新潟市立学校適正配置審議会第11回会議議事録
最終更新日:2012年6月1日
第9次新潟市立学校適正配置審議会 第11回会議
日時:平成21年11月20日(金曜)午前9時30分~
会場:市役所本館6階 第1委員会室
雲尾委員長
ただいまから、第11回新潟市立学校適正配置審議会を開催いたします。
最初に、本日の出席状況につきまして事務局からご報告をお願いします。
朝妻学務課長
出席状況を報告させていただきます。
本日は、杉中委員、大野委員、登石委員、中川委員がご欠席でございます。
14名中10名の出席をいただいておりますので、会議は成立しておりますことをご報告いたします。
雲尾委員長
ただいまの事務局報告のとおりです。
本日は、新潟日報社、建設速報社より取材したいとの申し出がありましたが、許可することとしてよろしいでしょうか。
それでは許可いたします。
次に、議事録署名委員の指名を行います。
本日は市川委員、上田委員にお願いします。
では2の報告でございます。
先回の審議概要について説明をお願いいたします。
朝妻学務課長
第10回の概要は3ページの資料1にございます。
下の6、会議の経過で、正副委員長を決定いたしまして、中央区の白新中学校区の方向性を決め、秋葉区まで終了して、南区の審議に入ったところでございます。
雲尾委員長
次に、中央区、江南区、秋葉区の現在の方向性について議会に報告をした資料がありますので、説明をお願いします。
朝妻学務課長
4ページからの資料2、適正配置審議会の審議状況につきましては、市議会と区の自治協議会に説明するためにまとめたものでございます。
前回、中央区と江南区について説明させていただきましたが、中央区の白新中学校区の3校の方向性を加えました。
また、江南区は変更なくそのままでございます。
秋葉区では中学校が2校減で4校に、小学校が6校減の7校になる案になっております。
具体的に表しましたものが、別紙1、2、3になります。
この資料で市議会と中央区の自治協議会に説明させていただきました。
また、来週江南区と秋葉区の自治協議会に説明させていただきます。
よろしくお願いいたします。
雲尾委員長
今の説明につきまして、ご質問等ございませんでしょうか。
よろしいですか。
では、3の審議に入ります。
前回の続きから審議を始めます。
まずはじめに、前回の南区の審議をまとめた資料がありますので、事務局から説明をお願いします。
朝妻学務課長
9ページからの資料3をお願いいたします。
南区の検討に先立ちまして、前回の補足説明をさせていただきます。
(2)委員のご意見のところでございます。
中学校の分け方で5校と1校の案よりも、臼井中と白根北中学校の2校を組み合わせて4校と2校にした方がよいのではないかというご意見がございました。
また、中ノ口川の左岸にございます味方と月潟につきましては、一体感があることや白根の町なかとの行き来があること、味方小と月潟小では中ノ口川を越えないよう指導していることなどが紹介されました。
はじめに、中学校の組み合わせについて10ページと11ページに略図を作ってみましたので、ご覧いただきたいと思います。
10ページが味方中の案7のところにございます5中学校21学級と白根北中12学級に分けるものでございます。
黒い太線が分ける境界になっております。
学校名のところの括弧内の数字は平成27年度の学級数です。
中学校名には網をかけてございます。
旧白根市の南部、中部、北部という3中学校体制のうち、小規模校の白南中を隣の白根第一中と一緒にして、味方中と月潟中を加えた形、そしてまた中部の臼井中を加えた形になっております。
この場合の小学校の組み合わせ例も下にございます。
北部の3小学校のうち、6学級の根岸小と大鷲小が対象校ですので、この中で3校組み合わせた場合は、適正規模の21学級になります。
2中部の臼井中と白根第一中の校区では、例えば臼井小と第一中校区の小林小を組み合わせますと13学級になりますし、そのほかの組み合わせも記載のとおりでございます。
3味方と月潟の中ノ口川左岸の組み合わせでは12学級です。
4南部の3小学校の組み合わせでは12学級でございます。
11ページの方は、北部の白根北中と中部の臼井中を組み合わせた案で、味方中の案にございますけれども、18学級と臼井中の案4のところの15学級の組み合わせでございます。
旧白根市時代に進めておりました3中体制とは異なりますので、南区では違和感があるかもしれません。
臼井中は白根第一中との統合に反対しておりますので、かわりに北につけた形になります。
それと、学級数と区の中の面積では、10ページの案よりもバランスがよいように思われます。
小学校の組み合わせでは、1大通小を中心とした組み合わせでは大規模校になりますので、臼井小、根岸小、大鷲小の3校合わせて13学級の案になるかと思います。
2の白根第一中の校区では、小林小と白根小の組み合わせになると思います。
3、4は、先ほどの案と同じでございます。
以上でございます。
雲尾委員長
ただいまの説明について、ご意見、ご質問はありませんでしょうか。
よろしいですか。
では、資料3を参考にしながら、以前に配付しました検討資料に沿って審議を進めてまいりたいと思います。
資料13、5ページでございますが、味方中学校区、月潟中学校区を対象とした再編案というものがございますが、これらを含めまして、これについてご意見やご質問等はございませんでしょうか。
よろしいですか。
話をもとに戻しますと、順番に行っていきますと、資料5、資料13の順番にございますけれども、前回お話ししましたようにいいますと、10ページ、11ページでいずれの案がよりふさわしいか。
申しわけないです。
資料3にお戻りください。
南区について意見のあった再編例について、10ページの(1)味方中学校案7というものと、11ページ(2)味方中学校案2、臼井中学校案4というもので
すね、こちらのいずれがよいかということになるかと思いますので、この2案について、前回ここまでで審議して二つにまとまったところでございますので、い
ずれの方向に進むのがより適切であるかということにつきまして、ご意見等をいただければと思います。
いかがでしょうか。
小林委員
私は、11ページの味方中学校案に臼井中学校案4を入れたものがいいと思います。
学区の広さを考えますと、10ページの学区はあまりにも偏っていますので、11ページの案でいくのがいいのではないかと思います。
雲尾委員長
そのほかの方々、いかがでございましょうか。
畠山副委員長
私も、11ページの方のバランスがいいのではないかと思います。
特に、小学校のことまで考えますと、11ページと10ページでは、10ページの方がかなり広範な小学校の統合になっていきますので、通学距離を考えても少し遠いのかなという気がしますので、その点、11ページの方がバランスが非常にいいかなという気がします。
雲尾委員長
そのほかいかがでございましょうか。
前回ご審議の中で、2案が指示される理由としましては、そのほかに味方小、月潟小が中ノ口川を越えないような統合案であるという場合、味方中と月潟中を分けるわけにもいかない。
その統合の中でいきますと、白根一中、月潟中、味方中、白南中の4校統合ですと18学級、さらに臼井中学校が加わりますと21学級で大きくなるということがございます。
いずれ統合が新設校の関係もあって多少遅れることがあって、21学級からの減も見込みながら1案でもという提案もありましたが、全体的には2案の方、11ページの方が支持されているかと思いますが、いかがでございましょうか。
よろしいでしょうか。
ではまず、他の区と違いまして、各中学校区ごとにというよりも全体を見通した方が進めやすいといいますかはっきりする部分はございますので、南区につきま
しては、まず中学校の全体像で申しまして、本日配付の資料3の部分になりますけれども、味方中学校、月潟中学校、白根第一中学校、白南中学校の統合校とい
うものと、白根北中学校、臼井中学校の統合校という形で、南区全体を2校に分けるということを原案とすることでよろしいでしょうか。
ありがとうございます。
では、その場合におきまして、小学校についての審議等がございます。
まず、これにつきましてご意見をいただければと思います。
いかがでございましょうか。
これにつきましては、今ほどの資料そのまま下に1、2、3、4とございますが、2、3、4については、白根第一中学校区における小林小、白根小学校の統合
校、3味方中学校区月潟中学校区における味方小学校、月潟小学校の統合案、4白南中学校区における新飯田小、曽根小、茨曽根小の統合案という、それぞれ1
案だけでございます。
それから1につきましては、4校統合案と大通小は単独、大鷲小、根岸小、臼井小の統合案ですね。
これらが原案として示されていると思いますが、それぞれいかがでございましょうか。
まず1白根北中校区、臼井中学校区につきましていかがでございましょう。
坂上委員
ここの地域のことはあまり分かりませんが、書類上から見ると、私は1小1中より、大鷲と根岸と臼井小の13学級は合併しても、大通小は別にしておいた方がいいかなと思います。
雲尾委員長
そのほかいかがでございましょうか。
小林委員
私も、1の白根北中学校区、臼井中学校区に関しましては、いちばん下に書いてあります大鷲小、根岸小、臼井小、ちょっと距離は離れているのですが、ここをまとめて13学級として大通小学校はそのまま残すという方がいいと思います。
根岸小学校はできたばかりのきれいな校舎を見ていますので、ちょっともったいないなという気がしますが、あとはスクールバスの手配なども必要になるかと思いますが、この方がいいと思います。
雲尾委員長
そのほかいかがでございましょうか。
では、今の方向でよろしいでしょうか。
ありがとうございます。
では、白根北中校区、臼井中学校区につきましては、大通小1校、それから大鷲小、根岸小、臼井小の統合校1校の合計小学校2校という形で原案といたします。
続きまして、白根第一中学校区でございます。
これにつきましては、白根小が16学級、小林小が7学級ということで、この両校の統合21学級という案が示されていますが、原案どおりでよろしいでしょうか。
では、白根第一中学校区につきまして、この2校を統合した1校という原案といたします。
続きまして3でございます。
味方中学校区、月潟中学校区につきましては、味方小、月潟小の統合による12学級校という原案が示されていますが、いかがでございましょうか。
小林委員
中ノ口川を渡らせるよりも、こちら側で一緒にした方がいいと思いますので、味方小、月潟小をまとめて12学級でいいと思います。
雲尾委員長
そのほか、いかがでございましょうか。
では原案どおり、2校統合の形ということで進めたいと思います。
4白南中学校区でございますが、この場合も、新飯田小6学級、茨曽根小6学級、庄瀬小6学級という形で、この3校統合による12学級の1校という案がございます。
いかがでございましょうか。
ではこれも原案どおりという形で進めるということでよろしいでしょうか。
では、今のような形で、ほぼ資料3の2の(2)という部分でございますが、この案の形で進めるという形で、南区につきまして原案確定ということでよろしいでしょうか。
ありがとうございました。
これで、南区の学校の方向性がまとまりましたので、今後、市議会と区の自治協議会に説明することになります。
それでは次に、西区の審議に入ります。
事務局は傍聴の方に資料を配付してください。
では、西区資料の説明をお願いいたします。
朝妻学務課長
それでは西区の参考資料から説明させていただきます。
16ページからでございます。
1つ目の資料は学校配置図です。
A3横の資料になります。
区の境界が赤い太線で、東側が信濃川と関屋分水路で、中央区、江南区、南側は南区と西蒲区、西側が西蒲区になっております。
黒い太線が中学校区、細い線が小学校区の境界です。
西区の開発地域は21ページにございます。
学校配置図では水色の部分で、開19から25まで7か所ございます。
開19は配置図の西の方のJR赤塚駅前に造成されたもので、年数が経過しておりますがまだ空き地が目立つ状態で、赤塚小の児童数をわずかに引き上げている状態にございます。
開20は西区の東側にあります小新中の南側にあるところで、販売中の造成地でございます。
開21は20の東側での小さな開発です。
その南、山田小の北側にございます開22も小さな開発です。
開23は西区の真ん中よりやや西側のところで、JR内野西が丘駅前の開発でございます。
880区画の比較的大きな開発でございますが、空き地が相当多い状態で、今のところ学校規模に影響はないものと考えております。
その東側で開24は、新通小の大規模化をもたらした開発でございます。
まだ建設中の住宅もございます。
開25は西区の東側、山田小学校区にある小さな開発です。
学区外就学の認可地域は22ページにございます。
認19から26まで8か所ございます。
認19は区の東側にある関屋分水路の西側に位置し青山小学校区ですが、小針中学校の大規模化のため関屋中校区に変更した地域で、希望される方は小針中へ進学できるようになっております。
坂井輪小学校区の認20は、坂井輪小の新設の際に設置したものです。
認21は、笠木小校区のうち内野小に近い地域が内野小に行けるようにしたものでございます。
新通と坂井東小の境にある認22は、坂井東小の新設に伴って設置したものでございます。
先ほど開発の19で見ていただいた赤塚駅前の認23は、開発区域が三つの小学校区、二つの中学校区にまたがることから、赤塚小と赤塚中を選べるようにしたものでございます。
笠木小の東側の認24は認21とは逆で、新潟市と合併した旧内野町の飛び地でございまして、内野小学校区になっている地域でございますが、集落がつながっている笠木小学校へ行けるようにしたものでございます。
開23のところにございます認26は黒埼中学校区ですが、黒埼町と新潟市との合併協議の中で、小針中学校へも行けるようにしたものでございます。
18ページから20ページまでは学校の経緯を大まかに表したものです。
中学校では市街地の開発に伴いまして、分離、新設が盛んに行われております。
小学校も小針小や新通小を中心に分離、新設が行われております。
また、平成16年には3校統合によりまして黒埼南小学校の開校がございました。
23ページから31ページまでが、各学校のデータを集めたものでございます。
32ページと33ページまで施設の整備状況がございます。
小規模で40年以上の校舎があるところは、32ページの真ん中あたりにあります木山小の1校でございます。
西区の参考資料の説明は以上でございます。
雲尾委員長
資料16、西区の参考資料につきまして事務局に質問はございますでしょうか。
よろしいですか。
では、検討資料についての説明をお願いします。
朝妻学務課長
では、1ページからの資料15検討資料をお願いいたします。
2ページの初めに市町村合併の歴史がございます。
その下の2、学級数と児童生徒数の推移の表で、網がかかっている学校は平成27年度の時点での適正規模校で、網がかかっていない学校が今回の検討対象です。
平成27年度の中学校の生徒数は3,968人、小学校の児童数は7,909人と推計しており、平成21年度と比較しますと中学校で約140人増加し、小学校で約380人減少する見込みでございます。
この表で特に統合を進めます5学級以下の中学校は、中野小屋中学校1校です。
6学級以下の小学校は木山小、小瀬小、黒埼南小の3校です。
強く統合を進める複式学級の学校は笠木小1校です。
31学級以上の学校は新通小1校です。
また、小規模校で主な校舎が老朽化していて、重点的に検討を進める学校は木山小の1校でございます。
西区では、統合を特に進める学校が4校、強く進める学校が1校、特に検討する大規模校が1校、校舎の老朽化によって重点的に検討する範囲の学校は1校でございます。
次に施設整備についてでございますが、3ページの3にありますように、大規模校の新通小が増築をしておりまして、33学級まで対応できる状態になっております。
4に検討対象校が規模区分別に表にしてあり、4ページに配置図がございます。
5再編案の(1)は、中野小屋中学校区と赤塚中学校区を対象として見たものでございます。
5ページの3案1は、中野小屋中と赤塚中、内野中の3校の組み合わせで22学級の大規模になります。
案2は、中野小屋中と内野中との案で18学級ですが、これでは6学級の赤塚中が残ります。
案3は、中野小屋中と赤塚中との案ですが、6学級の小規模校のままでございます。
案4は、黒埼中との案でございますので、旧市町村の境を越える案になります。
案6は赤塚中と内野中の組み合わせですが、3学級の中野小屋中が残ってしまいます。
次に、6ページ5笠木小と小瀬小、木山小の案でございます。
案1は、中野小屋中と赤塚中の校区にあります4小学校を統合する案で17学級になります。
案2は、中野小屋中学校区の2小学校の案で、これでは6学級の小規模校のままでございます。
案3は、案2に木山小を加えたもので、これでもまだ9学級の小規模校でございます。
案4は案3に西内野小を加えた案で19学級です。
中野小屋中、赤塚中、内野中の3中学校の統合がセットになる案でございます。
案5は笠木小単独で内野小と統合する組み合わせで23学級になりますが、6学級の小瀬小が残ります。
案6は、中野小屋中学校区の2校と内野小の組み合わせで、2中学校の統合とセットでございます。
この統合中学校区では三つの小学校の統合校25学級と西内野小14学級の2小1中体制になります。
7ページの案12は、中野小屋中学校区の西側の小瀬小を赤塚中学校区の2校と統合する案です。
案14は赤塚中学校区同士の組み合わせで14学級になります。
案6の対になる案と思います。
案16は、木山小と西内野小との組み合わせで、15学級ですが赤塚小12学級が赤塚中との1小1中になります。
この地域では、開発の23の動向が気になるところでございます。
今は影響がありませんが、一時期に販売が進みますと、西内野小や内野小が大規模化する規模でございます。
また、笠木小は間にあります内野小学校区を越えまして西内野小との組み合わせは難しいと考えております。
可能性のあるところでは、案1の4校の組み合わせ、案5と案12の組み合わせ、案6と案14の組み合わせあたりかと思います。
9ページの(2)黒埼中学校校区では、黒埼中が15学級の適正規模で平成16年に3小学校を統合して新築開校した黒埼南小6学級が検討対象です。
10ページでございますが、同じ黒埼町の大野小学校との組み合わせで案1が候補かと思います。
大野小学校は平成18年に建てかえた学校でございます。
11ページの(3)小針中学校区では26学級の小針中学校が大規模校で検討対象でございます。
12ページの3が再編案ですが、市街地が連続しているために分離新設は困難ですので、通学区域の変更案を作ってみました。
校区の東側が信濃川と関屋分水路になるため、西の五十嵐中と小新中へ校区を分離する案になります。
南北にA、B、Cの3地域を想定してみました。
Aは青山小学校区のうちで小針中に進学する地域です。
平成27年度では103人がいらっしゃる見込みです。
Bは小新中に近いところを西大通りの南側から旧新潟市の範囲でまとめてみたもので、167人がいらっしゃる見込みです。
Cは旧黒埼町との合併協議の対象区域ですが、そのうち4分の1の区域は認可地域とそうでない地域が混ざっていて、人数が数えられませんでした。
その中のコンピューターで人数が数えられる範囲で表示させていただいております。
それは対象区域の大体4分の3の区域でございまして、222人がいらっしゃいます。
この12ページの表では、222人全員が小針中を選択した場合を想定して作っております。
変更案のアは、(a)の地域を五十嵐中学校区に変更するもので、わずかな変化でございます。
五十嵐中学校も18学級で適正規模に収まります。
変更案のイはアに加えまして(b)の地域を小新中学校区に変更するもので、小針中学校を20学級にすることができます。
変更案のウは、アに加えまして(c)の学区外認可の先を小針中から小新中に変更するもので、合併時の約束を変更することになります。
どの案でも小針中を適正規模に近づけることができますので、通学区域の変更を行うことは小針中の対策としては有効と思っております。
ただ、実際に実施するには小学校区との関係もございますので、地域の協議が大変重要と考えております。
13ページの(4)坂井輪中学校区では、新通小が32学級の大規模校でございます。
同じ坂井輪中学校区の坂井東小学校の児童数が減少していますので、通学区域の変更を考えてみました。
14ページでございますが、校区内にあります西川の北側で坂井東小に比較的近い地域(a)と、西川の南側で今回の開発を含む地域(b)を坂井東小に変更する場合を比較してみました。
下の表の案アは、(a)の地域にいらっしゃる315人を移した場合で、案(イ)は(b)の地域にいらっしゃると見込まれる419人を移した場合でございます。
案アでは、新通小はまだ大規模ですが、坂井東小は適正規模に収まります。
ただ、ここの区分け、これは想定ですけれども、新通小が今ある場所まで坂井東小校区になるような想定になっております。
案イでは、新通小を適正規模にすることができますが、坂井東小が大規模校になります。
また、新通小がもともとありました新通の集落が新通小校区でなくなることになります。
15ページでさらに説明させていただきたいと思います。
新通小学校区のaとbを町名別に平成27年度の児童数を入れたものでございます。
aで想定した地域は町名が二重線で囲んであります。
上の太い線が西大通りで、寺尾上2、3の南側の太線が昔の116号でございます。
この2本の道路の間は、かなり前に開発されたところで、子供たちの人数が比較的多くありません。
一方、新通小を含む坂井東6は、大堀幹線の下水道の整備に伴い開けてきた地域で、平成27年度で112人いらっしゃる見込みでございます。
坂井東小に近い地域を変更するとしたら、ここまで入れて新通小が26学級になるということでございます。
bの地域は、町名が単線で囲まれているところです。
開発されました新通南1から3までが多くなっています。
もともとの新通の集落は58人の見込みでございます。
開発された場所が西に偏っているために、坂井東小への変更は難しいように見えます。
また、bでは419人の小学校を新設することも考えられます。
この場合は新通小も23学級になります。
しかし、この419人は主に開発によるものなので、十数年後には児童数が減少しまして再統合になる可能性がございます。
そのようなことから、新設は現実的ではないと考えております。
新通小の適正規模化については、分離新設ではなく通学区域の変更で対応することが適当と思われます。
以上で、西区の検討資料の説明を終わらせていただきます。
雲尾委員長
ただいま説明をいただきました西区の再編案につきまして、事務局の振り分けに沿って進めていきたいと思います。
まず資料4ページでございます。
中野小屋中学校区、赤塚中学校区を対象とした再編案につきましてです。
これにつきまして、ご質問、ご意見等ございませんでしょうか。
いずれになろうと、現状としては小規模の中学校がある中で、現状のままでは審議会の原案からは外れるわけですが、しかし、いずれの案をとりましても大規模の中学校ができてしまうという形で、いずれにしろ大原則からは例外的になってしまうというところでございます。
しかし、いずれにしろ方向性としては示すことが必要でございますので、ご意見をいただければと思います。
いかがでございましょうか。
笹川委員
なかなか難しいところもあるのですけれども、中野小屋中学校が黒埼中学校と合併するというのは、ちょっと無理があるのではないかという気がするのです。
そうしますと必然的に赤塚、中野小屋、内野という、大規模になってしまいますけれども、その線しかないのではないかという気がいたします。
雲尾委員長
そのほか、いかがでございましょうか。
大規模になりますが、案1というのが妥当ではないかというご意見かと思います。
ですから、22学級という大規模化になるということと、中野小屋中3学級、赤塚中6学級をそのままにしておくということとの比較考量になるかと思います。
小林委員
質問なのですが、開発地域の19のことが先ほど説明されましたけれども、今後、入居者が増えて、子供も増えるということが出てきた場合を考えると、
一旦、今の案1でいきますと22学級の大規模校にしたのですが、結局また分けたりということも、今後出てくるというようなことも考えられるのでしょうか。
その程度のことなのでしょうか。
朝妻学務課長
赤塚駅前の開発は大分年数がたっておりまして、最近、大分入居者が増えてきたようなことが見えます。
赤塚小学校も増えているというようなことで、赤塚中学校の皆さんからすると、しばらく増えるのではないかというようなお考えに、そこだけ見るとなるかと思います。
ただ、木山小が減っていますので、足していくと結局同じくらい、今の現状維持というような形だと思います。
そうすると6学級をどう見るかということで、赤塚の皆さんが今回の審議会の波に乗ってくるか、いや、もうしばらくうちはこれでいくという形になるか、6学級ですと1学年2学級あるわけですから、そこは地域の皆さんのご判断だろうと思います。
また、中野小屋地区でございますけれども、笠木小学校が複式になりそうだということで、4、5年前から内々に地域の主だった方に間接的に接触をさせていた
だいておりまして、その中で漏れ伝わっておりますのは、やはり何人かの方が校区をどうするかということで真剣に検討されておられるのですが、小瀬小学校区
の中の特に赤塚に近い方々は、どうも赤塚の方に共感が生まれやすいということがあって、実際にこのお話を中野小屋中学校区に持っていったときに、この小学
校2校がどういうふうになるかというのは、私も予測ができないと思っております。
そういうようなことで、例えば参考案を今回打ち出していただき
ましても、赤塚中が取りあえず6学級でいくということとか、それとそれぞれの細長く集落がつながっているような状態ですので、それぞれの集落の人たちのそ
れぞれの思いというのが、どういうふうにつながってくるか読めませんので、場合によっては、中野小屋の一部の方が内野中と先に統合するようなことも起き得
ると思います。
ここも私の個人的な想像をしているところでございます。
もう一つ、個人的な今までの経験を申し上げますと、木山小学校
区は西内野小学校と集落的につながっていますので、学校が終わった後の活動、塾とか、そういう環境が内野町の方があるということで、木山小学校区から内野
町の方へ小学校は通いたいというようなお話もあることはございます。
坂上委員
中学校の前に、笠木小学校というのは内野の方に絶対近い。
普段の生活とかそういうのも、笠木小学校は内野の方の小学校と一緒になるというのは、きっと反対はないのではないかというくらいよく一緒なのです。
それを考えると、小学校を横にずっと、郡部、村だけというか集落だけで合併するというよりは、内野小学校と笠木小学校は小学校として一緒になった方がいいとなると、中野小屋中学校区、赤塚というのは、ますます小さくなってしまうような気がします。
現実に、新しく開24という団地の方ですか、その脇のところに大きな複合のスーパーとか、10店舗以上の大商店街ができているのです。
だからそこへどんどん皆さんが買い物に行くので、そうするとこういう横の線よりは、それぞれが縦の方に行っているような気がします。
小林委員
今ほどの説明をいろいろ聞きまして、少し大規模なのですが、私も案1に賛成したいと思います。
先ほどの事務局のお話ですと、この先のお話
し合いの中では開19の地域のことも踏まえて、実際に地域の方がどう判断されるかということもあるようですので、一応この審議会としては、平成27年度の
子供たちの数を基本にして決めておりますので、この段階で、中野小屋と赤塚をくっつけても6学級にしかならないということですので、案1をとるしかないと
いう結論に至りました。
上田委員
先ほど小林委員が言われたように、適正配置という数字を見れば、ただ数字だけを見れば赤塚中学校、中野小屋中学校、内野中学校という方向で話をまと
めていくのがいいかと思うのですけれども、ただ、あまりにも現実離れしているようなものをもっていくと、かえってどうかなという部分もあるのですが、です
から、赤塚中学校から内野中学校、結局はどこをどういうふうにするというのは、その地域にお任せするということなのですけれども、ここで見る限りはかなり
距離が、今までもそういった形で統合の話はしているのですけれども、かなりありすぎるのではないかと思っています。
その辺はどういうふうに思われますか。
ぱっと見た限りだと10キロまでは離れていないけれど、毎日通うにはかなり大変な距離かと。
雲尾委員長
通学手段としてどういうものがあるかということになるわけですね。
上田委員
そうですね。
あとはその辺が、もちろん数を合わせてもっていくというのはあれなのですけれども、あまりにもかけ離れていると、受け取る人たちはどういうふうな、数だけ合わせてもっていくのか、それともそういったことも配慮してもっていくのかあれなのですけれども。
朝妻学務課長
今ほどお話がございました距離があるとか、いろいろな要件があると思いますので、審議会で方向性を答申としていただいて、その後、教育委員会の中でさらに絞り込んで地域に入っていくというようなことを考えております。
そのときに、今ほどのご意見も考えさせていただきたいと思います。
雲尾委員長
現在の内野中、赤塚中の距離はちょうど直線で8キロくらいという形になるわけでございます。
ここがちょうどバス通りといいますか、幹線道路が通っているような位置配置でございます。
通勤時はかなり混むということで、農道の方を抜ける車の方が多いというようなあたりでございます。
いかがでございましょうか。
方針といたしましては、案1が原案ではないかという形でございます。
その理由としましては、やはり小規模校である、3学級、6学級の学校という形をそのまま残すことと、22学級という大規模になるけれどもということでいっ
た場合、どちらの方がより学校の子供たちにとっての利益が大きいだろうと考えた場合、大規模校であっても、そちらの方で生徒指導等を工夫しながらやって
いっていただきたいというのが、審議会の原案ではないかと思いますが、いかがでございましょうか。
坂上委員
赤塚中は大学も一つありますし、赤塚は6学級あるわけだから、今のところ木山がどんどん減ってきているのは確かなので、小学校が減っているのだけれども、その分、大学の周辺のところも開発されている途中というか、中野小屋は内野につくのはかえって自然かなと。
赤塚は残しておいてもいいのではないかなと思います。
私の意見は、中野小屋は内野と、小瀬とか笠木小学校などもあることだから、内野中学校区の方でもいいけれども、赤塚はこのままでもまだいいのではないかなと。
6学級でも2クラスずつあるわけだからと思います。
雲尾委員長
という意見がございますが、いかがでございましょうか。
朝妻学務課長
今ほどの皆様のご意見を伺っておりまして、案1というのが、大規模になるけれどもこれしかないのかなというようなご意見があるところと、それから赤
塚の開発がまだ空いているということで、将来的にどういうふうになるかというところで、そこでどうかなというご意見があるのだと思います。
どちらかをメインにしていただいて、例えばこういう意見もあったというような答申でも可能ではないかと思いますが、いかがでございましょうか。
伊藤委員
その方向でいいと思います。
いわゆる案1で、私もいいのかなと思うのですが、赤塚中を残せという附帯意見をつけて会の意見として出すということでいかがでしょうか。
雲尾委員長
という意見をいただきました。
案1を原案として話に入りながらも、赤塚中学校区の総意として単独で残るという意思表示もあり得るだろうと
いうことでいきますと、必ずしも原案がそのまま通るということではございませんし、審議会としては案1を出しながらも、含みとしてはつまり案2に結果とし
てなる可能性もあるというような方針で、話し合いとしては入るというような形で、原案とすることでよろしいですか。
分かりました。
ということで、変則的ではございますが、案1ですと大規模化してしまうということもございますので、案1が第一候補、案2もあり得るというような形での原案といたします。
次に6ページでございます。
笠木小学校、小瀬小学校、木山小学校の再編案についてでございます。
ご意見、ご質問等ございませんでしょうか。
先ほどの中でいいますと、中学校区が1校体制になった場合、それであるならば案5と案12という組み合わせも考えられるわけですけれども、赤塚中と内野中
というような形、内野中を中心とするところと赤塚中という形で残った場合、それは難しくなるということでいえば、案6と案14の組み合わせということにな
ります。
ただ、その場合、案6につきましては25学級と、やや大きくなるという点もごさいます。
朝妻学務課長
先ほどの中学校区でのお話の中で、笠木小は内野の方に向いているというお話がございました。
そうしますと中学校のまとまりとしましても中野小屋中校区と内野中校区という、それは一つ、ある程度考えられるなということではないかと思います。
その中で小学校をどうするかということが1点、それと赤塚の中で木山小が小さいわけですけれども、木山小と赤塚小を組み合わせますと案14で、13学級と
いうことになって、適正規模を確保できますので、ここをまず固めるかどうかというところから議論を始めていただけるとよろしいのではないかと思いますが、
いかがでございましょうか。
坂上委員
認1という笠木小学校区というところの子供たちが、みんな内野小学校の方に行っているんです、現実に。
だから笠木小学校が複式になりそうなのです。
だから、笠木小学校と小瀬をくっつけてみても、笠木小学校区の中の子供たちの多くは内野へ行ってしまっているのだから、笠木小学校も内野に入れてもいいのではないかと、私は思います。
小瀬がどうなるかは、今、私の考えはまとまらないのですけれども、笠木一つで考えてみると、これは内野へ入れた方が、認21というのと同じかなと思います。
小林委員
笠木小学校区の細い線のところで区切って、笠木小学校区の方の子供たちを内野小学校の方へということですよね、今のお話だと。
認21だけではなく、笠木小学校区は笠木小学校の周りに田んぼの地域もあるわけです、それも含めて内野小学校。
中野小屋中学校区の中を分けるような形になるのですが、ここから区切って小瀬小学校と木山、赤塚の方を一つの学区として考えるというのはどうでしょうか。
生活の様子がよく分からないのですが、問題になっているのは中野小屋と笠木が問題になっているので、学区の線引きを変えるということはどうでしょうか。
朝妻学務課長
中野小屋中学校区、小中3校とも非常に小さくなっております。
そしてまた校区自体が川に沿って集落が細長くつながっているような形になっておりますので、東側と西側では大分考え方が違うかもしれません。
そのようなことで、提案の方向としては、例えば小瀬の方を赤塚の方へというお話もあるかもしれないと思います。
中野小屋の皆さんが旧中野小屋村ですので、それを分けるということにどれくらいのお気持ちがあるか、総意がどの辺にあるかというのは、私ども今のところ分かりません。
審議会で方向性を出され、また我々が教育委員会で配置計画を作った後に、地域の皆さんと相談をしていく中でどうなるかという含みで答申をいただいても結構かと思いますが。
雲尾委員長
今のご提案等をかんがみますと、案6と案14の組み合わせではありますが、小瀬小学校区につきましては、場合によっては変更あるいは選択ということもあり得るのではないか。
そうすると、案6の25学級というものも24学級以下になる可能性も出てくるということがございます。
笹川委員
木山小学校と赤塚小学校、これが一つになるというのは妥当というかそういうものかなと思います。
それから、今ほど話がありました笠木小学校が内野小学校と一緒になるということも、私もこの辺、それほど詳しいわけではないですけれども、若干知っておりますが、顔はほとんど内野の方に向いているわけです。
ですので、これが内野小学校と一緒になるというのも考えられる線だと思うのです。
問題は、小瀬小学校なのですが、これは中学校の統合と微妙にかかわってくるのではないかと思うのです。
先ほど、内野、赤塚、中野小屋を一つにするということであると、小瀬小学校が仮に内野に入ろうと、あるいは赤塚の方に、つまり木山、赤塚と一緒になろうとそう問題がないわけですね。
ところが、中野小屋、内野だけを統合して赤塚を残すということになると、小瀬小学校を内野にはもっていけない感じになりますね。
そういうこともないでしょうか。
赤塚が独立して存続するということになった場合を考えると、小瀬小学校が内野と一緒になるという形は、極めて不自然な形になるように思うのです。
私の見方は違いますか。
雲尾委員長
それは案12でいった場合、中学校が3校が1校になっていれば無理のない案だけれども、3校が2校になっている段階であると、小学校は一緒だけれども中学校でまた別になってしまうということですね。
笹川委員
そうですね。
ですからそう考えると、小瀬小学校はどちらと一緒にしたらいいかというのは、ちょっと難しい。
3校が一緒になるという前提であれば、小瀬の人たちがどういう考え方を持っていて、生活がどういう形にあるかということで判断できると思うのですが、これがそうでないということになってくると、少し難しいかと思います。
ですから小瀬については、今、判断するのはちょっと難しい。
中学校の方がしっかり片づかないと、小瀬小学校をどこと統合していくのかということは、ちょっと判断できないのではないかという気がするのですけれども。
朝妻学務課長
審議の前提として、今ある小学校区、中学校区単位を尊重して、そこを基本にして進めようということで進んできたと思います。
そういう流れを考えますと、今、小瀬小学校がどうなるのか、これはまだ実際、地域に入ってみないと分からないということです。
それは平成23年度以降を予定しておりますから、それまで方向性がないというのも、地域の皆さんにとっても不安がずっと残るということでよろしくないかと思います。
そこで、今、中野小屋中と内野中の組み合わせについては、一応ありということになったかと思います。
赤塚中を単独で存続するかどうかは、また赤塚中の皆さんの考え次第ではないかということで、先ほどは中学校がまとまったというふうに考えますと、今の段階
では中野小屋中学校の校区の二つの小学校は、内野中校区という意味で、一旦内野小学校の方に分類をしておいてはいかがでしょうか。
そして教育委員会が地域の皆さんに相談に行くときに、またどういうふうなことになるか。
それもまたある程度踏まえながら、適正配置の事業は進めていくというようなことで考えていってはいかがかと思います。
つまり、小瀬小も笠木小も、内野小との統合案ではいかがかと。
ここでいきますと案6と案14の組み合わせではいかがかと思いますが。
雲尾委員長
いかがでございましょうか。
中学校区で方針を立てましたので、それに従いますと、やや大規模にはなりますが案6と、それから案14という形で原案を示すということが。
小野沢委員
質問なのですが、小瀬と西内野小学校の統合というのは、これは考えにくいことなのですか。
地理的に難しいのですか。
朝妻学務課長
距離的にはそう難しくはないかと思うのですけれども、西内野小学校区と小瀬小学校区は点で接触している状態になっていまして、よその校区を通って西内野小へ行くというような形になるかと思います。
それでもいいのではないかということであれば、あると思いますが、もう一方、気になりますのは開23の動向で、ここは全体のうち西側が西内野小学校区になります。
ここが一気に入ってきますと西内野小学校もどうなるかということがあります。
その東側、認25になっていますけれども、ここも開発の時点での開発者からの要望で、西内野小を選べるようにしてありますので、ここもひょっとすると西内野小に来るかもしれません。
そうしますと、西内野小の将来というのは、不安が実はございます。
そういう中で小瀬小をもってくるというのは少しきついかなと、正直思っているところでございます。
雲尾委員長
小瀬の地域から内野のエリアですと、ストレートにつながりますが、西内野になりますと、いっぺん西に移動することになりますので、どちらがどちらに行くにしても結びつきにくいかなということはございます。
あと、開23と開19を比べますと、やはり内野駅からの距離が問題で、内野駅までは1時間に3本の電車があるという、内野駅を過ぎると1時間に1本になっ
てしまうという利便性の問題で、一駅だけであれば何とかという形で、開23の方が開19よりも人気があるかなというのが地元の感覚ではございます。
ですから、JRが頑張ってくれさえすれば、開19もすごく進むとは思うのですけれども。
では、原案といたしましては、案6と案14の組み合わせということで入りまして、中学校の動向を見ながら地域と話し合いを進めていただく。
特に小瀬小学校区につきましては配慮していただくという形で進めさせていただきたいと思います。
よろしいでしょうか。
では、ここで一旦休憩といたしまして、11時再開といたします。
(休憩)
雲尾委員長
11時となりましたので再開いたします。
資料9ページからの黒埼中学校区を対象とした再編案に審議を進めます。
10ページの黒埼南小学校の再編案でございます。
これにつきまして、ご意見、ご質問等ございませんでしょうか。
平成16年に3校統合により新しく誕生した学校ではございますが、既に6学級であるということから再編統合して、もう少し大きな学校で学んでほしいということでいいますと、同じ黒埼中学校であります大野小学校という案がございます。
近くでいうと坂井東小学校という案もございますが、中学校区が違うということでいいますと案1となりますが、こちらの方で進めるということでよろしいでしょうか。
では、その方向で、黒埼中学校区の方向性につきまして、黒埼南小学校は大野小学校との統合案という形で進めるということといたします。
続きまして(3)小針中学校区と対象とした再編案でございます。
12ページをごらんください。
こちらの方は通学区域の変更による案ということでございまして、ただ、いずれにしましても18学級を超える中学校は残らざるを得ないということになりますが、少しでも大規模を避けたいという形で、区域の変更の案が出ております。
ご意見、ご質問等、いかがでございましょうか。
まずはaの地域についてでございますが、aの地域について現在の小針中学校区から五十嵐中学校区に変更するという案につきましてはいかがでしょうか。
いずれにもaについては案として入っておりますので、アにつきましてはいかがでございましょうか。
学校自体は遠くはなりますが海岸線の側で一致はするということで、それから西大通り、116号が付け替えられましたので、西大通りよりも海側という形でのまとまりもあるという形で、こちらの方はよろしいですか。
分かりました。
では、a地域については五十嵐中学校区という形での変更を考える。
あとはb地域とc地域についてでございますが、これについてご意見、いかがでございましょうか。
畠山副委員長
お聞きしたいのですが、ウの案でいきますと合併時の移行方針を変更することになるというお話なのですが、これは具体的にどういうことでしょうか。
朝妻学務課長
この地域で黒埼町時代に大規模な宅地開発が計画されておりました。
その場所が新潟市に隣接するということで、新潟市民の方が相当数購入されるだろうという考えがございました。
そうしますと、当時、馴染みのあるといいますか、黒埼中学校よりも小針中学校の方へ通いたいという人の方がきっと多いだろうという申し出があったと聞いております。
それによりまして、合併方針として旧黒埼町との、議会も経た協議事項でございますけれども、この地域の人は小針中学校へも通えるという形になっております。
ですから、議会を経た協議事項を変えるという形で、手続きを踏むことになりますので、これはどういうふうにすればいいのか、は今のところ分からない。
私ども、まだ結論が出ていないところなのですけれども、そこを変更してもらうということになるということでございます。
今まででしたら小針中学校を選べるのを、そちらではなくて「小新中学校を選べる」に変更させてもらうということでございます。
申し添えますと、やはりもともとの小針中学校区の皆さまからすれば、どこが原因なのかということになると、その合意に基づいて黒埼町の地域の人たちが来ているという、そういう見方もあると思います。
一方、ここを購入された方は小針中学校に通えるんだからということで買われたということもあると思いますので、そこのところの理解を得る難しさがあると思います。
でも一方は、bの地域でありましても、ここはもともと小針中学校区であるわけですからそういう難しさもございますし、小学校区もあるわけなので、そういう点では、話の進め方としてはcの地域の方が筋が通るかと思っております。
雲尾委員長
認26という地域でございます。
笹川委員
質問です。
cの地域というのは、ときめき東1、寺地、ときめき西1~4丁目、これは済生会新潟西病院の周りの、あの団地ですね。
朝妻学務課長
あの一帯でございます。
笹川委員
立仏小学校と済生会病院の。
朝妻学務課長
立仏小学校だけでなくて、山田小学校にもかかっておりまして、かなり広範な開発がございました。
雲尾委員長
この地域の方々は、現在黒埼中学校から小針中学校という選択であるのを、黒埼中学校か小新中学校という選択に変えるということでございます。
黒埼中学校まではあまりに遠いということであれば、小針中学校であっても小新中学校であっても変わらないということはあるかもしれませんが、そこで小針中
学校という固有のものを選択されている場合は、またその意向とは違うということになりますので、そこのところの配慮をどう考えるかでございます。
朝妻学務課長
もう一つ、先ほども少しお話ししましたけれども、今は中学校区で見ておりますけれども、検討資料の3ページをご覧いただきたいと思いますが、bの地域が平成27年時点で167人と想定しております。
この地域を小新中学校区にするという合意ができたとしますと、小学校はどうするのかと。
小学校は小針小のままなのか、それとも坂井輪小へ行くのかというような問題も、その先に出てまいります。
そうしたときに、3ページの一番上の右側ですけれども、坂井輪小学校は22学級で適正規模のぎりぎりのところになっております。
そういうようなことから、かなり地域の方も悩まれるところかなと。
坂井輪小学校が大規模校になるかもしれない可能性を含んでいる地域というふうに、bの地域についてはご理解をいただきたいと思います。
小林委員
今ほどの小学校区の話を聞きますと、ウの方が一番いいのではないかという感じがいたします。
小学校区を変えると、坂井輪小学校の方が大規模化するということもありますし、小針小がその分減っていくということもありますので、小学校区をいじらないウの案に賛成です。
雲尾委員長
いかがでございましょうか。
ウの案にしましても、小針中学校は19学級という形で大きいままでございますが、現状よりははるかに学校運営や子供たちの状況もよくなるのではないか、教育効果が現れやすいのではないかという形で、ウ案を支持するということでよろしいでしょうか。
では、小針中学校の方向性につきましてはウの案、a地域を五十嵐中学校区へ、c地域の選択先を小新中学校へという形で進めるということといたします。
続きまして資料13ページからの坂井輪中学校区を対象とした再編案に入ります。
これも14ページにあります新通小学校の再編案ということで、通学区域の変更の案がございます。
この案につきまして、ご意見、ご質問はありませんでしょうか。
14ページと15ページの図を見ながら考えていただくということになるかと思います。
いかがでございましょうか。
小林委員
アの場合、新通小学校が坂井東小学校区に含まれるというふうに書いてありますが、実際に見た感じ、ちょうど線上にあるような気がするのですが、どんな感じなのでしょうか。
朝妻学務課長
人口データが町名別に出てまいりますので、坂井東6という町内に112人いるという形が出てまいります。
新通小学校の西側の道のところですっぱりと切れていますので、そこの部分を南北に道があり、前に大堀幹線という道があって、その角に新通小学校があります。
そこの一画まで坂井東6にずっと入っているものですから、ここまでカウントするという形に便宜上なっております。
ですから、実際上はここで線がひけるという地元との合意ができるのであれば、坂井東小のところをくり抜くような校区の設定をすることにはなると思います。
それにしましても、そういう場合は目の前にある学校に行けない子が出てくるので、非常に悩ましいところでございます。
先ほども冒頭でご説明しましたとおり、昔の116号、弥彦街道と言ったところですけれども、その北側というのはかなり子供たちの数が、ここにありますように町名ごとに50人未満になっています。
大きなところは実は新通小学校の周辺という状態でございます。
坂井東小学校に近いところで、ある程度の効果を得ようとしますと、アの案で新通小学校はまだ26ですけれども、坂井東も21で収まるというようなところで、ギリギリここかなという形を想定したものでございます。
坂上委員
ここは、私の子供、孫、みんな新通小学校に行っていたのですけれども、坂井東6というのは、これはやはり新通小学校に入っていた方がよいと思います。
寺尾上1の人というのは、寺尾駅の周辺のことなのですが、新通小学校まではそこからはけっこう遠いですし、寺尾上3とかこの辺というのも、今、大きな緑が丘自治会という自治会が800所帯くらいあって、一つの自治会であって二つの小学校に分かれているのです。
だからそのことを考えるとその周辺、寺尾上1、寺尾上3、寺尾上4とかというところは坂井東に入ってもいいのではないかと思います。
何と言っても新通南というこの団地が700所帯くらいなのですが、まだ500所帯くらいでしょうか。
でも、毎週家が建っているところを見ると、信楽園病院とか、原信とかの周辺の団地なので、毎年ここの団地から1クラスずつ子供たちが入ってきて、それでどんどん増えて、今8学級増築しているのですが、それでもぎゅうぎゅう詰めです。
だから、寺尾上1、4、5、寺尾上3、2とか、この辺は坂井東に移ってもいいかなと、私は思いますけれども、坂井東6というのは、これは新通小学校だろうと思います。
朝妻学務課長
どの辺の町内にお願いするかということですが、ここの部分は、あまりにも急速に子供たちが増えていますので、これはある程度数の部分があるのかなと。
例えば坂井東小学校と新通小学校の校区で南北にある線を延長していきますと、寺尾上4丁目と5丁目の間という延長線上にラインがひけますが、ここに五つの町内があり、合計が130人ほどでございます。
そうしますと、新通小学校が今のままで1,126人なので、1,000人近い方がまだいらっしゃるということになります。
それではやっぱり大きいだろうという感じがします。
そうするともう少し、さらにそこから200人くらい動いていただかないと、バランスがとれないと思いまして見ていって、今のこのような形になっています。
小学校区自体、新通小学校は非常に歴史の古い学校ですし、そういう点を見ていきますと、どこで線を引いてお願いするかというのは非常に心苦しいところがたくさんあります。
いかんせん、子供たちの数が非常に増えている中で、通学区域の変更で対応しようということであれば、この線ではないかということで想定した経緯でございます。
もう一つ付け加えるならば、実際には寺尾上1とか4とかの方々であっても、ご理解を得るにはなかなか難しいところがあるかなと思います。
新通小学校区の人数が急増していることについては、やはり新通小学校区の方にある程度の案をお示しして、地域の皆さんでどういうふうなお考えをもたれるか、考えていかなければいけないところと思っています。
ある程度の効果が見えるところは、ここで想定したラインというふうに思っております。
雲尾委員長
ということでございます。
a案でございますと、学校のある位置と学区がずれるということがございます。
b案でございますと、東西の行き来がしにくいということと、新通の地域から新通小学校にいかなくなるという点がございます。
しかし、人数的にはかなりバランスがとれるような案ではございます。
いかがでございましょうか。
小林委員
事務局に質問なのですが、開発24のところが急速に増えているという話が今あったのですが、この周りに学校を将来建てられるような土地はやはりないのでしょうか。
朝妻学務課長
新設校の切り口はないのかといお尋ねかと思いますけれども、学校配置図をご覧いただけるとお分かりのように、農地がございます。
現在、農地を学校に利用するというのは非常に厳しい状態でございまして、ほぼ不可能といわれています。
ですが、案としてはあるということで説明しました。
そうしますと、坂井東の方は影響もなく新通小の中だけの変更ということになるのですが、いかんせん開発に伴って一時的に爆発的に増えた地域でございますので、いずれは何十人という単位の学校になると思います。
学校を建設するためには、まず用地を選定して購入して建設するまでに数年間かかります。
今の段階のピークがもう終わっているころに出来上がって、その子たちが卒業するころには統合話を出さなければいけないというようなストーリーが充分考えられます。
もう少しここが、どんどん開発されていくような時代であれば、次の一手ということで充分考えられていくと思います。
坂井東小学校はそのような時代背景があって建設され、分離して30年たってまだ適正規模であるわけです。
そういうような長いスパンをここで見るのは無理があると思います。
齋藤委員
地
域のことに詳しい方に質問ですけれども、新通南の1から3でしたか、新しい宅地で人口がどんどん増えているということですが、もしイの案にした場合は新通
地区の子供たちが坂井東小学校に通うという、委員の何人かの方が、これではということをおっしゃっておりますが、規模的にみるとイの方が適正だと思うので
す。
ただ、その辺の事情がよく分からないのです。
かつて歴史のある新通の町の集落だということですが、その当時の人たちはもう小学校
の対象、こんな言い方は失礼ですけれどもいらっしゃらないと思うので、今、こういう適正規模の問題を論議している中では、かつての新通の人たちよりも、ほ
かの地域からいらした方たちが新しい所帯を持っていらっしゃるので、私は個人的にこの辺のことは詳しくないのですけれども、遠い所へ行く、距離的に遠い所
へ行くことになるので、その辺のところはどうかな、クリアにならないのかなという、意見とも何ともつかなくて恐縮なのですけれども。
事情に詳しい方、教えていただければと思います。
雲尾委員長
新通小自体はもともとこの場所にあったわけではなかったですよね。
もっと新通村の方にあったのではないですか。
坂上委員
村の中にあったものを、ここが田んぼだったからこっちの方に移した。
雲尾委員長
昭和44年建築とありますから、その時点で今の場所に移動して、坂井東小学校が人口増に対応して昭和54年に建築されたということで、このような位置関係になったと。
坂井輪小にも昭和50年に学区一部変更になっていますので、その辺でかなり紆余曲折があったということでございますので、坂井東という町名のところに新通小学校があって、坂井東小学校は別にあるということですね。
笹川委員
アの案ですと、新通小学校の言ってみればすぐ脇にいた子供たちというのは、今新通小学校に通えているわけですよね。
これを隣が小学校だというのに坂井東まで行くという、これはちょっと不合理でなかなか住民の人たちの賛同を得ることは難しいと思いますし、だれが見ても、前が学校なのに違う所に行くというのはちょっと考えられませんので、この案は、私はあまり支持できません。
そうしますとイというところなのですが。
今ほど齋藤委員の方からお話がありましたけれども、確かにいろいろな思惑と言って何ですけれども、思い入れ等はあると思いますけれども、先ほどのお話のよ
うに、過去の流れというふうなことは大事は大事でしょうけれども、それにとらわれますとやはりいろいろなものがみんなつっかえていってしまうというような
気もしますので、決して、新通の人たちにとって、新通なのに新通に行けないというような気持ちは残るかもしれませんけれども、決して、通学が非常に難しく
なるとか、そういうことではないと思いますので、私も、非常に難しいところですけれども、イの方がいいのではないかというふうに思います。
雲尾委員長
bの地域を坂井東小学校区に変更するというイの案ですね。
そのほかいかがでございましょうか。
そちらの方が大勢ですか。
バランス的にはそうだろうということと、あと、これは私の個人的な意見でございますので審議会の範疇は超えると思いますが、私はイの案にした上で学校名を
変更してしまうというのが、新通小学校を坂井東小学校と変えれば、坂井東という町名に坂井東小学校がありますし、坂井東小学校を新通小学校と変えれば、新
通村の方々も新通小学校に通えるということは思ってはいるのですけれども、これはちょっと適正配置審議会の範疇は超えますが、バランスから言うとそれがよ
いかなということは思っています。
それはさておきまして、議事録から削除もできませんが、そういう意見もあるということを書いておいていただいてよいかと思います。
では、通学区の人数の形からいいますと、やはりイの案の方がいいのではないかという形で、坂井輪中学校区の方向性につきまして、新通小学校につきましては、bの地域を現在の坂井東小学校区に変更する形で調整をするという案といたします。
ではこれで西区の方向性がまとまりました。
今後、市議会と区の自治協議会に説明することとなります。
では、次に西蒲区の審議に入ります。
事務局は傍聴の方に資料を配付してください。
では、西蒲区資料の説明をお願いいたします。
朝妻学務課長
19ページからの資料18西蒲区の参考資料を説明させていただきます。
一つ目の資料は学校配置図でございます。
A3判の横でございます。
区の境界ですが赤い太線で東側が西区と南区、南側は長岡市と弥彦村、燕市になっております。
黒い太線が中学校区、細い線が小学校区の境界でございます。
西蒲区には開発地域はございません。
学区外就学の認可地域は23ページにございます認27の1か所です。
認27は区の東側の潟東南小学校区と中之口西小学校区の境にありますもので、旧潟東村から旧中之口村へ委託していたものを、認可地域としているものでございます。
21ページから23ページまでは学校の経緯を大まかに表したものです。
中学校では昭和50年代に統合が盛んに行われまして、小学校も旧巻町で行われております。
24ページから31ページまでが各学校のデータを集めたものです。
32ページに施設の整備状況がございます。
小規模で40年以上の校舎がある所は、表の上から4番目の中之口中と真ん中あたりにございます潟東西小の2校でございます。
中之口中は建て替えが計画されております。
西区の参考資料の説明は以上でございます。
雲尾委員長
今の参考資料につきまして、質問ございますでしょうか。
よろしいですか。
では、検討資料についての説明をお願いします。
朝妻学務課長
それでは1ページからの資料17、検討資料をお願いいたします。
2ページのはじめに市町村合併の歴史がございます。
その下の2学級数と児童生徒数の推移の表で、網がかかっている学校は平成27年度時点での適正規模校で、網がかかっていない学校が今回の検討対象です。
平成27年度の中学校の生徒数は1,534人、小学校の児童数は2,669人と推計しており、平成21年度と比較しますと中学校で約350人、小学校で約630人減少する見込みでございます。
西蒲区全体では6年間で約19パーセント児童生徒数が減少する見込みでございます。
この表で特に統合を進める5学級以下の中学校はございません。
6学級以下の小学校は升潟小、潟東東小、潟東西小、潟東南小、中之口東小、中之口西小、松野尾小の7校でございます。
強く統合を進める複式学級の学校は越前小の1校です。
また、小規模校で主な校舎が老朽化していて、重点的に検討を進める学校は、中之口中と潟東西小の2校でございます。
西蒲区では、特に統合を進める学校が7校、強く進める学校が1校、校舎の老朽化によって重点的に検討する範囲の学校は2校でございます。
次に施設整備についてですが、3ページの3にございますように、6学級で校舎の老朽化が進んでいる中之口中学校の建て替え計画されております。
4に検討対象校が規模区分別に表にしてあり、4ページに配置図がございます。
5ページの5、再編案の(1)は、岩室中学校区を対象として見たものです。
6ページの3、案1は隣接する巻東中との組み合わせで14学級の適正規模になります。
山あいを含めまして東西に15キロメートル近い長い校区になります。
案2は、同じく隣接する巻西中との案で15学級ですが、巻東中と比べ岩室中学校区と接する部分が相当短く、また、山の中であることから、潟東中の方が適切と考えられます。
案3、4、5は、3中学校とまとめるもので、大規模校になります。
7ページの5は、岩室中学校区のともに7学級の岩室小と和納小の組み合わせでございます。
案1は同じ中学校区の2校の組み合わせで13学級の適正規模になります。
案2、3、4、7、8、9の、旧巻町の小学校との組み合わせよりもふさわしいかと思われます。
8ページの(2)西川中学校区を対象とした案では、西川中学校が9学級の適正規模ですから、小学校の組み合わせの検討になります。
案7と8に網かけがもれております。
申しわけございません、網かけが必要でございます。
案1は、西川中学校区の3小学校を統合するもので、17学級の適正規模になります。
案2では、升潟小が6学級で残ってしまいます。
案3では鎧郷小が7学級で残ります。
そのほか、案5から15までは西川中学校区と潟東中学校や巻西中学校区の小学校との組み合わせで、案11、15は小規模校になり、案12は大規模校になります。
案5と6は旧西川町と旧潟東村の小学校を組み合わせたものです。
案9は鎧郷小と巻北小を組み合わせるもので、適正規模で案3とセットになります。
旧市町村の枠で考えますと、同じ西川町の組み合わせの案1があると思います。
11ページの(3)は旧潟東村と旧中之口村の、共に中学校が1校の校区でございます。
2校とも6学級で、2校組み合わせる案1で9学級の適正規模になります。
案2は案1に西川中を加えたもので17学級ですが、南北15キロメートルほどの校区になります。
案3は、岩室中と巻東中の組み合わせに潟東中を加えたもので、東西に20キロメートル近くなります。
案4、案5は潟東中と隣接する西川中か巻西中を組み合わせたもので、この場合、中之口中が一番南にあるため、案9か案10の組み合わせになります。
案6では、岩室中が山を隔てまして巻西中との組み合わせ、中之口中が単独で残ります。
13ページの旧潟東村の3小学校と旧中之口村の二つの小学校は、それぞれの旧村の枠では、案1と案19のとおり共に11学級で小規模校になります。
二つの村の枠で考えますと、5校を組み合わせる案2だけが適正規模になります。
このほかに、潟東西小を巻北小か曽根小に組み合わせる案10、案11だけが適正規模で、それ以外は小規模になります。
旧市町村の区域を越える組み合わせであることと、残った4校で案を作ることになりますので、それであれば5校を組み合わせる案2が第一候補かと思います。
16ページの(4)巻東中学校区と巻西中学校区では、中学校2校は適正規模でございます。
17ページの3、7学級の漆山小では同じ東中学校区の巻南小との組み合わせで19学級ですので、旧巻町の範囲であることもあり有力な案であると思われます。
案2から5までは中学校区が異なる組み合わせで、中学校の再編とセットで検討することになります。
18ページの越前小は複式学級がある学校です。
比較的近い松野尾小との案7では6学級の小規模ですので、適正規模でみますと案1の巻北小を加えた3校21学級の案になります。
案8では松野尾小が残ります。
案10では大きく山越えとなります。
案13では越前小が残ります。
案14では小規模のままとなります。
以上で、西蒲区の検討資料の説明を終わらせていただきます。
よろしくお願いいたします。
雲尾委員長
ありがとうございました。
12時まであと10分でございますので、審議に入るのはやや難しいかと思います。
次回、10日後に予定されておりますので、今、ご質問等があれば、先にお伺いしておきたいと思いますが、検討資料を通しましてご質問、ございますでしょうか。
よろしいでしょうか。
いずれ審議の中で出てまいりますけれども、小規模校が多数ありまして、いろいろと懸案となっているところでございますので、次回、また活発にご議論をいただきたいと思います。
やや予定より早いですが、この時点で審議の方は終了いたしたいと思います。
事務局にお返しします。
朝妻学務課長
長時間にわたりましてご審議いただき、大変ありがとうございました。
次回は11月30日午前9時半から、この会場で開催したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
大変ありがとうございました。
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