豊かな潟を後世に語り継ぐ とやの物語2020
最終更新日:2021年4月7日
新潟市は、はるか昔から水と土とともに生き、そして生かされてきました。その歴史の象徴ともされる鳥屋野潟は、今ではまちなかに残る大規模な自然環境として、多くの人々から親しまれています。この大地から授かった「鳥屋野潟という宝物」を水の記憶・土の歴史とともに、次世代の子どもたちに伝えていきたい、そして自然環境の大切さをみんなで共有したい。とやの物語にはそんな熱い想いが込められています。
今年度の「とやの物語2020」では、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため現地でのイベントは中止しましたが、新たな取り組みとして、未来を担う子ども達をはじめ多くの人に鳥屋野潟について理解を深めてもらえるよう環境啓発事業を実施しました。
鳥屋野潟出前講座
鳥屋野潟の環境や成り立ち、地域の取り組みなど、様々な切り口で鳥屋野潟に関する情報を発信し、子ども達の理解を深め学習の一助とするため、各学校が求める分野の講師を派遣する出前講座を実施し、参加した児童・生徒から感想を集めました。その結果を今後の活動に活かしていきます。
なお、出前講座の様子は、中央区だより令和2年11月1日号でご紹介しています。
また、海と日本プロジェクトのYouTubeチャンネルでも紹介されています。
出前講座実績
- 参加校 12校
- 講座数 30講座
- 参加人数 約2,000人
鳥屋野潟映像教材をYouTubeで公開
鳥屋野潟の今昔、自然や生き物、人々の暮らしなど、後世に残したいさまざまなテーマの短編映像を作成し、出前講座などで活用しています。ぜひご覧ください。
鳥屋野潟語り継ぎ本「潟ボーイ's」初版
鳥屋野潟近くの水辺で生きてきた人々の暮らしぶりを地元の人の語り口で伝える冊子「潟ボーイ's」シリーズ。2012年に発行した初版を映像化しました。
鳥屋野潟ゴミ拾いアクティビティ「PICKNIC」
鳥屋野潟で舟に乗り自然を楽しみながら、潟に流れつくゴミを拾うアクティビティを「PICKNIC」と名付け、その活動の様子をご紹介します。
鳥屋野潟環境啓発パネルの展示
これまでの鳥屋野潟に関する取り組みを後世に伝えるとともに、未来を考えるきっかけとなるよう、鳥屋野潟に関する歴史や環境など様々な情報をまとめた啓発パネルを作成しました。作成したパネルは各学校に寄贈し、環境学習などで活用しました。また、いくとぴあ食花、NEXT21でパネル展を実施しました。
学校向けパネル
- 対象校 16校
- 数量 A1版パネル8枚
いくとぴあ食花パネル展
- 期間 令和2年11月1日(日曜)から 11月30日(月曜)まで
- 数量 パネル8面
NEXT21パネル展
- 期間 令和3年1月25日(月曜)から 令和3年2月5日(金曜)まで
- 数量 パネル16面
鳥屋野潟清掃活動体験
鳥屋野潟周辺の環境美化を推進するため、出前講座と併せて清掃活動を実施しました。
- 実施日 令和2年12月5日(土曜)
- 参加人数 約50人
潟ボーイ's 配布
2020年発行の冊子「潟ボーイ's」シリーズ最新版、鳥屋野潟ゴミ拾いアクティビティをテーマとした「PICKNIC編」を各学校へ配布しました。
主催
とやの物語実行委員会
- 新潟市南商工振興会
- 山潟地区コミュニティ協議会
- 鳥屋野校区コミュニティ協議会
- 女池校区コミュニティ協議会
- 紫竹山校区コミュニティ協議会
- 笹口校区コミュニティ協議会
- 上所校区コミュニティ協議会
- 上山校区コミュニティ協議会
- 曽野木地区コミュニティ協議会
- 山潟中学校区青少年育成協議会
- 鳥屋野中学校区青少年育成協議会
- 上山中学校区青少年育成協議会
- 鳥屋野小学校PTA
- 上山小学校PTA
- 女池小学校PTA
- 鳥屋野中学校PTA
- 鳥屋野潟漁業協同組合
- NPO法人新潟水辺の会
- 亀田郷土地改良区
- 新潟市
協力
- あおやまメディカル株式会社
- アサヒビール株式会社
- 株式会社アール・ケー・イー
- いくとぴあ食花
- WEST
- 株式会社オーシャンシステム
- JA新潟市
- 大光銀行
- 第四銀行
- 鳥屋野地区コミュニティ協議会連絡会
- 新潟縣信用組合
- 株式会社フジタ
- 北越銀行
- みどり病院グループ
お問い合わせ
とやの物語実行委員会 事務局
新潟市中央区役所 窓口サービス課内
住所:〒951-8553(住所記載不要) 電話:025-223-7168
ファクス:025-225-7087
電子メール:mado.c@city.niigata.lg.jp
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