区長あいさつ(令和4年4月1日)

　新年度がスタートしました。気持ちも新たにさまざまなことが動き始める春です。中央区においても今、まちが大きく生まれ変わろうとしています。
　現在、本市では新潟駅から古町をつなぐエリアを「にいがた2km(二キロ)」として位置付け、都心部のさらなる発展と成長を目指しています。玄関口にあたる新潟駅では6月に在来線全線の発着が高架ホームに切り替わる予定です。段階的に万代広場や駅直下バスターミナルが整備されるほか、駅ビル内には商業施設も開業するなど、徐々に新しい駅が姿を現していきます。また古町地区では、古町ルフル広場がオープンし、さまざまな催しを通じたまちなかの活性化が始まります。
　区では、皆さまの生活に身近なところでも各種事業を展開していきます。子育ての分野では、中央区の子育て世帯に占める核家族の割合が非常に高いことから「みんなでつながるにっこにこ子育て応援事業」として、妊娠期からの切れ目のない子育て支援を行います。また、安心安全な地域づくりにおいては、防災・防犯・交通安全対策の事業を連携させ、一体的に取り組んでまいります。
　今年度、区では令和5年度から8年間に渡る中央区のまちづくり計画「区ビジョン」の策定を進めます。区民の皆さまから中央区の未来に明るい希望をもっていただけるような計画案をまとめていきたいと思っています。策定にあたって、多くの区民の皆さまよりご意見をいただければ幸いです。
　今後も「このまちに住んでよかった」「これからも住み続けたい」と思っていただけるまち中央区を目指し、区民の皆さまと共に区政を進めてまいりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。

中央区長　日根　秀康