を販売しています。
販売品目・価格
⃝段ボールコンポストセット 500円
(段ボール箱・基材・内袋・説明書)
⃝段ボールコンポスト用基材 400円
購入対象者 市内に住所がある人
※南区在住の人には、「移植ごて」と「プランター」を特典としてプレゼントします
※にいがた未来ポイント対象事業