市報にいがた 令和6年6月16日 2817号 4面

最終更新日:2024年6月16日

暑さに注意 熱中症を予防しよう

 熱中症は重症化すると命の危険があります。正しく予防し、健康に過ごしましょう。

問い合わせ 消防局救急課(電話:025-288-3260)

7月・8月は要注意

 熱中症は例年、気温が上がる7月・8月に集中して発生しています。昨夏は、全国的に記録的な猛暑となったため、新潟市でも、熱中症による救急搬送者が、例年と比べて非常に多くなりました。
 子どもや高齢者は体温調節がうまくできないので、特に注意が必要です。

新潟市の熱中症による救急搬送者数(人):令和3年、令和4年、令和5年、6月:36、53、14、7月:142、129、191、8月:122、103、358

熱中症予防のポイント

小まめに水分補給をする

  • のどが渇いていなくても水分を取る
  • 寝る前や起きた時、入浴前後にも水分を取る
  • 大量に汗をかいたときは塩分補給も忘れずに

イラスト

暑さを避ける

  • 外出するときは涼しい服装をし、日傘や帽子で日差しをよける
  • エアコンや扇風機を使い、室温を28度以下にする
  • 暑さを一時的にしのげる冷房設備のある市の公共施設などの「コミュニティオアシス」を利用する

しっかり体調管理をする

  • 3食きちんと食べ、よく寝て生活リズムを整える

「熱中症かな?」と思ったら

  • 涼しい場所で安静にする
  • 衣服を緩め体を冷やす(首の周り、脇の下、太ももの付け根などを冷やすと効果的)

    首、脇の下、太ももの付け根

  • 飲めるようであれば、水分や塩分を少しずつ頻繁に取る(スポーツドリンクなど)

※出典:厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」

ためらわずに119番通報を

 意識の低下、自分で水が飲めない、動けない、全身のけいれんなどの症状がある場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

熱中症警戒アラート、熱中症特別警戒アラートを確認しよう

 気温の上昇などで熱中症の危険性が極めて高いと予想される日の朝に、気象庁から「熱中症警戒アラート」が発表されます。同アラートが発表されたときは、普段以上に熱中症予防を意識して行動しましょう。今年からはさらに危険な日に「熱中症特別警戒アラート」が発表されます。
 アラート発表時は同庁ホームページなどで知らせるほか、にいがた防災メールや新潟市LINE(ライン)公式アカウントでも情報を配信します。

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