ワーク・ライフ・バランスとは

最終更新日:2017年2月22日

かつては夫が働き、妻が専業主婦として家庭や地域で役割を担うという姿が多く、それを前提とした社会制度が構築され、男女の固定的な役割分担意識も形づくられてきました。しかし現在は、核家族化の進行、勤労者世帯の過半数が共働き世帯になるなど人々のライフスタイルも多様化しています。出産・育児、介護などのライフイベントに直面し時間制約を抱える人の増加など社会の変化に対応するため、従来の働き方を見直し、多様な働き方を可能とする必要があります。

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)とは

一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できることをいいます。

ワーク・ライフ・バランスを推進するメリット

個人にとって

ワーク・ライフ・バランスが実現すると、自分の望むバランスで「仕事」と子育てや親の介護、地域活動等の「仕事以外の生活」に取り組むことができます。子どもと過ごす時間が増えたり、地域活動や趣味、自己啓発等に取り組むことができたりすることで、仕事以外の生活の満足度がアップし、日々の生活が充実します。さらに生活にメリハリがつくことで、仕事に対するモチベーションが向上したり、家事・育児・介護や地域生活での多様な経験を仕事で活かすことができたりといった好循環を生み出します。

企業にとって

ワーク・ライフ・バランスの取組を進めることにより、業務改善・見直しによる業務の効率化に加え、多様な働き方が可能な職場環境や健康面での不安の少ない職場環境が整備されることなどから、「経営戦略」であると考えられます。従業員の満足度・意欲、健康状態が向上し、就業が継続されることにより定着率が向上するとともに、多様で優秀な人材の採用・登用が促進されます。人材の確保・定着が進めば、習熟度の向上や技能の蓄積などを通じた人材のさらなる高度化や、多様な視点を持つ柔軟な組織の構築などが図られ、生産性の向上にもつながります。

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