中央区役所だより　第415号（令和6年7月21日）　2ページ

　「建物は知っているけど、詳しいガイドは聞いたことがない」、そんな皆さんに、区内にある文化施設の通な見どころを紹介します。

　「新潟市美術館」は、新潟市出身の建築家・前川國男(まえかわくにお)が設計し、1985年に開館しました。特徴であるオリーブグリーンの外壁は、壁にタイルを接着する工法と違い、あらかじめ型枠にタイルをセットしてからコンクリートを流し込む「打ち込みタイル工法」で風雪や衝撃に強いつくりとなっています。
　館内からは外の樹々を楽しむことができます。「山の庭」と呼ばれる庭は、ブナなどが植えられており、今の時季は緑、秋は紅葉、冬の雪景色もおすすめです。

開館時間　午前9時30分から午後6時
休館日　月曜日(祝日の場合はその翌日)　※詳細はホームページを確認してください。
　　　　※施設の大規模改修工事のため、10月から来年8月頃まで長期休館予定。
問い合わせ　同館(電話：025-223-1622)

　館内は壁の曲がり角や階段下の角など、至るところが「アール(曲線)」で処理されています。エントランスロビーの壁柱も角をとった形で、木目調のコンクリートでできています。柱の下の巾木(はばき)(衝撃や汚れから壁を守るもの)もアールに沿ってタイルが張られています。

　さまざまな色が館内に使われています。エレベーターのドアが開くと「だいだい色」が目に飛び込んできます。他にも空色の天井、からし色の壁など、シックな色の外壁や床と、互いに引き立てあっています。

　館内では「遠藤彰子(あきこ)展　巨大画の迷宮にさまよう」が開催中。縦3.3メートル×横7.5メートルの油彩画に圧倒され、果てしない迷宮の世界へと引き込まれます。
観覧料　一般1,200円、高校生・大学生900円、中学生以下無料

　県内最大規模のビーチイベントが今年も日和山浜海水浴場で開催されます。
　きれいな海でSUP(サップ)体験やビーチスポーツなど思い切り遊ぶことができます。その他、朝から参加費無料でお土産付きのビーチクリーン活動やビーチヨガ、キッチンカーなど盛りだくさんな内容です。この夏の思い出を日和山浜でつくりませんか。
　詳しくは、同イベントのインスタグラムを確認してください。

• SUP体験
• ビーチスポーツ
  (バレー、テニス、サッカー)
• 水鉄砲
• お菓子のつかみ取り
  他にもたくさんあります!

日時　7月28日(日曜) 午前9時から午後3時
※各イベントによって異なります。
会場　日和山浜海水浴場(日和山小学校裏手)
参加費　体験により参加費あり
問い合わせ　第16回ビーチライフ IN 新潟実行委員会(メール：beach.life.in.niigata@gmail.com)

　犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動で、7月が強化月間です。

　7月1日、古町ルフル広場で社会を明るくする運動の啓発品の配布や県警音楽隊と連携した音楽パレードを行い、街行く人に活動を周知しました。
　また、新潟中央地区保護司会の八木由美子会長が、中央区長に同運動の総理大臣メッセージを伝達。メッセージには、孤独や孤立など社会における生きづらさを抱える人などを受け入れ、寄り添い支え合える地域を築くことの大切さが述べられています。

　中央区だよりでは、区内に本社や営業所を有する事業者のサービス・商品などの紹介に活用してもらうため、広告掲載を希望する事業者を募集します。
募集する号　令和6年10月から令和7年3月の毎月第1・第3日曜日号
募集枠数　1号あたり先着6枠
　　　　　※各号、原則1事業者1枠
広告サイズ　縦約3.9センチメートル×横約7.6センチメートル
掲載回数　1回の申請につき4回まで
　　　　　※5回以上の掲載を希望する場合は2回申請する必要があります。
掲載料　掲載回数に応じ、1回あたりの料金が変わります。
申し込み　所定の用紙に必要事項を記入し8月1日(木曜)までに地域課産業文化振興室へ
※用紙は同室の窓口およびホームページから取得できます。
問い合わせ　同室(電話：025-223-7035)