367号(令和4年7月17日) 1ページ
最終更新日:2022年7月17日
西区だからこそできる農業がある!!西区で農業デビュー
問い合わせ 西区 農政商工課 農業振興係(電話:025-264-7612)
西区は、沿岸部に砂丘畑、内陸部に田園地帯が広がり、稲作だけでなく畑作も盛んに行われています。それぞれの風土に合わせてさまざまな農作物を生産できる西区で農業をしてみませんか。
西区の農家さんにインタビューしました
堀 美鈴(ほり みすず)さん
主な就農地 五十嵐3の町
農業歴 8年
出身 広島県広島市
作っている主な農作物 カボチャ、トウモロコシ、ニンジン、長ネギ、ズッキーニ
農業を始めたきっかけは?
東京でシステムエンジニアの仕事をしていましたが、忙しくて家族で過ごす時間がありませんでした。家族との時間を大切にするために転職を考える中で、「新しいこと」「何かを作り上げること」がしたいと思い、夫と共に農業を選択し、2人で農園を一から立ち上げることにしました。
やりがいは?
試した栽培方法がうまくいった時はうれしいです。また、購入者から直接「おいしいね」と声をいただいた時は、さらにおいしいものを作りたいという気持ちになります。体力的に大変な時もありますが、風や日光を感じながら夫や一緒に働いてくれる仲間と共に農作業をやり遂げることはとてもすがすがしく、この仕事を選んで良かったと感じています。
西区の農業の良さは?
県外出身者として、新潟は水が豊富で農業に適していると改めて感じています。その中で、西区は畑作が盛んなため、さまざまな農作物にチャレンジできます。また、都市部が近く、食べてくれる人と直接触れ合えることは西区ならではだと思います。
堀さんたちが作ったカボチャ、スイートコーンが市ふるさと納税返礼品に採用されました
保苅 孝志(ほかり たかし)さん
主な就農地 黒鳥
農業歴 4年
出身 黒鳥
作っている主な農作物 米、枝豆、カリフラワー、長ネギ、タマネギ、小麦
農業を始めたきっかけは?
10年間、県外で農機具メーカーの営業をしていました。農業をしている父が高齢になり、規模を縮小している姿を見て、継がなければという気持ちになりましたが、なかなか決心がつきませんでした。時間をかけて考える中で、販売先が増えていることから、規模拡大のチャンスがあると思い、農業を継ぐことを決心しました。
やりがいは?
自分が作った野菜が評価されていると感じる時はモチベーションが上がります。例えば、直売所で納品した野菜がその日のうちに完売した時や追加注文があった時はうれしいです。
また、近くの飲食店のメニューに「保苅農園の~」などがあると、信頼されていると感じるとともに、よりおいしいものを作りたいと気持ちが入ります。
西区の農業の良さは?
都市部に近く、直売所などの販売先がたくさんあることはメリットだと思います。また、駅が近く、飲食店や病院などが多いので、とても生活しやすいです。農業に集中できる環境が整っていると思います。
若手農家と協力しながらの収穫は活気にあふれています!
飯田 重行(いいだ しげゆき)さん
主な就農地 赤塚
農業歴 59年
出身 赤塚
作っている主な農作物 米、スイカ、大根
農業を始めたきっかけは?
農家の長男として生まれ、小学生の頃から農業の手伝いをし、中学卒業後に本格的に行うようになりました。長年農業をする中で、嫌になる時期もありましたが、妻と協力し合いながら続けることができ、来年で60年を迎えます。
やりがいは?
長年の経験を生かし、若い世代にスイカの育て方を教えたり、小学生の授業で大根の栽培に協力したりしています。そこで感謝されることがとてもうれしいです。昨年は趣味の写真撮影を生かして、スイカ栽培のアルバムを作りました。そのアルバムを使いながら若い世代にスイカの魅力や栽培方法を伝えていきたいです。
西区の農業の良さは?
西区は田園地帯のほかに、海が近く、砂丘地があるので畑作もできるところが良いと思います。また、四季がはっきりしていることも西区で農業をやる上で、魅力の一つだと思います。
栽培から出荷までが1つのアルバムに
西区で農業を始めたい人へ
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