西区役所だより 375号(令和4年11月20日) 1ページ
最終更新日:2022年11月20日
あなたの支えで西区を住みよいまちに
問い合わせ 西区 健康福祉課 地域福祉・高齢介護グループ(電話:025-264-7315)
超高齢社会や核家族化が進み、困りごとを抱えたまま悩んでいる人がいます。いつまでも住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるまちづくりのため、地域住民同士での支え合い活動が大切です。今号では、支え合い活動に取り組む人たちを紹介します。
支え合い活動ってなんだろう?
支え合い活動は、地域住民同士がお互いに声をかけ合い、日常生活の困りごとの支援を行う活動です。西区内では、自治会やコミュニティ協議会などの地域団体や、有志団体の活動が広がっています。
この活動が「地域のつながり」を強め、住
みよいまちになっていきます。
主な活動例
地域で広がる支え合い活動 私たちが支えています
坂井輪中学校区まちづくり協議会
主な活動内容
ごみ出し支援「さかい輪ふれあい収集」
2つのチームで週に3回、利用者のご自宅を一軒一軒回って、ごみ出しの支援を行っています。有償で行っているので、気兼ねなく利用できると言われています。
活動を始めたきっかけは?
身近な生活の困りごととして、足腰が弱くなり、ごみ出しに行けないという声を聞き、支援を始めました。ご近所さんだからこそ頼みにくいという課題があったので、広域的に行う必要性を感じ、コミュニティ協議会の活動として行っています。
手がいっぱいでも断らない!
希望している人に支援の手をつなぐために、依頼があれば断らずに活動しています。玄関前のごみ収集ボックスに感謝の手紙が入っていることがあり、地域の支え合いは「地域のつながり」として大事な活動だと実感しています。
また、ごみがなくても必ず声をかけています。日ごろのつながりがあるからこそ、小さな異変に気付くことができ、いざという時にすぐに対応できます。
同協議会 梶原宜教(かじわらよしのり)さん
2チームで1日約70件の依頼を受けて活動しています
コミュニケーションサポート わんのみみ
主な活動内容
家事代行、通院の付き添い
介護認定を受けるまでのサポートや専門機関へのつなぎ役として、できる支援を行っています。
活動を始めたきっかけは?
ご近所で、一人暮らし世帯などが生活の手助けを必要としている声を聞き、無理のない範囲でやってみようと思いました。自分で抱え込まないために、団体を立ち上げ、有償で活動しています。
支え合い活動をする人が増えてほしい
支え合い活動をしていると、利用者から感謝されたり、何気ない一言に感動したりして、その時々で「心が動く」ことがあります。人の心の中の明るさや優しさに触れることが活動の原動力になっています。活動する時は地域包括支援センターなどの専門機関に相談するとよいと思います。多くの人と連携して住みよいまちになることを願っています。
同会 湯川美幸(ゆかわみゆき)さん
通院の付き添い 利用者からは「いつも助かる」という感謝の言葉が
地域の支え合いを考えてみませんか?あなたの支えを求めている人がいます
あなたの地域は、困りごとを気軽に相談し合える地域でしょうか?また、近所の人を支えたいけれど、どのように活動したらよいか迷っていませんか?
西区では、各地区を担当している支え合いのしくみづくり推進員が相談に応じています。また、支え合いの始め方や助成制度、取り組み事例などを掲載している「支え合いのしくみづくりガイドブック」も配布しています(区ホームぺージ(下の二次元コード)にも掲載)。ぜひ、ご活用ください。
支え合いのしくみづくり推進員に取り組みについて相談したい
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- 小針・小新圏域(関屋中学校区の一部を含む)(電話:025-201-1351)
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- 内野・赤塚・中野小屋圏域(電話:025-264-3377)
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- 西区健康福祉課 地域福祉・高齢介護グループ(電話:025-264-7315)
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