江南区役所だより 第427号(令和7年1月19日) 2ページ
最終更新日:2025年1月19日
冬は火災が多発!命を守る江南消防署職員に密着
冬は、暖房器具などの火を使用する機会が増え、空気が乾燥していることから、火災の発生が増える季節です。安全を守る江南消防署の職員に、この時期特に気を付けるべきことや、心掛けを聞きました。
江南消防署特別救助隊 外角(そとがく)さんに聞きました
普段、どのようなお仕事をしていますか?
特別救助隊員として勤務し、火災、救助、救急など様々な災害に出動しています。特別救助隊は、市内に4隊あり、特殊な資機材を使用して、より複雑な事態に対応しています。
消防職員になったきっかけは?
小学4年生のときに中越地震が発生し、避難先で不安な中、消防士の方が優しく対応してくださったことから、目指すようになりました。
普段心掛けていることはありますか?
私たち消防職員は何度も火災を経験します。しかし、市民の皆さま一人一人の人生に、火災は一度あるかないかの経験です。いつでも100%の仕事ができるように、日々、訓練を行っています。
やりがいはありますか?
市民の方に「ありがとう」と感謝の言葉をいただいたときは、期待に応えられた、と嬉しい気持ちになります。
皆さんへのメッセージ
冬は、火災が多く発生する季節ですが、ちょっとした心がけで予防することができます。ぜひ、命を守るために、注意して過ごしてください。
訓練の様子
消防職員の仕事
火災予防
消防用設備などの検査をしたり、火災の原因を調査し、予防啓発を行います。
消防隊
消防車で火災現場に出動し、消火活動をします。
救助隊
火災のほか、交通事故や海・川での事故現場に出動し、人を助けます。
救急隊
病人やけが人の手当をしながら病院に搬送します。
全国消防救助技術大会で入賞
外角さん率いる特別救助隊4名が、8月に千葉県市原市で開催された同大会のロープブリッジ競技で、全国入賞しました。この競技は、対岸に取り残された要救助者を、安全・確実・迅速に助ける競技です。チームは、ミスなく競技を終えたことが評価され、入賞という栄えある結果となりました。
暖房器具の取り扱いに注意!
江南区内では、令和6年に17件の火災が発生しました。
冬はストーブなどの暖房器具による火災が発生しやすくなります。日頃から注意を払って使用しましょう。
- ストーブの周りに燃えやすい物を置かない
- ストーブの近くに洗濯物を干さない
- 火を付けたままでの給油は絶対にしない
- 寝るときは必ず火を消す
レンズでキャッチ
江南区スポーツ表彰式 全国大会出場選手らを表彰
12月14日に、全国大会に出場するなどスポーツ分野で活躍した選手や指導者を表彰する式典が開催されました。
個人表彰では卓球、水泳などの全18競技で49名が表彰され、その中でもベスト4以上となった8名の選手に最優秀競技者賞が贈られました。
団体競技では、新潟明訓高等学校陸上競技部とミニバスケットボールチームfighting girls KAMEDAの2団体が表彰されました。表彰された皆さま、おめでとうございます。
~農と食を巡る~江南区バスツアー 亀田郷の歴史と江南区の今を学んだ1日
11月23日に、「今日は一日袋津三昧実行委員会」によるバスツアーが開催されました。
当日は29人が参加し、亀田郷土地改良区と芦沼館で亀田郷の歴史や当時の様子を学びました。続いて、あけぼのクラブでは、ヒラタケやなめこなどの生産現場を、ロイヤルヒル ホルスタインズでは、牛舎やチーズ工房を見学しました。また、塚田牛乳では、工場見学や牛乳の飲み比べも行いました。
最後に袋津のまち歩きを行い、参加者は1日を通して江南区の食と農について楽しく知識を深めることができた様子でした。
牛舎の見学