北区の観光案内・おすすめコース
最終更新日:2025年1月15日
「北区にはいったいどんな見どころがあるの?」「見どころがたくさんあって、どこに行ったらいいかわからない・・・・。」
そんなあなたに、おすすめの楽しみ方をご紹介します!
- 1 ござれや“有情のまち松浜”の自然と歴史探訪コース!
- 2 よりなせや“在郷町葛塚”と北区の自然あふれる癒しスポット巡りコース!
- 3 季節ごとの楽しみたいイベントなど
- 4 ほかにもたくさん北区の楽しみ方!(写真・福島潟・遊び・歴史・周辺観光など)
北区の観光ガイドブック。エリアマップや見どころがご覧いただけます。
割烹、レストラン、お買いもの情報をご覧いただけます。
1 ござれや“有情のまち松浜”の自然と歴史探訪コース!
松浜市場
松浜稲荷神社
あかしあ公園からの眺望
古き良き風情を今に残し、どこか郷愁を思い起こす町並みと、行きかう人の情にふれる“有情のまち松浜”を巡るコースです。早朝から賑わう「松浜二・七の市」でお店の人とおしゃべりしながら買い物を楽しみ、松浜の鎮守「松浜稲荷神社」をはじめ、水上交通の要衝として、また漁業町として発展してきた地域の歴史を伝えるさまざまな足跡をめぐります。
「松浜稲荷神社」は、松浜で一番の高台にあり、神社から続く正面の坂道からの景観は映画のワンシーンのようです。もともと港の灯台のあった「あかしあ公園」は小高い丘の上にあり、阿賀野川や日本海、新潟空港などが一望できます。
コース
松浜市場→徒歩(10分)→松浜稲荷神社(村山徳次郎頌徳碑・一等三角点)→徒歩(10分)→あかしあ公園→徒歩(30分)→西郷隆盛宿営地の碑など→徒歩(5分)→松浜本町商店街(お買いもの・こらぼ家)
所要時間:3時間
交通手段の例:バス(新潟交通の松浜行き路線に乗り、本町1丁目などで下車)
スポット詳細
松浜市場
毎月2・7・12・17・22・27日に開かれる松浜市場は、約400メートルにわたって露店が並びます。新鮮な地場野菜や鮮魚・海産物など品揃えが豊富です。お店の人とお話ししながら楽しくお買い物をすることができます。
松浜稲荷神社
松浜で一番の高台にあり、この地域の産土神として地域の人びとの信仰を集めています。社殿裏手には、新潟市で唯一の一等三角点があります。境内には松が生い茂り、阿賀野川河口や松浜橋を望むことができます。
あかしあ公園
もともと港の灯台があった小高い丘にある公園です。東屋からは、天気の良い日には角田山、弥彦山などが一望でき、新潟空港に離着陸する航空機を間近で見ることができます。ゆっくりと佐渡島に沈む真っ赤な太陽がおすすめです。
松浜本町商店街
新潟交通バス停「本町1丁目」のある通りです。第四北越銀行松浜支店様前に、無料休憩所「こらぼ家」があります。お買いものや町歩きの休憩にご利用ください。
2 よりなせや“在郷町葛塚”と北区の自然あふれる癒しスポット巡りコース!
葛塚市場
福島潟
高森の丘
古くからの市街地で、「葛塚五・十の市」が開かれる“在郷町葛塚”と福島潟をはじめとした自然の癒しスポットを巡るコースです。
葛塚地区は、福島潟や新井郷川による河川交通の物流集積地として栄え、かつては河川蒸気船が走っていました。約260年の長い歴史を持つ「葛塚市」とともに歩んできたまちには、市場にまつわる神社や史跡などが多くあり、歴史を感じるまち歩きをお楽しみいただけます。
見渡す限りの田園風景のなかにある自然の宝庫「福島潟」では、四季折々の自然の景観をお楽しみいただけます。福島潟は、春には一面の菜の花が広がり、夏には巨大な葉を広げるオニバスが見ごろで、日本北限の自生地となっています。秋には恒例の「福島潟自然文化祭」が開催され、3000個のLEDライトで灯された渡り鳥をかたどった「雁迎灯」が出迎えてくれます。冬には国内最大の飛来数を誇るオオヒシクイを見ることができます。
717年創建と伝えられる高森の丘にある稲荷神社の境内には、推定樹齢1200年の目通り周りが県内で2番目に大きい「高森の大ケヤキ」があります。境内には展望台もあり、阿賀野川の広々とした流れを望むことができ、悠久の歴史ある自然の力を感じ癒されます。
お昼は葛塚の割烹や洋食店、地場野菜を使ったイタリア料理店などで美味しい料理をご堪能ください。
コース
葛塚市場→車(10分)→福島潟周遊散策→ビュー福島潟見学→車(10分)→ランチ→車(10分)→十二潟→車(10分)→高森の丘(高森の大ケヤキ・稲荷神社・薬師堂)
所要時間:4時間
交通手段の例:自家用車
スポット詳細
葛塚市場
毎月1・5・10・15・20・25日に開かれる葛塚市は、採れたての地場野菜、新鮮な魚介類、旬の果物や生花、野菜の種苗や衣料品などの店舗が並び、町を賑わせます。
水の公園福島潟(外部サイト)
福島潟は新潟市の東方に位置する湖沼です。面積は271ヘクタールあり、潟と名のつく湖の中では新潟県内で最大です。五頭連峰を映す湖面と鳥や花や人が一体となって織りなす四季折々の新潟の原風景を今に残しています。
十二潟
古阿賀とも呼ばれ、阿賀野川の乱流蛇行によってできた三日月湖。広さは約6ヘクタールで上池、中池、下池に分かれています。昔は潟の幅が約87メートルもあったと言われ、対岸まで張った縄を手で操りながら舟で往来し、ヒシ採りやフナ釣りも行われていました。ヒシのほか、希少なアサザやガガブタなどの水生植物が群生しています。
高森の丘
高森の大ケヤキ
「高森の丘」の稲荷神社横にある大ケヤキは、推定樹齢1,200年、高さ約20メートル、根回り12.4メートルとまさに王者の風格。県指定天然記念物。昔から地元高森のシンボルとして親しまれています。
高森稲荷神社
717年(養老元年)の創建と伝えられ、現在の社殿は1860年建立と伝わっています。社殿隣の舞殿では、祭礼のときに高森いざや神楽が奉納されます。
高森薬師堂
越後の名薬師と言われる薬師如来が祭られています。諸説ありますが、持統天皇時代に唐の高僧が暴風雨に遭い、この地に漂着し、持っていた薬師如来を安置したのが始まりと言われています。盛衰を繰り返し、1704年にお堂を再興。1974年に前年に火災で焼失した薬師堂が再建されました。
3 季節ごとの楽しみたいイベントなど
菜の花の黄色じゅうたん
4月中旬から5月初旬 福島潟の満開の菜の花畑
福島潟の春といえば、一面黄色に染まる菜の花畑のじゅうたん。心が躍ります!!
小さな花をつける水生植物。アサザ(左)とガガブタ(右)
7月~9月:十二潟のアサザ
7月~10月:十二潟のガガブタ
オニバスの葉
8月~9月 福島潟のオニバス
オニバスは、日本の水生植物の中で一番大きな約2メートルの葉をつける一年草です。現在、全国で70か所程度しか生息が確認されない希少な植物であり、福島潟が日本自生の北限です。
葛塚まつり(灯籠押し合いの様子)
9月5日 豊栄大民謡ながし、9月6日から8日 葛塚まつり
9月5日から9月8日にかけて、旧豊栄市街地を舞台に葛塚まつり・豊栄大民謡ながしが開催されます。
最大の見物は、9月8日夜の灯籠入舞(灯籠押し合い)!県内外から多数の見物客が集まります。
9月:福島潟自然文化祭(外部サイト)
3000個のLEDライトで飛来するオオヒシクイを描く“雁迎灯”は見ものです。
北区の鳥“オオヒシクイ”
10月から3月 福島潟で越冬するオオヒシクイ
オオヒシクイは、国の天然記念物に指定されています。福島潟は日本一のオオヒシクイの越冬地であり、9月下旬から飛来し始め、5000羽以上のオオヒシクイが越冬し、翌年3月には故郷カムチャツカへ2400キロの道のりを旅して帰ります。
4 ほかにもたくさん北区の楽しみ方!
きれいな風景写真を撮りたい!
北区には、美しい自然や人びとの営みがあふれています。ぜひお気に入りのスポットを探して写真撮影をお楽しみください。
阿賀野川
雁迎灯のあかり
泰平橋
夕日
島見緑地
濁川公園
一面の菜の花や趣のある雪景色はもちろん、希少な動植物が見られる福島潟は写真愛好家に大人気!!
あかしあ公園
夕日が佐渡島に沈む様子、新潟空港に降りていく飛行機など、あかしあ公園ならではの貴重な一瞬をとらえてみてください。
福島潟をもっと楽しみたい!
ビュー福島潟、福島潟の自然に詳しいレンジャーさんから、館内や園内の案内をしてもらえます。
詳しくはビュー福島潟(外部サイト)(電話:025-387-1491)へお問い合わせください。
※ビュー福島潟4階以上入館者に限ります。
菱風荘では、福島潟のヨシという植物を使った「紙すき体験」ができます。(事前予約制)
詳しくは菱風荘(外部サイト)(電話:025-388-5314)へお問い合わせください。
蔵の宿「菱風荘」は福島潟より最も近い年中無休の宿泊施設です。福島潟の豊かな自然や野鳥の観察・写真撮影・観光などで訪れる拠点として、安価で利用ができるよう設置された施設です。
北区の歴史探訪に触れたい!
太郎代の天曝観音(南浜地区)
風もないのに御堂の屋根が飛散し、幾度建て替えても同じことを繰り返したため、雨ざらしにすることにしたという観音像。越後三十三観音札所の番外。
太古山日長堂(濁川地区)
かつて新崎開拓7人衆の一人で、名主の古山家の邸宅。木造平屋建ての母屋「日長堂」は宝暦年間(1751~64)の建造と言われています。(国登録有形文化財)
松潟大地蔵(濁川地区)
松潟鉄相寺門前に1843年に安置された地蔵尊。汗かき地蔵とも呼ばれており、「地蔵様が汗をかくときは何か事故が起きる」と言われ、1964年の新潟地震の前にも汗をかいたのが確認されています。
新発田街道(木崎街道)
新発田街道は新発田城下と沼垂、新潟の湊を結ぶ道でした。北区の笠柳~横井~内島見~木崎~木伏~新崎を通ることから“木崎街道”とも呼ばれています。新潟と新発田の中間に位置する木崎は、江戸時代から交通の要所で、宿場町として栄えました。
葛塚石動神社(葛塚地区)
神社の建つ丘は、「葛塚」の地名発祥の地です。かつて葛や藤が生い茂り、人びとが「葛塚」と呼んでいたため、村になったと伝えられています。葛塚の歴史とともに歩んできた神社で、社殿は1796年に建てられたものです。(国登録有形文化財)
葛塚稲荷神社(葛塚地区)
1733年頃に小さな祠が置かれ、1750年に村の守り神となったと考えられています。現在の社殿は、1815年再建されたもので、当時の様式を残す神社です。毎月9月には葛塚まつりが行われ、境内では「他門神楽」奉納や勇壮な灯篭押し合いが行われ、多くの人で賑わいます。(国登録有形文化財)
開市神社(葛塚地区)
1761年葛塚市の開設に尽力し、用水の確保など葛塚の発展に大きな役割を果たしたのが、葛塚の庄屋遠藤七郎左衛門宗寿です。宗寿を1863年に祭ったのが開市神社の始まりです。宗寿のほか、開市神社には村政に尽くした七郎左衛門国忠、幕末に北辰隊隊長として活躍した七郎昭忠の遠藤家の3人が祭神として祭られています。
葛塚古峯神社(葛塚地区)
1878年に発見された木像を祭ったのが始まりで、火難除けの神として信仰されています。ほとんどがケヤキで造られた社殿は、いたるところに装飾的な彫刻が施されています。彫刻を保護するため、社殿には覆屋が作られ、普段は覆屋越しにしか見ることができませんが、毎年6月16日の祭礼では覆屋の戸が開かれます。
北区郷土博物館
常設展示「阿賀北の大地と人々のくらし」がリニューアルオープンし、地域の生い立ちや歴史、文化などを紹介しています。水と闘いながら水の恵みも受けた人々のくらしを、農具や漁具を通して見ることができます。そのほかにも、発掘された石器や土器、木崎村小作争議などの歴史、太丘焼(陶磁器)を展示しています。
外で元気いっぱい遊ぼう!
島見浜海水浴場
新潟東港に近い海水浴場です。約900メートル続く長い海岸線で広々遊べます。
海辺の森(外部サイト)
キャンプ場と展望塔があります。キャンプの道具を借りることもできます(有料)。
遊水館(外部サイト)
ジャグジー・採暖室なども備えた通年営業温水プールです。夏場は屋外プールでウォータースライダーが楽しめます。
北区のおいしい農作物がいっぱい!
周辺観光情報
ショッピングだけでなく、せんべいの手焼き体験もできます!
日本唯一の1,000メートル直線コースを誇る、日本最大規模の競馬場。
道の駅発祥の地。
「美人になれる温泉」として有名。北区から車で約20分。
8800坪の広大な敷地である越後随一の豪農の館。北区から車で25分。
豪農・市島家のお屋敷。北区から車で約15分。