インフルエンザの予防、発症時の留意点等について
最終更新日:2024年1月5日
効果的な予防方法
インフルエンザ予防のおやくそく、お口をカバー、手を洗いグマ
- 外出から戻ったら、手洗いを励行する。
- 十分な栄養と睡眠をとり体調を整える。
- 流行中はできるだけ人ごみを避ける。
- 室内では適度な湿度(50から60パーセント)を保つ。
- 症状がある人はマスクを着用し、せきエチケットを心がける。
※インフルエンザには、市販のアルコール消毒液を使ってこまめに手・指を消毒するのも効果的です。
咳(せき)エチケットとは
- 咳・くしゃみの際にはティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りの人から顔をそむけましょう。
- 使用後のティッシュは、すぐに手持ちのビニールやゴミ箱などに捨てましょう。
- 症状のある人はマスクを正しく着用し、感染防止に努めましょう。
何も持っていないときは、手のひらではなく、肘の内側で口を押さえるようにします
インフルエンザかな、と思ったら(症状が出たとき、医療機関受診に関する留意点)
発熱などの症状が出たら、まずは、医療機関に電話で相談し、マスクを着用して受診しましょう。
インフルエンザの治療薬(抗インフルエンザ薬)は、発症後2日以内に開始するのが原則ですが、受診のタイミングが早すぎると、体内のウイルス量が少ないため検査しても反応が出ない場合があります。
夜間に症状が出た場合は、全身状態が落ち着いていれば、あわてて急患診療所を受診する必要はありません。以前処方された本人用の解熱剤などを利用して様子をみて、なるべく日中に医療機関を受診するようにしてください。ただし、重症感が強い場合、重症化の徴候が出てきた場合は、無理に我慢せず、速やかに急患診療所などの医療機関に相談するようにしてください。
高齢者や小児、喘息などの慢性呼吸器疾患や心・腎臓疾患などの基礎疾患のある方は、重症化や合併症に特に注意が必要です。
まだ治療を開始していない場合はもちろん、インフルエンザの治療を開始した後であっても、経過中に重症化の徴候が現れた場合は速やかに、悪化するようなら繰り返して、医療機関に相談するようにしてください。
注意したい、重症化の徴候
呼吸状態の悪化
- 強い呼吸困難感(安静時の息ぎれ)
- 苦しそうな、肩や全身を使った呼吸
- ハアハアと早い呼吸(1分間に60回以上)
脱水の進行
- 嘔吐や下痢を繰り返し、ぐったりしてきた
- 水分がとれず、半日以上おしっこが出ず、元気がない
意識状態の異常
- つじつまの合わない言動を繰り返す(1時間以上)
- 急にぐったりして、呼びかけても反応が乏しい
- けいれんをおこす(眼が上を向き、視線が合わず、手足をつっぱり、がくがくする)
その他
- 胸痛や、強い動悸
- 顔色がひどく悪い(土気色、青白い)か、唇が紫色で、表情が乏しい
関連リンク
インフルエンザ対策についてまとめられている、厚生労働省のサイトです。
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