第329号(令和2年12月20日)1ページ目
最終更新日:2020年12月20日
新年に向けて 防災の意識を高めましょう
問い合わせ 地域総務課 地域・安心安全グループ(電話:0256-72-8143)
今年も残すところあとわずかとなりましたが、災害は不意に発生します。災害が起きると冷静な判断ができず、適切な行動が難しくなります。いざという時に慌てないためにも、日ごろからの準備や訓練は欠かせません。新たな年を安全に迎えるために、防災の意識を高め不意の災害に備えましょう。
にしかん地域防災共育事業
11月6日と26日、地域防災の次世代リーダーとなっていく中学生を対象に、災害時の避難行動要支援者への対応などを中心とした地域・学校・行政一体の防災教育(共育)が行われ、被災者同士の共助に対する意識の高揚を図るとともに自助・共助・公助の連携を学びました。
巻東中学校 避難所運営ゲームHUG(ハグ)体験
「避難所運営ゲームHUG」は、災害発生時の避難所を想定し、ゲーム中に提示される様々な課題への対応を考えながら実際の避難所運営を体験できるゲームです。今回は巻東中学校などの校舎が避難所として想定されました。
備蓄品の配分方法や避難者スペースの確保など、ゲーム中に起こる課題はさまざまで、「一緒に避難したペットの居場所はどこか」「タバコを吸わせてほしい」といった難しい課題もありましたが、生徒は意見を出し合いながら課題解決に取り組みました。防災士の髙橋一郎さんは「この地域でも大きな災害が起こるかもしれない。若い世代の皆さんに期待しています」と話していました。
巻西中学校 ブラインドウォーク・車いす体験
災害発生時、高齢者や障がいを持つ人の円滑な避難には周囲の支援が欠かせません。巻西中学校では要支援者への支援方法を学ぶ講座が開催されました。
今回の講座では、避難先でもビニール袋から簡単に作れる感染症予防着の作り方や、視覚障がい者の誘導方法、車いすの補助を学びました。特に目隠しをした状態でのブラインドウォーク体験では「歩くのが怖い」「段差はどこ?」といった感想が聞かれました。最後の総括では、視覚に障がいを持つ石川登志子さんから「障がい者を誘導することの難しさを実感してもらえたと思います。様々な人を安全に誘導できるようにこの経験を活かしてください」と話がありました
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新潟市防災マスコットキャラクター
ジージョとキョージョ
日ごろからできる災害への備え
防災情報は市のホームページでも紹介しています
●ハザードマップなどを使って自宅や職場付近の災害リスク、避難経路、避難場所などを確認しておきましょう。ハザードマップは市のホームページで確認できます。
●避難時には火災等防止のためガスの元栓を閉め、ブレーカーを落とします。また、家族を残して避難する場合は安否や避難先のメモを残しましょう。
●避難は緊急車両の通行のために、徒歩が困難な人以外は原則徒歩で行いましょう。
●避難の際は閉じ込められる恐れのあるエレベーターや、増水が予想される河川付近は避けましょう。
●災害時には不安をあおるような不確かな情報が広まる可能性があります。複数の情報収集手段を確保し、情報源を確認してむやみに拡散しないようにしましょう。
●最低3日分の備蓄を用意しましょう。日常から食料品などを買いだめする日常備蓄であれば気軽に始められます。最低限必要なものをすぐ持ち出せるリュックなどに詰めて用意しておきましょう。マスクや消毒液など感染症対策用品も忘れずに。
●災害が起きたときは、避難者同士や近隣の住民など周囲の人との連携が必要です。日ごろから顔の見える関係を築いておくことが大切です。
西蒲消防署からのお知らせ
令和3年1月1日(金曜)から15日(金曜)
「新年防災強調運動」を実施します
年始はさまざまなイベントなどが続き、暖房器具をはじめとする火気の使用に対する注意がおろそかになりがちです。
・コンロを使用しているときはその場を離れない!
・ストーブの周りに燃えやすいものは置かず、近くに洗濯物を干さない!
・たばこの吸い殻は水の入った灰皿で消火してから捨てる!
・家の周りに燃えやすいものを置かない!
など、火気の取り扱いには十分注意してください。
「その火事を 防ぐあなたに 金メダル」火の用心をお願いします。
問い合わせ 西蒲消防署予防調査係(電話:0256-72-3309)
西蒲区データ
人口 55,806人(−42) 世帯数 20,683世帯(-1) 男 27,050人(−13) 女 28,756人(−29)
※11月末現在の住民基本台帳。カッコは前月末比