にいがた市議会だより
第107号(令和6年11月17日) 4ページ

最終更新日:2024年11月17日

一般質問の要旨

  • 一般質問者は21人です。質問項目は主なものを掲載しています。
  • [答]の末尾にかっこ書きの記載がない答弁は、全て市長答弁です。
  • 議会の録画中継画面は下の二次元コードからご覧ください。
    9月定例会の録画中継は、次回の定例会の録画中継が開始されるまでの間ご覧いただけます。

二次元コード 録画中継

翔政会 荒井 宏幸

写真 荒井宏幸

本所排水区の浸水対策とこころのレスキュー隊の周知

[問]令和4年8月4日の豪雨により被害を受けた東中野山地区を含む本所排水区は、近年の降雨量の増加に対応できる貯留施設の整備など、抜本的な浸水対策が必要である。事業計画の具体的な内容を伺う。

[答]雨水を一時的に貯留するための調整池や貯留管など約16,000トンの貯留施設の整備を計画しており、現在は事業実施に向け関係機関と調整を進めている。

[問]本年8月に設置された子どもの権利を守るための相談室「こころのレスキュー隊」の情報は、さまざまな方法で周知されているが、相談室を本当に必要としている、困り苦しんでいる子どもや親に伝わるようになっているか。

[答]毎年11月は子どもの権利月間であり、商業施設でのイベント実施の他、情報誌など複数の媒体を活用した広報にも力を入れていく。

新風にいがた 小柳  聡

写真 小柳聡

白山エリアでの施設再編とスペシャルサポートルームの拡充

[問]白山エリアの施設再編において、市役所分館跡地を市役所本館の建て替え用地としているが、本エリアをスポーツ施設の再編も含めた新たなにぎわいをもたらす象徴的なエリアとして、広く一帯として開発すべきではないか。

[答]スポーツ施設の再編を進める場合には、エリア全体で有効な活用方法の可能性を検討する必要があると考えている。

[問]スペシャルサポートルーム(SSR)は、学校における児童生徒の居場所として必要である。人材の確保も含め教育委員会がサポートしながら、全ての学校に設置できるよう拡充に努めるべきと思うがどうか。

[答]SSRの設置は学校からの希望により順次配置しているが、全国と同様に本市も不登校児童生徒が増加傾向にあることから、国の財源も活用し全校設置と開設日数の増を目指す。(教育長)

日本共産党新潟市議会議員団 鈴木  映

写真 鈴木映

資格確認書の申請によらない交付と就学援助の給食費の立て替え払い

[問]マイナ保険証を保有していない人は資格確認書が当分の間申請によらず交付される方針であるが、当分の間とせず、今の紙の保険証と同様に申請なしで届けられるようにすべきではないか。所見を伺う。

[答]国は当分の間の具体的な時期は示していないが、資格確認書がないため医療機関を受診できないケースが生じないよう留意する。

[問]就学援助の給食費は毎月立て替え払いになるが、他の費目と比較しても大きな負担になる。令和7年度から全員給食と公会計が始まるタイミングで、給食費を立て替え払いから現物給付とするべきではないか。

[答]所得に応じて支給率が異なる階層区分を設けて対応しているなど、さまざまな課題があり、現状において給食費の現物給付は難しいと考える。(教育長)

翔政会 美の よしゆき

写真 美のよしゆき

大規模な祭りにおける警備費用高騰への支援

[問]各区の大規模な祭りには本市が支援している。人件費の高騰により年々警備費が増加しており、その分行事縮小を余儀なくされている。新潟市民を守り、インバウンドなどの観光誘客で地域経済を活性化させるためにも、伝統ある祭りを継続させるため警備費の支援を市は実施すべきでは。

[答]祭りは、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災などを祈願し、その地の人々の思いと歴史を今に伝える大切な行事である。近年は運営に際し、安心・安全面で万全の配慮が求められており、適正な支援の在り方について総合的に判断していく。

写真 祭りを支える警備員
祭りを支える警備員



議会報告会を開催します

市議会では、身近で開かれた議会を目指し、議会報告会を開催しています。12月定例会の内容などを報告する他、参加者と意見交換を行います。事前の申し込みは必要ありませんので、当日、直接会場へお越しください。

日時
令和7年2月2日(日曜)
午前10時から午前11時30分

会場
東区プラザ 2階 講座室1
西川地区公民館 1階 講堂A・B

※報告内容は両会場同じです。どなたでも参加できます。

二次元コード 市議会ホームページはこちら
市議会ホームページはこちら

写真 昨年の議会報告会
昨年の議会報告会



決算特別委員会

決算特別委員会は、前年度予算などが適切に執行されていたかを審査するために設置する特別委員会です。
9月26日の本会議において、令和5年度の一般会計および特別会計の歳入歳出決算の認定議案が市長より追加提案されました。
市議会では決算特別委員会を設置し、委員47人(議長および監査委員2人を除く議員で構成)を選任、4つの分科会に分かれ予算の執行状況や成果について審査を行いました。
10月21日の委員会で各分科会の委員長報告、意見・要望を行い、採決の結果、賛成多数をもって決算を認定すべきものと決定しました。
なお、この委員会での審査の経過および結果については、直近の本会議で報告し、採決する予定です。

決算特別委員会の主な流れ
9月26日 正副委員長の互選および分科会の設置
各分科会正副委員長の互選(各分科会)
10月3日 閉会中の継続審査および審査日程を決定
10月9日 決算の総括説明(副市長)
決算審査意見書の概要説明(監査委員)
副市長・教育長所管の総括説明
10月10日から16日 所管事項の審査(各分科会)
10月17日 意見集約(各分科会)
10月21日 各分科会委員長報告、意見・要望、採決

写真 決算特別委員会の様子
決算特別委員会の様子



決算特別委員会名簿

委員長高橋 三義

副委員長串田 修平

第1分科会(11人)

(総務常任委員会所管分を審査)

委員長山際  務

副委員長東村里恵子

委員 古泉 幸一 平松 洋一 高橋 哲也 西脇  厚 倉茂 政樹 小山  進 高橋 三義 加藤 大弥 中山  均

第2分科会(12人)

(文教経済常任委員会所管分を審査)

委員長荒井 宏幸

副委員長保苅  浩

委員 佐藤 正人 美のよしゆき 小野 照子 米野 泰加 野村 紀子 志賀 泰雄 内山 幸紀 宇野 耕哉 小林 裕史 青木  学

第3分科会(12人)

(市民厚生常任委員会所管分を審査)

委員長石附 幸子

副委員長小林 弘樹

委員 小野清一郎 伊藤健太郎 豊島  真 内宮 貞志 鈴木  映 松下 和子 串田 修平 細野 弘康 野口 光晃 幸田 健太

第4分科会(12人)

(環境建設常任委員会所管分を審査)

委員長内山  航

副委員長高橋 聡子

委員 佐藤 幸雄 土田 真清 林 龍太郎 渋谷 明治 武田 勝利 佐藤  誠 志田 常佳 小柳  聡 竹内  功 小泉 仲之

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