園芸を農業の新たな柱へ(2019年11月3日)
最終更新日:2019年11月3日
本市は日本一の水田面積を誇る全国有数の大農業都市として発展を続けてきました。
一方で、人口減少などによるコメの消費量の減少や外食の普及に見られる食の多様化など、コメを取り巻く環境は昔と比べて大きく変わってきています。これまで主流であった家庭用米の生産だけでなく、業務用や米菓用などそれぞれの需要を見極めながらコメ作りをしていくことがこれからは大切になってきます。
また、農業経営を持続的に発展させるためには、コメだけでなく園芸作物を導入するなど経営の幅を広げていく必要があります。本市では「もうかる農業」を目指した取り組みの一つとして、新たな園芸産地づくりの支援を進めています。市内各地では野菜、果樹、花卉(かき)などのさまざまな園芸作物が生産されており、いずれも全国に誇れる魅力的なものばかりです。これらの導入・拡大を推進し、新たな生産の柱となるよう支援することで生産者の所得の安定・向上につなげていきます。
「もうかる農業」の推進を通して農家の皆さんを、さらには新潟市を元気にしていきたいと思います。
新潟市長 中原 八一
市報にいがた2706号(令和元年11月3日発行)掲載
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