白山公園
最終更新日:2023年12月7日
明治6年1月太政官布告第16号(注1)により開設された日本で最初の公園の一つで、新潟総鎮守白山神社に隣接して、池、築山、花木を配したオランダ風の回遊式庭園となっています。この地区は、平成元年に「日本の都市公園100選」にも選ばれています。平成10年に公園区域を拡大し、新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」などの文化施設を取り巻くように、6つの空中庭園とそれら結ぶ空中回廊が整備され、かつての白山公園のように信濃川へも歩いていけるようになりました。水の都新潟市を代表する公園の一つです。
施設内容 |
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所在地 | 中央区一番堀通町地先 | |
交通 | 【鉄道】JR越後線「白山」駅下車徒歩約20分 【バス】新潟交通バス停「市役所前」下車徒歩約3分 新潟駅前から「新潟市観光循環バス」白山公園先回り 所要時間約10分 |
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駐車場 | 白山公園駐車場A、B、C、D 合計601台(有料) 普通車:30分100円 ≪お得なプリペイドカード(3,000円分を2,000円で販売)あります≫ 販売場所
駐車場の詳細はこちら(外部サイト) |
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公園データ |
種別 | 地区公園 |
面積 | 70,000平方メートル |
駐車場
トイレ
多目的トイレ
休憩所
展望地
みどころなど
「日本の都市公園100選」にも選ばれた四季折々の風情あるオランダ風回遊式庭園
新潟の歴史を感じることができる数多くの石碑・史跡
水のある風景を形作る近代的な空中庭園と、それらをつなぐ空中回廊
四季の花
- ソメイヨシノ…4月中旬~4月下旬
- ヤエザクラ…4月中旬~4月下旬
- ボタン…5月
- ハス…8月中旬
注釈解説
注1太政官布告とは・・・
太政官というのは、明治18年に内閣官制が実施される前の、国政処理の最高機関のことで、そこが出した「お達し」です。
明治6年の太政官布告は、公園の制定についてのもので、内容は、「人口の多い都市の、古来からの景勝地、旧跡など人が多く集まる場所で、年貢徴収の対象になっていない所を、『永く万人偕楽の地』として公園に制定するので、府県は場所を選定し申請するように」というものです。
明治6年に用地設定または開設された公園は25ヶ所あり、白山公園のほかには、上野公園・浅草公園(東京都)、水戸偕楽園公園(茨城県)、住吉公園(大阪府)、厳島公園(広島県)などがあります。
注2楠本正隆とは・・・
明治5年6月から3年余り、新潟県令(後の県知事)だった人で、わが国最初の県議会を召集するなど、新潟の文明開化の都市基盤整備政策を行った人物です。楠本は、太政官布達の公園設置を先取りして、前年の明治5年から江戸時代以来の景勝地であった白山神社境内に公園の造成を始めています。
この公園の建設・維持管理に関するお問合せ先
中央区役所 建設課 電話:025-223-7403