にいがた市議会だより
第106号(令和6年8月4日) 4ページ

最終更新日:2024年8月4日

一般質問の要旨

  • 一般質問者は21人です。質問項目は主なものを掲載しています。
  • [答]の末尾にかっこ書きの記載がない答弁は、全て市長答弁です。
  • 議会の録画中継画面は下の二次元コードからご覧ください。
    6月定例会の録画中継は、次回の定例会の録画中継が開始されるまでの間ご覧いただけます。

二次元コード 議会の録画中継画面

翔政会 小野 照子

写真 小野照子

オンラインを活用した産前産後ケアと日和山浜でのイベント連携

[問]不安・悩みを抱える妊産婦が、医師や助産師などの専門家と行うオンライン相談は、時間や場所の制約が少なく、人的資源の不足・偏在にも対応できる。オンラインで総合的に妊産婦をサポートする仕組みづくりが必要では。

[答]SNSなどを活用した相談支援事業は、先行事例を検証し、国が進めている母子保健DXの動きも注視しながら、妊産婦のメンタルヘルス支援にとって、より良い方法を検討していく。

[問]日和山浜を会場に、はだしの海辺の文化振興やビーチスポーツの推進などを趣旨とした「ビーチライフIN新潟」が開催されているが、本市の「日和山浜魅力創出事業~ハマベリング!!!~」との連携を強めてはどうか。

[答]両イベントの魅力を生かしながら連携することで相乗効果を生み出し、地域活性化、交流人口や関係人口の創出につなげていきたい。

日本共産党新潟市議会議員団 武田 勝利

写真 武田勝利

被災者支援の体制と坂井輪中学校の仮設校舎設置

[問]職員の震災支援による時間外勤務の解消、被災者支援を持続的に続けていくために、常勤職員の安定的な人員増を行うとともに、復旧・復興を担当する特別な担当部局を新設するべきと考えるがどうか。

[答]超過勤務が一定程度あることは認識しており、状況により庁内応援体制も強化して生活再建に取り組んでいく。

[問]今後建設予定の坂井輪中学校の仮設校舎は、仮設とはいえ生徒が使用するものであり、職員、生徒の要望を踏まえ、十分な教育機能を備えた施設として建設すべきと考えるが、見解を伺う。

[答]全ての教室へのエアコン設置や配慮を必要とする生徒が利用できるエレベーターなど可能な限り生徒の日常生活や学校運営に配慮した校舎となるよう協議を重ね整備をしていく。(教育長)

日本共産党新潟市議会議員団 倉茂 政樹

写真 倉茂政樹

地域包括支援センターの委託料とこども誰でも通園制度

[問]地域包括支援センターの委託料は平成31年に更新してから、6年間据え置かれている。委託料の積算根拠となる人件費に相当する基本額の引き上げと、事務所の賃貸料などの運営費用を充実させるべきだと考えるが所見を伺う。

[答]高齢化の進展による業務量の増加と、多様な相談に対応していくためには、質の高い人材の確保が必要であり、介護報酬の改定や物価上昇など実態に合わせて検討していく。

[問]こども誰でも通園制度は、利用者が複数の事業所を同時期に利用することが想定される。未就園の生後6カ月から2歳児までの一時的な預かりが対象だからこそ、専用の部屋と適正な数の保育士を配置するべきでは。

[答]本事業を実施する上での保育現場の負担については、令和6年度の実施状況を踏まえながら職員の配置などについて国に要望していく。

翔政会 土田 真清

写真 土田真清

コミ協の現状・課題と地域人材の発掘と養成

[問]自治会など地域内で活動する団体で構成される地域コミュニティ協議会が設立されて15年ほどが経過した。住民の交流を深め、地域課題の解決に向けたさまざまな活動を行っているが、コミ協の現状と見えてきた課題を伺う。

[答]アンケート結果によると、活動状況や財政状況は満足度が高いものの、担い手不足が課題となっている。また、活動拠点が確保できていないコミ協もあり、支援を行っていく。

[問]コミ協も人口減少や少子高齢化を背景に、活動の担い手が不足し、人材育成や運営体制、活動内容の見直しが求められている。地域人材の発掘と養成について、今後どのように行うか、所見を伺う。

[答]地域力UPチャレンジ事業で人材育成と担い手確保に取り組む他、地域課題解決に係る事業計画の作成と補助制度も創設し支援する。

主権者教育推進への取り組み

新潟大学附属新潟中学校(中央区)

主権者教育は未来の有権者が選挙や地方自治制度への理解を深め、自分たちの住む地域社会の諸課題を見いだし、課題解決に向け自ら参画しようとする意欲を醸成する取り組みです。
市議会では、主に中学・高校を対象に、学校が実施する主権者教育に協力しています。
7月11日には市議会(全員協議会室)で、1年生から3年生までの37人が参加して、「新潟市の防災対策」をテーマに模擬市議会がロールプレイング方式で行われ、合意形成や意思決定について学びました。参加した生徒からは「市議会や新潟市について興味を持った」「議会中継を見てもっと知識を増やしたい」などの感想がありました。
市議会は、今後も主権者教育の推進に協力していきます。

写真 生徒による模擬市議会
生徒による模擬市議会

写真 参加した生徒のみなさん
参加した生徒のみなさん



常任委員会行政視察

各常任委員会の行政視察についてお知らせします。報告書は市議会ホームページに掲載する予定です。

総務常任委員会

期日 7月29日から7月31日

視察先・調査事項

兵庫県加古川市

・個別避難計画について
・かこがわ映像119について

人と防災未来センター(神戸市)

・人と防災未来センターについて

大阪府吹田市

・吹田市危機管理センターについて

堺市

・堺市総合防災センターについて

文教経済常任委員会

期日 7月23日から7月25日

視察先・調査事項

福岡市

・グローバルスタートアップセンターについて
・国際コンベンションについて

山口県下関市

・不登校対策について
・小・中学校の適正配置などについて

山口市

・インバウンド観光誘客の推進について

市民厚生常任委員会

期日 7月16日から7月18日

視察先・調査事項

神戸市

・おひとりさまでも安心して暮らせる終活支援サービスの可能性について

はっぴーの家ろっけん(神戸市)

・安心して暮らせる地域密着型サービスの可能性について

里親支援センターしが(大津市)

・新潟市に合った里親支援センター設立に向けて


環境建設常任委員会

期日 7月22日から7月24日

視察先・調査事項

茨城県猿島郡境町

・自治体初の自動運転バス定常運行について

茨城県鹿嶋市

・東日本大震災の影響による液状化対策事業について

茨城県桜川市

・歴史まちづくり法に基づく「桜川市歴史的風致維持向上計画(歴まち計画)」の取り組みについて

群馬県高崎市

・「高崎市都市集客施設基本計画」による高崎アリーナの整備について

写真 ヒマワリ

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