第303号(令和元年11月17日)1ページ目
最終更新日:2019年11月17日
火災件数が、昨年に比べ「倍増」しています
火の取り扱いに十分ご注意ください!
火災・救急・救助は「119番」
問い合わせ 西蒲消防署(電話:0256-72-3309)
毎年冬になると暖房器具による火災が多く発生しています
西蒲区内で火災が多発しています。昨年は1年間で10件の火災が発生しましたが、今年は10月末現在、すでに19件発生しています。これは昨年と比較すると、約2倍のペースでの増加です。これから気温が下がり暖房器具を使用する時期を迎え、空気も乾燥することから火災の増加が予想されます。火災は人の生命や財産を一瞬にして奪います。火の取扱いには十分に注意しましょう。
令和元年10月末現在
西蒲区の火災件数 19件(128件)
出火率 3.3(1.6)
( )は市全体の10月末現在の火災件数と出火率
※出火率とは、人口1万人当たりの火災発生件数
火災件数比較(1月から9月)
平成30年
月 | 件数 | 主な原因 |
---|---|---|
1月から3月 | 2件 | たき火 |
4月から6月 | 5件 | たばこ |
7月から9月 | 3件 | 電気機器 |
令和元年(平成31年)
月 | 件数 | 主な原因 |
---|---|---|
1月から3月 | 7件 | ストーブ |
4月から6月 | 5件 | 放火 |
7月から9月 | 6件 | 焼却炉 |
暖房器具による火災を防ぐための大切なポイント
正しく使用して、安全で快適に過ごしましょう
ストーブの上に洗濯物は干さない
洗濯物が落ちて、出火する恐れがあります。
火を消してから給油する
こぼれた灯油に引火する恐れがあります。
タンクのふたは確実に閉める
ふたが外れて大量の灯油がストーブにかかる恐れがあります。
ストーブの近くに燃えるものを置かない
ストーブに接触し、出火する恐れがあります。
※寝る前や外出時はストーブを確実に消しましょう!
こんな点にも注意が必要!
- ストーブの使い始めの前には清掃を行い、安全点検をする
- スプレー缶やカセットボンベをストーブの近くや上に置かない、使わない
- 電源プラグやコード、ガスホースなどを定期的に点検する
身近な火災を防ぐためのポイント
身近なところに火災の危険は潜んでいます。周囲に危険な個所はないか確認しましょう。
放火・放火の疑い
- 家の周りに燃えやすい物を置かない
- ゴミは決められた時間に出す
- 町内会・自治会での協力体制をとる
コンセント
- 必要のない時は、電源を切り、コンセントからコードを抜く
- たこ足配線はしない
- 使用容量を守る
- 傷んだコードは使わない
たばこ
- 寝たばこはしない
- 吸い殻をためない(灰皿に水を入れる)
- たばこを投げ捨てない
- 確実に火を消して捨てる
災害時、地元を守る消防団!新潟市消防団西蒲方面隊
消防団員募集中
新潟市消防団は、一緒に地域を災害などから守ってくれる消防団員を募集しています。興味のある人はいつでも西蒲消防署へ問い合わせてください。
自分たちの手で地域を守りませんか
消防団員の活動は、火災の消火や自然災害時の活動などで、地域の期待はますます大きくなっています。
安心して暮らせる地域づくりのために消防団員として活動してみませんか。
皆さんの入団を西蒲方面隊一同お待ちしています。
入団できる人
- 市内に居住または勤務・通学している人
- 18歳以上、60歳未満の人
- 健康な人
問い合わせ 西蒲消防署地域防災課消防団係(電話:0256-72-3309)
寒くなるこれからの季節
ヒートショックにご注意ください!
ヒートショックとは
暖かい部屋から寒い部屋への移動などによる急激な温度の変化によって、血圧が上下に大きく変動することをきっかけに起こる健康被害のことです。失神や不整脈を起こしたり、急死に至る危険な状態で、気温の下がる冬場に多く見られます。
ヒートショックの影響を受けやすい人
- 65歳以上の高齢者
- 高血圧、糖尿病、脂質異常のある人
- 不整脈のある人
- 飲酒後に入浴する人
- 熱いお風呂が好きな人
ヒートショックを防ぐためのポイント
- 脱衣場や浴室を暖房器具で暖めて、温度差を小さくする
- お風呂の温度は40度未満の低めに設定する
- 食事直後、飲酒後入浴はしない
- 入浴前にコップ1杯の水分を補給する
- 一人での入浴を避け、家族で時々声をかける、など
西蒲区データ
人口 56,585人(−43) 世帯数 20,540世帯(+14) 男 27,414人(−28) 女 29,171人(−15)
※10月末現在の住民基本台帳。カッコは前月末比