365号(令和4年6月19日) 1ページ
最終更新日:2022年6月19日
日ごろから備えを!!
水害から身を守りましょう
令和3年7月1日から3日にかけて静岡県や神奈川県を中心に大雨が降りました。箱根市では72時間の雨量が800ミリを超え、熱海市では土砂災害が発生。翌8月には広い範囲で観測史上1位の降水量を更新する記録的な大雨が降り、各地で被害がありました。7・8月だけでも大勢の人が亡くなっています。
これから雨の日が多くなります。いつ起こるか分からない水害に、日ごろから十分に備えましょう。
問い合わせ 地域総務課 電話:025-372-6431
平成23年7月新潟・福島豪雨
(小須戸橋付近)
災害から身を守るために!
その1 日ごろからの備え
●避難場所や安全に避難するための経路を確認しておく
平成31年度に全戸配布した「新潟市総合ハザードマップ」で避難場所などを改めて確認し、家庭内で情報を共有しましょう
●備蓄品や非常持ち出し品を準備しておく
何を準備するかなど詳しくは市のホームページで
●地域の防災訓練に参加する
防災訓練の様子
その2 災害が起こったら
●正しい情報を入手する
災害が発生すると不安などからデマが発生し、近年はSNSを通じて瞬く間に拡散することがあります。正しい情報を入手することが大切です
- テレビやラジオを活用する
- 市や県からの情報発信を活用する
その3 避難するときは
避難場所が安全でなければ避難する意味はありません。状況を確認し適切な場所へ避難してください
●どこに避難すればいいの?
- 避難所
- 安全な親戚、知人宅
普段から相談しておきましょう。 - 安全なホテル、旅館
- 屋内安全確保
避難せず自宅で身を守るには、以下の
「3つの条件」の確保が必須です。
- ハザードマップでが付いている区域(家屋倒壊等氾濫想定区域)の外に家がある
- 2階など、浸水する深さよりも高い居室に避難できる
- 水や食料が十分にあり、水が引くまで生活できる
避難指示で必ず避難
警戒レベル5「緊急安全確保」は安全に避難ができない、命に危険がある状況です。警戒レベル4「避難指示」で全員避難してください。
「避難行動要支援者支援制度」を活用してください
避難の際に支援が必要な人の名簿を作成し、地域での助け合いに役立てています。名簿への登録を希望する人は問い合わせてください。
登録の対象となる人
- 高齢者(75歳以上)のみの世帯の人
- 要介護認定3以上の人
- 身体障害者手帳1・2級、療育手帳Aを持っている人
- 自ら避難することが困難で、避難の支援を希望する人
作成した名簿は、自治会や町内会、自主防災組織など地域の支援者、公的機関、民生委員などに提供されます。
問い合わせ 健康福祉課 電話:025-372-6302
避難準備チェックリスト
避難した際に最小限必要なものをリュックサックなどに入れた「非常持出品」を玄関の近くや寝室など、すぐに持ち出せる場所に備えておきましょう。
非常持出品を準備しよう! (例)状況に応じて必要なものを選びましょう
- 飲料水
- 保存食・レトルト食・缶詰
- 懐中電灯
- 携帯ラジオ・電池
- 携帯電話・充電器
- モバイルバッテリー
- ごみ袋(大・小)
- 軍手
- 現金(小銭を多めに)
- 通帳・印鑑
- 保険証・免許証
- 下着・靴下
- マスク
- 上履き(スリッパ)
- 雨具
- 常備薬・持病薬
- 体温計
- ウエットティッシュ(除菌)
- ティッシュ
- 洗面用具・タオル
- 入れ歯
常時必要なもの(眼鏡やコンタクトレンズ、おむつやミルクなど)や忘れがちな生理用品なども準備しましょう。また、内容を定期的に確認することも大切です。
ここに挙げたもの以外にも必要なものを家族で話し合い、準備しましょう。