市報にいがた 令和4年4月3日 2764号 5面
最終更新日:2022年4月3日
みんなでつくろう 子どもが豊かに育つまち
子どもの権利や、権利を保障するための大人の責務などを定めた「新潟市子ども条例」を4月1日に施行しました。
新潟市は、子どもの権利を保障し、全ての子どもが豊かな子ども期を過ごすことができるまちを目指します。
子どもの権利を理解・尊重し、未来を担う子どもたちの成長を見守りましょう。
問い合わせ こども政策課(電話:025-226-1193)
新潟市子育て応援キャラクター「ほのわちゃん」
5つの権利
同条例では、子どもの大切な権利を5つの視点から定めています。
安心して生きる権利
- 命が守られ、尊重される
- 愛情を持って育まれ、差別や偏見を受けない
- いじめ、虐待、体罰などにより心身を傷つけられない
豊かに生き、育つ権利
- 自分に合ったペースで生活する
- 学び、遊び、自由な方法で表現する
- 文化や芸術、スポーツに触れ親しむ
自分らしく生きる権利
- 個人として尊重され、他者との違いが認められる
- 不平等な扱いを受けない
身近な大人との受容的な関係をつくる権利
- 自分の思いや願いを自由に表明できる
- 「子どもだから」という理由で理不尽な扱いをされない
社会に参加する権利
- 自分の意見が生かされる機会を与えられる
- 社会と関わるときに適切な支援が受けられる
大人がするべきこと
大人は子どもの権利を保障しなければなりません。保護者だけでなく、周囲の大人みんなで協力し、子どもの権利を守りましょう。
家庭で
- 生活環境を確保し、子どもの立場で思いや願いを受け止める
- 虐待や体罰を絶対にしない
保育園・幼稚園や学校で
- 子どもが遊び、学ぶための環境を整備する
- 虐待や体罰を受けた子どもを早期に発見し、救済や回復を支援する
地域で
- 子どもが健やかで心豊かに過ごし、成長・発達できるような地域をつくる
- 地域の自然を守る
子育てなどの悩みは妊娠・子育てほっとステーションへ
妊娠期から子育て期のワンストップ相談窓口「妊娠・子育てほっとステーション」の相談・支援体制を強化しました。妊娠や出産、子育ての悩みなど、気軽に相談してください。
強化内容 保育コンシェルジュの配置、子ども家庭総合支援拠点の設置
場所・問い合わせ 区役所健康福祉課
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