中央区役所だより 第405号(令和6年2月18日) 2ページ
最終更新日:2024年2月18日
体験して学ぼう! 海のこと
子どもたちが楽しく遊び、港や海を学べるイベントが3月に開催されます。この機会に海を身近に感じてみよう!
MINATO IN WONDERLAND 2024
港をテーマに家族で遊んで学べるイベントを3月2日(土曜)、3日(日曜)に開催します。
魚のタッチプールや水辺のアクティビティが体験できるほか、ワークショップやフードブースなどを設けた盛りだくさんの内容です。
今回は、日和山浜魅力創出事業~ハマベリング!! ! ~に関わる新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部の学生も3月2日(土曜)に参加し、学生が作成したまち歩き冊子『今日の気分は?しもまち! 』をブースで配布します。学生たちは「冊子の感想を直接聞くことができるので、イベントに携われて嬉しいです。多くの人から楽しんでもらえるような企画を用意して、皆さんの来場をお待ちしています」と元気に話し、期待に胸を躍らせながら企画のアイデアを出し合っていました。
このイベント収益の一部は、令和6年能登半島地震で甚大な被害を受けた日本海沿岸の復興事業に活用します。会場には募金箱を設置しています。
日時 3月2日(土曜)、3日(日曜) 午前10時から午後4時
※同校のブースは、3月2日のみ。
冊子が無くなり次第終了する場合があります。
会場 万代島多目的広場
参加費 入場無料 ※ワークショップやアクティビティの一部は有料
問い合わせ ミナト・イン・ワンダーランド事務局(メール:sip-info@bauhaus-niigata.co.jp)
昨年度のイベントの様子
和気あいあいと話し合う学生
わくわく 1day ワークショップ
楽しく海の大切さを学んでもらおうと、3月31日(日曜)に寿司握り体験や海洋ゴミ・海のいきものなどを学べるイベントを開催します。
※雨天の場合、一部イベントの内容が変わります。
日時 3月31日(日曜) 午前9時から午後4時
会場 ゆいぽーと
対象・定員 小学校3年生から6年生の子ども30人 ※抽選
申し込み 3月11日(月曜)までにこちらから申し込み
問い合わせ 新潟西ライオンズクラブ(電話:025-225-2131)
3月・4月は住所変更・証明書取得の窓口が混雑します
この時期、特に3月18日からの2週間は、住所変更などの手続きで区役所・出張所などの窓口が最も混雑します。時間に余裕をもってお越しください。
問い合わせ 窓口サービス課(電話:025-223-7126)
新潟市外へ転出する人
市外への転出手続きは、転出予定日の1カ月前から可能です。可能な場合は、早めに来庁してください。
区役所・出張所以外でも各種証明書が発行できます
パスポートセンター
発行できる証明書 | 利用時間 |
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住民票の写し、印鑑登録証明書、市・県民税課税(所得)証明書 | 午後5時30分から7時 (土曜・日曜・祝日は午前10時から) |
コンビニ
発行できる証明書 | 利用時間 |
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住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書、市・県民税課税(所得)証明書、戸籍証明書、戸籍の附票の写し | 午前6時30分から午後11時 |
窓口より、一通あたり150円割引となるのは令和6年3月末まで
※手続きにはマイナンバーカードが必要です。
※住民票の写しに住民票コードを記載できないなど一部制約があります。詳細はホームページを確認してください。
問い合わせ 市民生活課(電話:025-226-1013)<コンビニ交付に関すること>
市民税課(電話:025-226-2243)<課税(所得)証明書に関すること>
中央区ホームページから窓口混雑状況をリアルタイムで確認できます。
こちらから
とやの物語 パネル展開催
まちなかに残る大規模な自然環境として親しまれている鳥屋野潟の豊かな自然や歴史、環境への取り組みを紹介するパネル展を開催します。
日時 3月1日(金曜)から8日(金曜)
会場 NEXT21 1階アトリウム
問い合わせ とやの物語実行委員会事務局(窓口サービス課内、電話:025-223-7168)
また、鳥屋野潟での取り組みや歴史に関する動画をYouTubeで公開しています。
とやのちゃんのパネルが目印!
鳥屋野潟の環境を残したい
2月4日に「鳥屋野潟の恵みを考え、食する会」が山潟会館で開催され、地元住民や関係者など、約70人が参加しました。今年で24回目を迎えるこの催しは、鳥屋野潟の恵みに感謝し、潟の環境を未来に受け継ぐため、山潟地区コミュニティ協議会と鳥屋野潟漁業協同組合の共催で開催しています。
同コミ協会長の阿部博一さんは「地域の宝である鳥屋野潟の現状や課題について、さまざまな関係者から話を聞くことで理解を深め、そして食を通して体感することで、鳥屋野潟を身近に感じてもらいたい」と話しました。
講演では、鳥屋野潟整備計画やラムサール条約について県や市からの説明のほか、とやの物語の動画制作を行っている株式会社U・STYLE松浦さんより制作を通じて感じた自身の思いが語られ、参加者は熱心に耳を傾けていました。
講演後は、鳥屋野潟で
調理を担当した鳥屋野潟漁業協同組合の佐藤豊さんは「皆さんに鳥屋野潟の魚をおいしく食べてもらいたいため、三日かけて準備を進めてきました。川魚は独特のクセが苦手な人もいるので、子どもでも食べられるように牛乳やニンニクなどを入れることで食べやすくしています」と話しました。
コイとフナのつみれ汁
コラム 鳥屋野潟の魚はどこからやってきた?
約3,000年から1,000年前には鳥屋野潟の原型ができていたと考えられます。約3,000年前には現在の鳥屋野潟付近に海岸線が来ており、信濃川流域沖積層の堆積年代の測定などにより、約1,000年前以降の初期には潟湖のようになったと考えられています。鳥屋野潟は栗ノ木川と信濃川を通じて日本海とつながっていて、コイ・フナなどの純淡水魚のほか、ワカサギやサケなどの回遊魚や海産魚も漁獲されていました。現在は、鳥屋野潟に排水設備を通じて流れ着き成長したボラ・メナダを含めた魚が生息しています。
詳しい内容は、「新潟市潟のデジタル博物館」のサイトで公開しています。