江南区役所だより 第374号(令和4年11月6日) 1ページ
最終更新日:2022年11月6日
【特集】安心して暮らせる江南区を目指して 支え合いのしくみづくり
問い合わせ 健康福祉課 地域福祉担当 電話:025-382-4346
市では、急速に進む人口減少や少子高齢化社会の中で、いつまでも住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるまちづくりのため、地域住民同士の支え合い、助け合い活動を支援しています。今号では、区内のしくみづくりや支え合い活動の様子を紹介します。
~支え合いのしくみづくり授業~
江南区内の各学校で、助け合いカードゲームを使って、「助け合いの大切さ」や、「住みやすい地域になるために自分達に何ができるか」を考える授業を行っています。授業には大勢の地域の方も参加し、楽しく「支え合い」を学ぶことができました。
この支え合いのしくみづくり授業は令和3年度から取り組んでおり、江南区内の中学校を始め、小学校にも取り組みが広がっています。
~地域の茶の間交流会~
「地域の茶の間」とは、子どもから高齢者まで、障がいのあるなしに関わらず誰もが参加できる居場所です。
江南区内の各地域では、地域の茶の間を運営している団体同士の交流を目的に、「茶の間交流会」を開催しています。コロナ禍でも工夫しながら
取り組んでいることや、運営する上で日頃から気をつけていることなど、様々な意見交換を行い、地域の茶の間の運営に活かしています。
~見守りの取り組み~
支え合いのしくみづくりでは見守りの意識を高め、隣近所が気軽に声を掛け合える安心な地域づくりをすすめています。
曽野木・両川地域では、自治会と相談しながら見守りチェックシートを配布しています。チェックシートには自治会長と支え合いのしくみづくり推進員の連絡先を記載して、必要時に相談体制がとれるよう連携しています。
このような取り組みが各地域に広がっています。
見守りチェックポイント
- 郵便物や新聞が溜まっている
- カーテンが閉まりっぱなし・開けっ放し
- 洗濯物が干しっぱなし
- 夕方になっても室内の明かりが見えない
- 朝まで室内の照明が点きっぱなし
- 見慣れない人が出入りしている様子がある
- 敷地が草やゴミで荒れている
- 電話や訪問に応答がない
- 回覧板が止まったまま
- 家に閉じこもりがち
- 具合が悪そう、沈んだ表情をしている
- 服装が乱れている
~支え合いのしくみづくり研修会~
江南区内の各地域では、地域の茶の間やゴミ出し支援、除雪支援、買い物支援など住民同士の助け合いの取り組みを進めています。
市内の実践的な助け合い・支え合いの取り組みを知ることで、これからの活動の参考にするため、支え合いのしくみづくり研修会を開催しました。地域課題、取り組みなどについて意見や情報交換をし、各地域の取り組みに活かしています。
支え合いのしくみづくりって?
地域での支え合い活動を進めるために「支え合いのしくみづくり推進員」を江南区全体と3つの中学校区(圏域)ごとに配置しています。推進員や区と区社会福祉協議会などが連携して、地域の取り組みを支援しているほか、さまざまな団体で構成する「支え合いの しくみづくり会議」を開催しています。