歴史博物館「五十嵐浚明」展図録が第33回國華展覧会図録賞を受賞しました
最終更新日:2021年10月5日
歴史博物館で令和2年度に開催した「五十嵐浚明」展図録が第33回國華賞(展覧会図録賞)を受賞しました。
五十嵐浚明図録
概要
國華賞は1889(明治22)年に岡倉天心らが創刊した美術雑誌「國華」の創刊100周年に創設された賞です。
日本美術・東洋美術の優れた研究に贈られるもので、「國華展覧会図録賞」は國華賞の内の図録を対象とした賞です。
令和3年10月28日に國華社(東京中央区築地)にて贈呈式が行われます。
「五十嵐浚明」展は令和2年11月から12月に歴史博物館で開催した企画展で、今回受賞した図録も歴史博物館で販売しています。
参考:五十嵐浚明について
新潟の絵画美術史で一番最初に画家(絵師)として名前が挙がる人です。
江戸で狩野派を学び、京都で竹内式部や、後に文人画の大家と称される若き池大雅、
伊藤若冲の支援者であった相国寺の大典顕常とも交流がありました。
45歳で法眼(ほうげん)という当時絵師としては最高位を天皇から授かり、新潟に帰ります。
企画展にあたり、当時の地図の写しが見つかり現在の本町通5番町に住んでいたことも分かりました。
晩年に天皇からの勅命で絵を献上したり、多くの後進を育て82歳で亡くなりました。
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