東区役所だより　第388号（令和5年6月18日）　1ページ

　急速に進む人口減少や少子高齢化社会の中で、住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らし続けることができるまちづくりのため、市では医療・介護・介護予防・生活支援・住まいを包括的に提供できる体制づくり(地域包括ケアシステム)を進めています。
　この体制づくりには、地域の皆さんが主体の住民同士による支え合い、助け合いの活動が重要です。東区では、東区全域と各地域コミュニティ協議会に支え合いのしくみづくり会議を設置し、互いに連携しながら地域の課題を把握し、必要な支援について話し合っています。

　子どもから高齢者まで障がいの有無にかかわらず、誰もが参加できる地域の居場所として、地域の茶の間や子ども食堂などがあります。
　地域の方が運営し、参加者と一緒にみんなで支え合いながら、和気あいあいと活動しています。

地域の居場所には、生きがいづくり、仲間づくり、健康づくり、孤立・閉じこもりの防止など重要な役割がたくさんあります。

地域コミュニティ協議会が地域の茶の間の運営に携わっている地区もあり、立ち上げ方や運営に関する相談に応じ、地域全体で地域の茶の間を広げる環境づくりが進められています。

食事やレクリエーションを通した参加者同士のつながりづくり。

　ゴミ出しや電球交換、庭掃除など「ちょっとした困りごとは、住民同士で助け合う」活動が続々と動き始めており、地域の輪が広がっています。
　有償ボランティアで、お互い気兼ねなく助け合いの活動を行っています。

お互い様の気持ちで困った時は助けて! と言える関係づくり。

　地域に住む高齢者が安心・安全で元気に暮らせるよう、困った時の相談先や、サークル活動、地域の茶の間など様々な情報を掲載したガイドブックや地域の助け合い活動に関する広報紙を作成しています。

地域の方が企画・制作しました。
地域の中学生が制作に携わったガイドブックもあります。

　地域の茶の間や地域の助け合い活動に興味がある、携わってみたいなど、なんでもご相談ください。また、ボランティアの基本や東区で活動している様々なボランティア団体について知りたい場合もぜひご連絡ください。
　自分の住んでいる地域がより良くなるように、一緒に考えてみませんか。
問い合わせ

• 東区健康福祉課　地域福祉・高齢介護グループ(電話：025-250-2320)
• 東区社会福祉協議会(電話：025-272-7721)

新潟市内の地域で支え合い、助け合いの活動を行っている団体を検索できるウェブサイトができました。
詳しくはこちら

　新潟県立大学の学生が講師となり、食事の大切さや調理の工夫についてお伝えします。

日時　7月29日(土曜) 午前10時30分から午後1時
(受け付け午前10時15分から)
会場　東区プラザ
内容　

• 子ども…調理実習
• 保護者…健康講話

対象・定員　小学校4年生から6年生の親子10組(申し込み多数の場合は抽選)
参加費　400円(保護者のみ、子どもは一人分まで無料)
持ち物　筆記用具、エプロン、三角巾、マスク、飲み物
申し込み　6月21日(水曜)から7月14日(金曜)までに電話で健康福祉課健康増進係
(電話：025-250-2350)

　宿題の自習について、学習支援ボランティア「市民先生」が見守り、分からないところがあれば丁寧に教えます。
日時　7月26日(水曜)から8月2日(水曜)のうち土曜・日曜を除く6日間
午前9時から11時30分
対象・定員　東区の小学校4年生から6年生20人(申し込み多数の場合は抽選を行い、結果は申込者全員に7月5日(水曜)に発送予定)
持ち物　夏休みの宿題(ワークなど)、学校の教科書や問題集、筆記用具、飲み物(水筒)、出席カード(事前送付)
申し込み　本日から7月4日(火曜)に市ホームページ「かんたん申込み」または電話で中地区公民館(電話：025-250-2910)

応募要件　実施日程のうち都合の良い日に参加できる人(教員免許・資格は不要、経験は問いません)
説明会　7月4日(火曜)10時から同館で事前説明会を開催します。
申し込み　6月19日(月曜)から7月3日(月曜)に電話で同館