新潟市海辺の森風力発電事業について
最終更新日:2024年7月22日
新潟市では平成24年3月に策定したスマートエネルギー推進計画に基づき、再生可能エネルギーの導入を積極的に推進しています。
平成24年7月の再生可能エネルギー固定価格買取制度の開始により太陽光発電が注目を浴びましたが、一方で地域の多様な自然エネルギー資源を最大限活用することが求められており、冬に強い風が吹く本市においては風力発電のポテンシャルがあることから、重要な再生可能エネルギーと位置付け、その導入を図ることとしました。
その一環として、市有地において風力発電事業を行う事業者を公募により決定し、事業開始に向けた調整をしています。
現在の状況
建設工事を実施しています。
風車部材運搬のため、令和6年6月4日から8月1日(予定)の夜間(おおむね23時から翌4時)に交通規制を行う場合があります。
輸送ルート
事業の概要
- 事業用地 「新潟市海辺の森」(北区島見町字浜原1-135)内の一部土地、約12ヘクタール
- 計画出力 6,000キロワット(4,200キロワットの風力発電機2基を出力制御実施)
- 風力発電機 エネルコン社製
これまでの風力発電導入に向けた取り組み
これまで風力発電導入に向け、地元住民への説明や、事前調査として風況調査と自主的な環境影響評価(以下、「自主アセス」という。)を実施してきました。
平成24年度
- 5月~7月 風力発電導入可能性調査を実施 ⇒ 北区海辺の森を候補地として選定
- 8月~9月 北区海辺の森近郊の地元住民へ風力発電に向けた事前調査の実施について説明
- 1月~3月 環境影響評価方法書を作成(法に基づかない自主アセス)
- 3月~ 風況調査を開始(1年間の観測)
- 3月 地元住民を対象に他地域の風力発電見学ツアー開催
平成25年度
- 4月 地元住民を対象に環境影響評価方法書の説明会を開催
- 4月~3月 環境影響評価にかかる調査及び予測評価を実施
- 10月 地元住民を対象に調査結果中間報告会及び低周波音勉強会を開催
平成26年度
- 4月 事業用地の測量実施
- 6月 地元住民を対象に風況調査結果及び環境影響評価結果の説明会を開催
- 8月 風力発電事業を行う事業者の企画提案を公募
- 10月 日立キャピタル株式会社新潟法人支店、株式会社日立製作所新潟支店、日立キャピタル信託株式会社からなる共同企業体を最優秀企画提案事業者に決定
- 12月 事業者が地元住民を対象に、事業計画の説明会を開催
- 1月 事業者が地元住民を対象に、風力発電機の見学会を開催
平成27年度
- 4月~ 事業者が事業実施に向けて関係者と調整
平成30年度
- 1月 予定されていた日立製作所製風力発電機について、生産撤退が発表
- 1月~ 事業実施の方法について本市と事業者間で検討
令和2年度
- 2月~ 環境影響評価にかかる調査を開始
令和3年度
- 4月 事業を推進する事業者の決定(くろしお風力発電株式会社)
- 4月 事業者による環境影響評価手続き(法に基づかない自主アセス)の開始
- 4月 環境影響評価方法書の縦覧開始(令和3年4月30日~令和3年5月28日)
- ~2月 環境影響評価にかかる調査及び予測評価を実施
- 3月 環境影響評価準備書の縦覧開始(令和4年3月1日~令和4年3月31日)
令和4年度
- 5月 環境影響評価書の縦覧開始(令和4年5月2日~令和4年6月1日)
- 11月 事業者が地元住民を対象に、環境影響評価結果の説明会を開催
令和5年度
- 9月~ 事業者が周辺工事を開始
令和6年度
- 6月~ 事業者が風車本体工事を開始
問い合わせ先
環境部 環境政策課 ゼロカーボンシティ推進室
電話:025-226-1365
E-mail:kansei@city.niigata.lg.jp
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