339号(令和3年5月16日) 1ページ
最終更新日:2021年5月16日
南区が旬です。
おいしいフルーツや野菜、美しい花など南区には自慢できるものがたくさんあります。その中でも、今、旬を迎えている農産物を紹介します。
南区は「ユリ」の名産地
新潟県のユリは全国で第3位の出荷本数を誇ります。中でも白根地区は年間50万本を出荷する有数の名産地です。
白色とピンク色が多く出荷されていて、白の主力は「シベリア」、ピンクは「ソルボンヌ」という銘柄です。その他、赤や黄色のユリも作られています。
南区のユリの特徴は?
さまざまな国の球根を使うことにより1年を通して、安定的に供給ができることです。
南区ではどうしてユリの栽培が盛んなの?
南区は全国トップクラスのチューリップの産地。同じ球根から育てる花でチューリップと時期をずらして栽培できることから、盛んに栽培されています。
有限会社ヨシザワフラワー 代表取締役
JA新潟みらい しろね切り花部会 副部会長 堀 康浩さん
切り花はハウスで栽培するので、暑い日や風の強い日などハウスの管理に苦労します。ユリは主に関東・関西圏に出荷され、冠婚葬祭などで利用されています。
南区にお住まいの人でも南区がユリの名産地ということを知らない人も多いのではないでしょうか。JAの直売所やオンラインショップで購入することができますので、ぜひ買っていただけたらと思います。
しろね「きゅうり王子」デビュー!
白根地区はキュウリの出荷量が県内第一位で、県内シェアの約40パーセントを誇ります。今年は春キュウリ450トン、秋キュウリ350トンの出荷を見込んでいます。
今年から「きゅうり王子」というブランド名で販売を始めました!
きゅうり王子が出荷されるまで
出荷当日の朝、収穫する
その日の朝、収穫されたキュウリしかきゅうり王子になれないよ。
それぞれの農家でA品・B品・それ以外に選別する
色、形、まっすぐか、欠けていないかなど、厳しく選別されるんだ。
A品・B品だけが「きゅうり王子」としてJAの施設に持ち込まれ、検査を受ける
施設に集められて、検査や出荷をすることを「共選」というんだ。キュウリの共選をしているのは県内で白根地区だけだよ。
その日のうちに市場へ出荷される
イメージキャラクター「きゅうり王子」
JA新潟みらい しろね野菜部会 部会長 桜井 真さん
急激に気温が変わる季節などは温度の管理が大変ですが、皆さんにおいしいキュウリを届けるために手塩に掛けて育てています。きゅうり王子のみずみずしさ、甘さ、やわらかさを感じてほしいです。
フルーツ王国・南区へようこそ!
観光果樹園のイチゴ狩り 6月末まで楽しめます!
今年も甘いイチゴが旬を迎えています! 感染症対策を実施して営業しています。
フルーツランド白根グレープガーデン
会場 鷲ノ木新田573 電話:0120-362-558
営業時間 午前10時から午後5時(最終受付 午後4時半)
池田観光果樹園
会場 新飯田2584-15 電話:025-374-2305
営業時間 午前10時から午後5時