江南区役所だより 第431号(令和7年3月16日) 2ページ
令和6年度男女共同参画地域推進員企画事業
若い世代の意見を取り入れ、誰もが活躍できる地域に
問い合わせ 地域総務課(電話:025-382-4619)
市民一人ひとりが社会のあらゆる分野に主体的に参画していくためには、性別や年齢にかかわらず、個性と能力を十分に発揮できるようにすることが大切です。
男女共同参画の推進員が、これまで江南区で実施してきた事業を振り返りながら座談会を行い、誰もが活躍できる地域づくりについて話し合いました。座談会の様子は、ホームページにも掲載しています。
参加者
アドバイザー
指田 祐美さん
(NPO扉 代表)
土田 進也さん
(推進員)
田村 智江さん
(推進員)
今井 麻奈美さん
(推進員)
学校生活における男女の平等感は、他の分野よりも高い
男女の地位の平等感は、家庭生活や政治など、他の分野と比較して高い状態となっています。
男女の地位の平等感
- 学校生活45.8%
- 家庭生活32.9%
- 地域社会29.1%
- 職場22.6%
- 法律や制度29.8%
- 社会通念や慣習・しきたり9.3%
- 政治10.4%
(新潟市「男女共同参画に関する基礎調査」)
何か理由があるのでしょうか?
【Point 1】「好きなものを選ぶ」という”当たり前”を受け入れる空気感や文化
昨年度に実施したパネルディスカッションで大学生2名から話を聞いたとき、「普段からメイクをする男子が増えている」というお話もありました。
大学生を招いたパネルディスカッション(R5)
今はSNSでも男性のメイク動画が流行っていますね。
制服も、女子がパンツスタイルを選べる学校が増えてきたようです。
【Point 2】性別に関係なく仲が良く、意見を言い合える雰囲気
小中学校で様子を見ていると、男女関係なくとても仲が良い印象を持っています。
話し合いでも、女子が仕切り役をしていることがありますね。私の近くの学校では、生徒会役員や応援団長を女子が務めていて、新鮮に思えました。
【Point 3】男女共同参画に配慮した教育の浸透
今は男女混合名簿や、性別に関係なく「さん」をつけて呼ぶようになっていますよね。
以前、横越小学校の5年生に講義をした時にも、職業の視点から、「男らしさ」「女らしさ」に捉われない「自分らしさ」について考えてもらいました。
横越小で実施した授業(R3)
新潟市では、男女平等教育パンフレットを使った授業の実施率はとても高く、こどもの頃から男女平等の考え方に触れる機会が設けられています。
誰もが活躍できる地域にするために
若者の意見を取り入れよう
若者は、大人が思いもよらない、あっと驚くような意見を言ってくれます。高校生や大学生にも地域の会議に参加してほしいですね。
そうした意見を地域の大人が受け止め、取り入れていくことで、活力のある地域づくりにつながると思います。
令和4年度に自治会・町内会長を中心に実施したワークショップでも、「女性や若い人を巻き込んだ自治会づくりが大切」という気づきがありましたね。
自治会長などを対象にしたワークショップ(R4)
テクノロジーを活用して、場所や時間の壁を乗り越えよう
地域の集まりは夜に開催することが多く、夕食や家事の時間と被ることから、参加しづらい方もいます。
メッセージアプリやビデオ通話などを活用することで、場所を問わず参加できますよね。
重要な時は、対面で顔を合わせることも必要だと思いますから、状況に応じた使い分けが大切ですね。
今のこどもたちのように、性別や年齢などに関係なく、普段から色々な人と仲良くなって、意見を言い合える関係性を築いていくことが、多様性につながると思います。
レンズでキャッチ
亀田地区を拠点に活動
ミニバスチームが男女ともに全国大会出場
昨年12月に行われたミニバスケットボールの県大会で、区内で活動するチームが男女ともに優勝し、2年連続で全国大会への出場を決めました。
男子「BOMBERS」は亀田東小学校、女子「fighting girls KAMEDA」(FGK)は亀田小学校を拠点に、日々練習に励んでいます。
3月3日には、両チームの選手が江南区役所を訪れました。BOMBERSキャプテンの島さんは「チーム一丸となり、自分たちらしさを忘れずに全勝を目指したい」、FGKキャプテンの大瀬さんは「1試合でも多く勝てるよう、力を合わせて最後まで全力で頑張りたい」とそれぞれ熱い意気込みを語りました。
区長は、「サポートしてくれた周囲の方々への感謝を忘れずに、全国の舞台で思う存分、力を出し切ってください」と激励の言葉を贈りました。
「第56回マクドナルド全国ミニバスケットボール大会」は、3月28日(金曜)から31日(月曜)に東京で開催されます。両チームの活躍に期待しましょう。
【募集】きらとぴあ(江南区社会福祉センター)10周年祭
音楽イベント、福祉施設の雑貨販売、フリーマーケットなどに加え、亀田西コミ協と亀田西中学校の縁日や、亀田小学校6年生がクラウドファンディングで制作したカードゲーム「地域王亀田版」の体験もできます。ぜひご来場ください。
日時
3月22日(土曜)11時から15時
問い合わせ
同館(電話:025-382-9333)
【くらし】区民生活課・健康福祉課の臨時窓口を開設します
この時期は、平日の窓口が大変混み合います。臨時窓口をご活用ください。本人確認には、身分証明書が必要です。
住所変更などの手続きには、変更する全員分のマイナンバーカードと暗証番号の入力が必要です。詳細は市ホームページから確認してください。
日時
3月30日(日曜)、4月5日(土曜)9時から17時
開設窓口 | 取扱業務 | 問い合わせ |
---|---|---|
区民生活課 | 戸籍謄本・住民票の写しなど各種証明書交付(広域交付は取り扱いなし)、印鑑登録、住民異動届、戸籍届、国民健康保険の加入・脱退・保険料の相談、ごみ・し尿などの相談・受付など | 同課 区民窓口係 (電話:025-382-4203) |
健康福祉課 | 障がい福祉、介護保険、高齢者福祉、児童福祉、母子・成人保健サービスの相談・受付など | 同課 障がい福祉係 (電話:025-382-4396) |
※一部取り扱わない業務もあります。横越出張所、各連絡所では実施しません。
※前住所地でマイナンバーカードなどを利用して転出手続きを行った場合、臨時窓口では手続きできないことがあります。