先輩パパの育休体験記

最終更新日:2024年6月5日

新潟市男性の育児休業取得促進事業奨励金を利用した先輩パパに育児のこと、家庭のこと、仕事のことなどをお聞きしました。
※このページの内容は奨励金の制度の利用者からいただいた「育児休業に関する体験記」を元に作成しています。

育休を取得したきっかけは?

  • 妻が仕事で出張などが多く家に帰ってこられない時期があるため。(30代、243日間取得)
  • この先何年も続く育児の負担が妻に偏りすぎるのを防ぐため。妻の手伝いとしてではなく私自身が主体的に育児に取り組むため、特に最初の1か月は親として成長するうえで重要な期間だと思った。(30代、32日間取得)
  • 上の子の通園のため里帰りできず、親族からのサポートを得にくいため。次世代の育休取得のベース作り、会社のイメージアップのため。(30 代、39日間取得)
  • 出産は二人目で妻は慣れていたものの、長男の赤ちゃん返りもあり体調を崩してしまったため。管理職をしていたこともあり、休めないと決めつけていた部分もあったが、会社として受け止めてもらえたことが大きかった。(30代、188日間取得)

家事・育児はどうしてる?

家事・育児の分担について

  • 家事は分担せず、「気づいた方」「育児が早く終わった方」がやるという自然の流れに。家族を「チーム」として捉え、お互いに「ありがとう」の言葉を掛け合い、普段の家事が当たり前にならないようにした。(30代、359日間)
  • 分担すると「やらなければならない」と負担に感じてしまうため、都度必要な家事・育児を協力して実施した。できることからやろうということ、互いに無理はしないことを決めた。(30代、188日間取得)
  • お互いの睡眠時間を確保するためにシフト制を組み、夜間は主に夫が別部屋で子どもを見ることにした。(40代、47日間取得)
  • 出産後の母体回復を最優先にしてほしい旨を妻に伝え、授乳以外の家事育児を夫が担当した。(30代、33日間取得)

気持ちの変化

  • 育児休暇を終えてまずは「大変」の一言。やってみなければわからない部分はすごくあった。同時に「感謝」。互いにありがとうと伝え合う機会が増えた。こどもと向き合う時間も格段に増えて関わり方も変わった。(30代、188日間取得)
  • 新生児育児は、子を生かすために相当な気力と体力を要する。健康な男性であっても体力的に辛い場面があった。産後のダメージを負った女性だけで行うのは、相当に大変だと感じた。(30代、33日間取得)
  • 妻も私も育児1年生。一人で抱えきれないくらいの悩みがあった。これらの悩みを妻とともに共有し問題解決の方法を話し合い、試行錯誤しながら解決してきた。育児休業を取らなければ、これほど真剣に妻と一緒に悩みを共有できなかったと思う。(30代、359日間取得)

育休前後の仕事のやりくりは?

仕事の引継ぎ

  • 出産予定日の半年以上前から、育児休業を取得する旨上司に相談を行い、休業期間に仕事が重なることがないように配慮していただいた。仕事を残すことがないように、速やかに処理するよう、日々心掛けた。(30代、84日間取得)
  • 妊娠した段階で育児休業の取得について相談していたこともあり、トラブルなく引継ぎができた。(30代、243日間取得)
  • 私が一人で担当していた作業の担当者が増えたので、時間をかけて仕事を教えながら自然に引き継ぐことができた。引継ぎ担当者が仕事に慣れた頃合いに育休取得となったので、安心して育児に取り組むことができた。(30代、32日間取得)

復帰後の職場環境など

  • 周囲のサポートもあって(事前の引継ぎなど)不足していたことを補うことができた。初めての長期間の休みで、店舗との関わり方や復帰後の接し方に戸惑いがあった。(30代、188日間取得)
  • 上司、同僚に色々と気にかけて業務をまわしてもらえたおかげで、特にトラブル無く育児休業を終え復帰することができた。(40代、47日間取得)
  • 休業中の給与補償の制度改革は進んでいるが、企業側は取得の制度をただ確立するだけではなく取得を後押しする「雰囲気作り」が非常に重要だと思う。私の場合は、復職後も温かく迎え入れてもらった。(30代、84日間取得)

家事・育児・育児休業について思うこと

  • 職場環境や業種によっては、長期の育休をとることに抵抗がある方は多くいると思う。生涯に何度もない貴重な経験ができるので、是非お勧めしたいと思う。(40代、47日間取得)
  • 一人で育児をしていると、一日誰とも会話をしていないことが多々ある。仕事が始まってからは育児に参加できる時間がとても少なくなったが、話を聞いてくれるだけでも立派な育児だと言ってくれる妻に感謝している。(30代、359日間取得)
  • 社内外含めた周囲の方々の男性育児休業に対する考えを聞く機会が何度かあった。概ね好意的なものだったが、「自分の状況では無理、居場所がなくなる」「仕事休んだら昼間結構、時間あるでしょう」といった内容の話もあり、まだまだ男性育児休業への認識不足などハードルは高いと感じる場面もあった。(40代、31日間取得)
  • 周囲からは、仕事を休む不安、「旦那さんが育休なんて信じられない」、「すごい」、「えらい」、と様々な反応がある。妻は当たり前にやることを、夫がやればえらい、と。その反応も正直複雑だった。(30代、188日間取得)

妻からのコメント

     

  • 夫が家事を行ってくれたので、しっかりと休息ができた。産後は上の子のメンタルケアも重要だと感じていたが、親がゆとりを持つことでしっかりと向き合うことができた。ママ一番!だった上の子だが、今では常に後ろについて歩くくらいパパとの関係が深まったなと実感している。
  • 夫も初めてのことばかりで大変だったと思うが、二人で協力して育児に取り組むことができた。子ども達も夫のことが大好きで、育休が明けた今でも家族仲良く過ごしている。
  • 嬉しかったのは、寝不足の時に夜の育児を代わってくれたこと。一人ではないという、気持ちの面で支えてもらった。家事・育児を女性主体ではなく共有することで、お互いの大変さに共感できたことも大きい成果だと思う。
  • 初めての出産から育児でいろいろと不安だったが、いつもそばにいてくれたので、家事の協力や一緒に考えながら子育てできるのはとても心強かった。

育児休業体験記

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