「30by30」及び「自然共生サイト」について
最終更新日:2024年10月4日
30by30について
- 30by30(サーティ・バイ・サーティ)とは、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。
- 30by30目標は、2022年12月に生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において採択された新たな国際目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」や「生物多様性国家戦略2023-2030」にも盛り込まれています。
30by30の概要について(環境省ホームページ)(外部サイト)
30by30アライアンス参加団体一覧及び活動事例(環境省ホームページ)(外部サイト)
生物多様性条約第15回締約国会議第二部等の結果概要(外務省ホームページ)(外部サイト)
自然共生サイトについて
- 自然共生サイトとは、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を環境省が認定する区域のことです。
- 認定区域は、保護地域との重複を除き、「OECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)」として国際データベースに登録されます。
- このサイトには、以下の例のような場所のうち、生物多様性の価値を有し、事業者、民間団体・個人、地方公共団体による様々な取組によって、(本来の目的に関わらず)生物多様性の保全が図られている区域が、「自然共生サイト」の対象となります。
- 【例】企業の森、ナショナルトラスト、バードサンクチュアリ、ビオトープ、自然観察の森、里地里山、森林施業地、水源の森、社寺林、文化的・歴史的な価値を有する地域、企業敷地内の緑地、屋敷林、緑道、都市内の緑地、風致保全の樹林、都市内の公園、ゴルフ場、スキー場、研究機関の森林、環境教育に活用されている森林、防災・減災目的の森林、遊水池、河川敷、水源涵養や炭素固定・吸収目的の森林、建物の屋上、試験・訓練のための草原・・・
など多様な場所が該当します。
自然共生サイトの申請方法等(令和6年度後期分受付終了)
以下、自然共生サイトのホームページから現行の受付要領を抜粋して示します。詳細は、下記の自然共生サイト(環境省ホームページ)をご確認ください。
<令和6年度後期分申請受付期間(受付終了)>
令和6年度後期分:令和6年9月24日(火曜)~同年10月4日(金曜)17時00分
<申請受付にあたっての注意事項(受付終了)>
- 申請受付期間の途中で締め切ることはありませんが、令和6年度後期に審査可能な案件数に上限があるため、令和6年度後期分として審査することができない場合があります。
- 受付状況によっては、令和7年度から開始する生物多様性増進活動促進法に基づく申請に向けての御相談をさせていただき、法に基づく様式での申請書類作成を後日お願いする場合があります。
<申請書類及び提出方法(受付終了)>
申請書に必要事項を記入し添付書類を添えた上、電子メールにて下記、提出先に直接、電子ファイルを送付してください。申請書様式は、下記の自然共生サイト(環境省ホームページ)からダウンロードできます。
<提出・問合せ先(受付終了)>
令和6年度自然共生サイト認定運営事務局
連絡先:(TEL)03-6659-6781(MAIL)shizen_nintei@jwrc.or.jp
30by30 に係る経済的インセンティブ等に関する検討状況(環境省ホームページ)(外部サイト)
環境省ウェブマガジン「ecojin」掲載【自然共生サイトって何だろう】(環境省ホームページ)(外部サイト)
認定サイト一覧
国の自然共生サイトに認定されたサイト一覧について紹介しています。
新潟県内では、令和5年度後期に朝日城の森(長岡市)、令和6年度前期に雪国植物園(西陵の森)(長岡市)が認定されています。
令和6年度前期「自然共済サイト」認定結果について(環境省ホームページ)(外部サイト)