市報にいがた 令和3年4月18日 2741号 5面
最終更新日:2021年4月18日
新連載 新型コロナウイルス感染症 STOP(ストップ)! ココロの感染 (1)
人権啓発の取り組みを紹介します。(全4回)
問い合わせ 広聴相談課(電話:025-226-1025)
学校現場の取り組み
学校支援課 門倉純一(かどくら じゅんいち)
※令和2年度担当
市内の小・中学校では、新型コロナウイルス感染症に感染した人やその家族などへのいじめを未然に防ぐための学習をしています。例えば、授業で感染症についての正しい知識をクイズ形式で学んだり、差別や偏見が発生する原因や、いじめを発生させないための思考や行動について話し合ったりしています。
臼井小学校(南区)では、差別が増えると自分も差別されることを恐れて受診をためらい、その結果さらに感染を拡大させる危険があることを学びました。また、上山中学校(中央区)では、生徒会を中心に生徒が主体となって、感染症予防と偏見・差別を防ぐ集会の開催、ポスターや広報誌の作成などを行いました。
さらに保護者にもお便りを通じて、家庭内でも差別や偏見は許されないことを子どもに教え、話し合ってほしいと呼び掛けています。
未来を担う子どもたちには、感染した人やその家族を責めるのではなく、早く治るよう励まし、戻ってきたときに温かく迎えられる人になってほしいと考えています。
臼井小学校 4年生道徳の授業の様子
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