貯水槽の臨時点検について(施設管理者向け)
最終更新日:2024年1月5日
地震発生後は臨時点検を実施しましょう
地震・大雨等、水質に影響を与えるおそれがある事態が発生したときには、貯水槽の臨時点検を実施し、飲料水の安全を確認しましょう。
地下式貯水槽では特に注意が必要です
地下埋設式のコンクリート製貯水槽は、その構造上ひび割れや漏水等の点検が困難です。
また、貯水槽近くに汚水槽がある場合や貯水槽の上部を汚水管が通っている場合などは、施設の破損等により貯水槽に汚水が混入する可能性が高くなります。
点検により安全が確認されるまでは、飲用を中止し、施設利用者に水を飲まないよう周知してください。
水の点検項目
※余震が続く間は、毎日点検をするようお願いします。
蛇口から水を取って以下のことを点検してください。
- 色は無色ですか?
- 濁りはありませんか?
- 異臭はありませんか?
- 味に異常はありませんか?
- 異物は混じっていませんか?
- 残留塩素がありますか?(0.1mg/l以上)
貯水槽本体の点検項目
- 水槽周辺は清潔で、整理整頓されていますか。
- 汚染原因となるものはありませんか。
- 水槽にひび割れや水漏れはありませんか。
- 水槽内にサビや異物はありませんか。
- マンホール蓋に破損はなく、防水密閉できていて、きちんと鍵がかかっていますか。
- オーバーフロー管、通気管の防虫網は傷んでいませんか。
点検で異常が確認されたら
水槽本体の破損等により雨水等が混入する恐れがある場合には、応急処置を行った後、できるだけ早く修理してください。
また、人の健康を害するおそれがある場合は、直ちに給水を停止し、利用者に水を飲まないよう周知しましょう。
給水の再開は、水質検査で飲料水の安全を確認してから行ってください。
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