市報にいがた 令和6年6月16日 2817号 情報ひろば
最終更新日:2024年6月16日
健康寿命の延伸 知って役立つ 保健だより(54)
気をつけたい「お口ぽかん」
子どもの約3割に「お口をぽかん」と開けている状態がみられるといわれています。
口が開いたままだと、さまざまな問題が起こりやすくなります。子どもだけでなく、アレルギー性鼻炎をもつ大人も、口を開けていることが多くなりがちです。口を閉じることを意識して、口の健康を保ちましょう。
問い合わせ 健康増進課(電話:025-212-8157)
「お口ぽかん」の原因
- 口の周りの筋肉が弱い
- 舌が常に下がった位置にある(低位舌)
- 鼻が詰まっていて鼻呼吸できず、口呼吸をしている
「お口ぽかん」が引き起こす悪影響
- 口の中が乾燥することで、細菌が増殖しやすくなり、歯肉炎や虫歯になる可能性が高まる
- 口臭がひどくなる
- 唇を閉じる力が弱くなることで、歯並びの異常につながる
口の筋力を鍛える訓練方法
- 「あー」、「いー」、「うー」と言いながら唇を動かし、最後に「ベー」と舌を突き出し、唇と舌を鍛える
- 舌の先に力を入れて、口の中で上あご(口蓋)につけることで舌を鍛える
本文ここまで