若い世代に知ってほしい!プレコンセプションケア

最終更新日:2024年9月9日

プレコンセプションケアとは

プレ(前)コンセプション(妊娠)で、「妊娠前のヘルスケア」という意味です。
男女を問わず、若い世代が正しい知識を得て、将来のライフプランを考え、日々の生活や健康と向き合うプレコンセプションケアの取り組みは、健やかな妊娠・出産のみならず、次世代を担う子どもたちの健康にもつながります。

なぜ今プレコンセプションケアが必要なの?

1.リスクのある妊娠の増加
女性のやせや肥満は、心身の不調を招くだけでなく、切迫早産や低出生体重児といったリスクのある妊娠の原因になります。
妊娠前にリスクを減らしていくことが、健やかな妊娠・出産や生まれてくる赤ちゃんの健康につながります。

2.不妊の増加
月経不順や月経痛などの月経トラブルの放置が将来の不妊の原因になることがあります。
また、不妊の原因の半分が男性にもあるといわれています。
妊娠や出産に関する正しい知識を得て行動し、将来の不妊のリスクを減らすことが大切です。

3.人生100年時代を生きるために
人生100年時代を迎えたいま、自分らしく生きるために、若いうちからの良い健康生活の積み重ねが大切です。

【5つのプレコンAction】 ~できるものからひとつずつ行ってみましょう~

【Action1】今の自分を知ろう
男女の生物学的なからだの機能の違いを理解しましょう。
適正体重「BMI:体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)=18.5以上25未満」を維持しましょう。
筋肉を増やして、体力・代謝を高めましょう。1週間あたりの運動量は150分ほどが目安です。
自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
【女性】基礎体温を測定し、自分のリズムを知りましょう。

【Action2】生活を整えよう
1日3食きちんと摂り、主食・副菜・主菜・乳製品・果物をバランスよく食べましょう。
妊娠を希望する女性は、しっかりと葉酸を摂取しましょう。
危険ドラッグ・有害物質は、絶対にやめましょう。
禁煙しましょう。
節度のある適度な飲酒量を心掛けましょう。

【Action3】検査やワクチンを受けよう
性感染症の正しい知識や予防法を身につけましょう。
風疹抗体価をチェックし、必要ならばワクチン接種しましょう。
健康診断、がん検診を受けましょう。

【Action4】かかりつけ医を持とう
婦人科、歯科などかかりつけ医を持ちましょう。

【Action5】人生をデザインしてみよう
あなたの「理想の人生」について考え、それを実現するために必要なことについて考えてみましょう。 

栄養バランスのよい食事

プレコンセプションケアを知ろう!

まずはチェックシートの当てはまる項目を1つずつ増やしていきましょう。
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。プレコンセプションケア・チェックシート【女性】(国立成育医療研究センター)(PDF:825KB)
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。プレコンセプションケア・チェックシート【男性】(国立成育医療研究センター)(PDF:823KB)

もっと具体的に知りたいときには、下記のホームページを参考にしてください。
プレコンノートをダウンロードできます。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。「プレコンセプションケアセンター」国立成育医療センター(外部サイト)

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こども未来部 こども家庭課

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