西区役所だより 379号(令和5年1月15日) 1ページ
最終更新日:2023年1月15日
地域の身近な相談相手 私たちが民生委員です!
問い合わせ 西区 健康福祉課 地域福祉・高齢介護グループ(電話:025-264-7315)
民生委員・児童委員(以下、民生委員)は、地域で支援を必要としている人のために、地域住民と関係機関とのつなぎ役として地域を支えています。昨年12月1日に、3年に1度の一斉改選を迎え、新たな任期が始まりました。今号では、その役割と民生委員の声をお届けします。
民生委員ってどんな人?
民生委員は、民生委員法に基づく民生委員と、児童福祉法に基づく児童委員を兼ねています。厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員であり、無報酬のボランティアとして活動しています。
西区の民生委員に活動について聞きました!
地域のつながりを大切にしています
青山地区 高橋 優美さん
どんな活動をしていますか?
高齢者のお茶の間サロンなどに月3回程度参加し、参加者の話に耳を傾けています。また、地域の行事などにも積極的に関わり、顔つなぎをしています。そこで支援を必要としている人がいたら地域包括支援センターなどの専門機関につないでいます。
地域の茶の間サロン
民生委員になってみて・・・
さまざまな活動をする中で、地域の人との何気ない会話が「地域のつながり」になると感じています。私自身も、とても大切なつながりができました。暮らしていく上で困ったことがあれば、一人で抱え込まず、気軽な気持ちで相談してください。
支援につなぎ、元気な姿を見ると喜びを感じます
内野地区 吉田 由美子さん
どんな活動をしていますか?
月に1回、70歳以上の高齢者の見守り訪問をして、会話や生活の様子に少しでも異変がないか気にかけています。また、年に3回、高齢者の集いの場「ふれあい会」を企画し、落語や保健師による健康体操などを行っています。
見守り訪問でコミュニケーション
民生委員になってみて・・・
支援が必要な人と一緒に専門機関に相談する中で、知識が豊富になりますし、講演会などに参加すると、とても勉強になります。そして何より、サービスを受けてよかったと笑顔で言われた時はとてもうれしい気持ちになります。
地域包括支援センターなどの専門機関につながります
地域包括支援センター五十嵐 鈴木さん
自分から「助けて」が発信できない人と私たちをつないでくれる民生委員の皆さまのおかげで、きめ細やかな対応ができています。つないだ後も私たちと一緒に支援を継続するため、一つのチームになっています。さらに、自治会や要支援者のご家族と私たちを結びつけてくれるのでチームの輪が大きくなっています。
地域の民生委員を知りたいときは?
高齢者や障がいのある人への支援が必要なときや、子育てや介護で不安や心配ごとがあるときは、お住まいの地域の民生委員へお気軽にご相談ください。相談した人の秘密は固く守られます。地域の民生委員を知りたい場合は、お問い合わせください。
相談できる
から安心
西区 健康福祉課 地域福祉・高齢介護グループ 電話:025-264-7315