にいがた市議会だより
第108号(令和7年2月2日) 2ページ

最終更新日:2025年2月2日

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一般質問の要旨

  • 一般質問者は22人です。質問項目は主なものを掲載しています。
  • [答]の末尾にかっこ書きの記載がない答弁は、全て市長答弁です。
  • 議会の録画中継画面は下の二次元コードからご覧ください。
    12月定例会の録画中継は、次回の定例会の録画中継が開始されるまでの間ご覧いただけます。

二次元コード 録画中継

日本共産党新潟市議会議員団 野村 紀子

写真 野村紀子

北区かやま保育園の屋根の改修と中学校の全員給食実現に向けて

[問]北区のかやま保育園は、現在築25年が経過し、園舎の屋根は茶褐色にさび、雨漏りが心配されている。改修が必要だと思われるが、いつ実施する予定か。

[答]屋根のさびは、施設運営上支障はないものの、劣化が進行している。今後も劣化状況を把握し、適切な時期に保全工事を実施する。

[問]本市では、スクールランチ給食を実施している中学校において、令和7年春から順次、食缶方式による全員給食に切り替える計画である。完全給食の実施に向けて、4階以上の校舎の学校には、食缶を運ぶためのエレベーターの設置が必要だと考えるが見解を伺う。

[答]エレベーターは、肢体不自由など配慮を要する生徒がいる学校に優先的に整備している。1階の空き教室をランチルームに活用するなど、給食の準備が円滑にできるよう工夫していく。(教育長)

翔政会 山際  務

写真 山際務

鳥屋野運動公園野球場の整備と学校薬剤師の報酬

[問]鳥屋野運動公園野球場は、早期の供用が必要と考えるが、液状化対策、夜間利用が可能なナイター照明の整備、地域の住民が気軽に活用できる施設の設置などの課題を含め、どのような機能を持った野球場を整備していくのか。

[答]今後、地盤調査や安全対策を進め、早期の着工と供用開始に努めていく。野球関係者や地域住民の声を聞き、市民に親しまれ利便性の高い野球場となるよう検討を進める。

[問]本市の学校薬剤師の報酬は他都市に比べ低額である上、以前に比べて実務時間も2倍以上になっている。業務内容や実務時間に応じた適正な報酬が必要と考えるが、他都市と比較しどのような状況にあるか。

[答]報酬額は政令市の中で低い方であり、市薬剤師会からの要望も踏まえ、業務実態に応じた適正な報酬の在り方を検討していく。(教育長)

新風にいがた 小柳  聡

写真 小柳聡

市長不在時の市政への影響と少額随意契約の基準金額変更

[問]市長が不在の期間、記者会見が行われないことによる発信力の低下や、仮に大きな災害が発生した場合への対応、令和7年度の予算編成作業の遅れなど、市政への影響が大いにあったと考えるが見解は。

[答]私の療養により、9月定例会や市主催行事の欠席などについては影響があったと思う。しかしながら、多くの日常業務を両副市長や職員が適切に対応してくれたと考えている。

[問]本市の契約規則では予定価格が250万円を超えない範囲は競争入札によらずに随意契約が可能であるが、国の動向を注視し、国が基準金額を変更した場合、本市の契約規則も変更が必要だと考えるがいかがか。

[答]政令の改正により少額随意契約の金額の上限が引き上げられた場合は、本市契約規則の改正を検討する。

翔政会 豊島  真

写真 豊島真

萬代橋ラインへの乗り換えの利便性

[問]新潟駅・新バスターミナルの万代口降車場から萬代橋ライン乗り場への移動は開業当初より問題となっている。乗り換えには階段で2階へ行くか、大回りしてエスカレーターを利用するしかなく、エレベーターは乗員制限があるため、使いづらくなっている。市民からの不満や要望があるのではないか。

[答]新潟駅バスターミナルの案内の分かりづらさや2階への移動の不便さへのご意見やご要望は、多方面からいただいている。これまで案内表示の追加などを行ってきたが、今後もご意見を伺いながら改善に努めていく。

写真 新潟駅バスターミナル
新潟駅バスターミナル

日本共産党新潟市議会議員団 鈴木  映

写真 鈴木映

放課後児童クラブ狭あい化の改善とフリースクールの支援

[問]クラブ利用者である子どもの声を把握するため、運営事業者がアンケートを実施しているが、子ども条例に基づきアンケート項目は本市が責任を持って作り、運営事業者と連携して狭あい化などの課題解決を進めるべきでは。

[答]クラブを利用する子どもたちの意見を直接聞き、そこから出てきた提案や要望をクラブ運営に反映していく取り組みを、今後、検討していく。

[問]不登校の児童・生徒のためのフリースクールは学校以外の学びの場や居場所として重要。他の自治体では利用者や事業者への補助を行っていることから、本市も必要な補助を行うべきと考えるがいかがか。

[答]不登校の児童・生徒が増加する中で、どのような支援ができるのか、他都市の状況も参考にしながら研究を進めていく。(教育長)

新潟市公明党 松下 和子

写真 松下和子

放課後児童クラブの学校との連携とHPVワクチン条件付き期間延長

[問]放課後児童クラブと学校は、同じ地域の子どもの健全な育成を図る立場であることから、支援が必要な子どもの情報共有や定期的に意見交換をする場が必要だと考えるがいかがか。

[答]学校と放課後児童クラブが、適切に情報を共有することは必要なため、互いに連携・協働していくことができるよう、教職員に情報共有の必要性を周知していく。(教育長)

[問]国は、HPVワクチンのキャッチアップ接種について、令和7年3月末までに1回以上接種した方を対象に、接種期間を最大1年間延長する経過措置を設ける予定である。今回の措置について、分かりやすい周知が必要だと考えるが、対象者への周知方法について伺う。

[答]国が示した内容を基に、各種団体と連携してチラシを配布するなど、短期間でも効果を上げることができる方法により周知していく。

市民ネットにいがた 竹内  功

写真 竹内功

東京電力に対する安全性の追求と空き家対策の取り組み

[問]令和6年2月、「市町村による原子力安全対策に関する研究会」が開催され、複合災害時の屋内退避の実効性への疑問や、国や東京電力に安全性を問いただしてほしいなどの意見があった。市長は「避難計画に我々の意見を反映してもらいたい」と語ったが、その内容は。

[答]国と県に、避難者受け入れのための幹線道路の強靭化(きょうじんか)を要望した他、東京電力には書類紛失などで市民の不安や不信感が増しており、県民・市民に丁寧な説明を行うよう要望した。

[問]令和5年に空家特措法が改正された。本市の空き家を減少させ、まちの空洞化を食い止める施策について、空家等対策計画の改定も見据えた今後の取り組みについて伺う。

[答]次期空家等対策計画では、改正特措法の主旨に沿った対応をするため、空き家の危険度調査や管理不全空き家の実態把握を進めている。

翔政会 小野 照子

写真 小野照子

結婚前の若者の支援と医療的ケア児への支援

[問]県の婚活システム「ハートマッチにいがた」運営事業者から、事前にマナーやコミュニケーション指導を受けた方は、お付き合いにつながる確率が高いと聞いている。本市もマナー指導やアフターフォローなどの伴走型の支援が必要ではないか。

[答]県では「ハートマッチにいがた」の他に「地域の世話焼き人」制度を実施し、独身者の相談やお引き合わせ後のフォローも行っている。まずは両事業の連携を県に提案したい。

[問]医療的ケア児および重症心身障がい児とその家族が、閉館後の水族館で気兼ねなく楽しむことができる「ドリームナイト・アット・ザ・アクアリウム」の開催実現について伺う。

[答]子どもたちが心豊かに暮らせる地域共生社会の実現のため、本市初の開催に向けて障がい者団体の意見を聞きながら前向きに取り組む。

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