新潟市介護サービス担い手養成研修について

最終更新日:2024年10月16日

1 研修のねらい

 新潟市では、平成29年4月より開始した介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)において、人員基準等を緩和した基準緩和サービス(訪問型・通所型)を実施しています。また、地域住民等のボランティアが地域の高齢者等の困りごとへの生活支援を実施する「住民主体の訪問型生活支援」を総合事業に位置付けています。
 この研修は、基準緩和サービスの従事者や生活支援等介護に携わるボランティア等に対して、要支援者等に対する適切な生活支援サービスや介護予防の提供ができるよう、必要な知識や技術を習得することを目的としています。

基準緩和サービスとは

対象は要支援1、2または基本チェックリストで該当となった事業対象者で、その中でも身体介護を必要としない方向けのサービスです。

基準緩和サービスにおける従事者の資格要件

(1)訪問型基準緩和サービス
以下のいずれかに該当
旧訪問介護員養成研修3級以上または
市が実施若しくは指定する研修修了者
(2)通所型基準緩和サービス
以下のいずれかに該当
サービス提供内容に応じて必要な資格を有する者または、
介護事業所での勤務経験年数が3年以上の者または、
市が実施若しくは指定する研修修了者

この研修を修了することで「市が実施若しくは指定する研修修了者」と認められます。

「市が実施する研修」、「市が指定する研修」の内容等は以下のとおりです。

2 研修カリキュラム

研修カリキュラム
項目 科目名 内容 履修時間の目安
1 職務の理解

・介護保険制度、介護予防・日常生活支援総合事業の理解
・多様なサービスと介護職の仕事 等

120分
2 高齢者の特徴と対応 ・加齢、老化に伴う生理的変化や心身の変化・特徴、主な疾病等についての理解 等 90分
3 認知症の理解 ・認知症の症状や生活障がい、認知症の方への援助の方法 等 90分
4 介護におけるコミュニケーション

・コミュニケーションの手法
・利用者の状況・状態等に応じた対応 等

90分
5

尊厳の保持・自立支援
介護の基本

・人権と尊厳の保持 ・自立支援
・介護予防 ・介護職の職業倫理
・リスク管理、緊急時の対応
・介護に携わる者の心身の健康管理 等

150分
6 生活支援の方法・技術

・家事援助の基礎知識と生活支援
・家事援助の技法 等

120分
7

共感的理解ち基本的姿勢の形成

・グループワーク等の方法により、サービス提供場面の演習を行い、サービス提供者としての基本的姿勢を考察する 等 60分

※各項目の内容は主なものを示しています。研修によって内容や順番等が変更になる場合もあります。

3 市が実施する研修

令和6年度新潟市介護サービス担い手養成研修「やさしく学べる!介護の基本~家事を仕事にしてみませんか?~」

以下の通り実施します。
日程:令和6年12月3日(火曜)、4日(水曜)の2日間
場所:新潟テルサ 中会議室
募集期間:令和6年11月15日(金曜)まで
定員:50名
受講料:無料
申込み方法やカリキュラム等についてはリーフレットをご覧ください。

4 市が指定する研修

一定の要件を満たした事業者が、市が示すカリキュラムに沿って実施する研修を「市が指定する研修」として実施します。

新潟市介護サービス担い手養成研修 指定研修一覧

指定事業者名

研修指定番号 研修名 研修会場 研修期間 定員 申込み・問い合わせ先 その他
社会福祉法人まき福祉会 2402 介護サービス担い手養成研修「介護の基本を学ぼう」

特別養護老人ホーム白寿荘東 会議室
(新潟市西蒲区巻甲4448番地)

令和6年11月7日、8日 10人程度 電話:0256-72-5531 受講料:1,000円
新潟医療生活協同組合 2401 介護サービス担い手養成研修 新潟医療生活協同組合なじょも
コープケアカレッジ実技室
(新潟市東区上木戸5丁目2番1号)
令和6年6月22日、29日(終了しました) 20人

電話:025-250-6-7251

受講料:3,000円

5 新潟市介護サービス担い手養成研修実施要綱

本要綱は研修指定に関する手続きや研修内容等をお示しするものです。また、申請様式等を以下に掲載します。指定申請をご検討の場合は事前に福祉部地域包括ケア推進課へご連絡ください。

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このページの作成担当

福祉部 地域包括ケア推進課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025-226-1281 FAX:025-222-5531

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