障がいのある人向け体験プログラム(「アグリ・ケア・プログラム」)の推進
最終更新日:2024年10月31日
「田園資源」を活かして、障がいのある人もない人も共に生きるまちづくりを目指して
アグリ・ケア・プログラム
新潟市では、平成29年度から重度の障がいのある人を中心に、生きがいづくりと社会参加を進めるため、「アグリ・ケア・プログラム」の活用を推進しています。
これは、農業・園芸・動物が持つ癒しの力を活かし、季節感や五感を楽しみながら、心身の活性化に役立てることが目的です。障がいの程度を問わず、障がいのある人の豊かな暮らしを後押しします。
「アグリ・ケア・プログラム」
特徴
- 新潟市の自然や社会資源を活かし、一年間の季節感を大切に、人間の五感(見る、触る、聴く、味わう、嗅ぐ・香り) を刺激しています。
- 障がいのある人の当事者にわかりやすく、支援者には丁寧にマニュアルをつけ、忙しい中でも活用しやすい工夫が満載されています。
- 障がいのある人の支援の現場で役立つように、個別支援計画の作成に役立つための作成のポイントを盛り込んでいます。
- 多領域(障がい者支援、農業、動物、園芸、行政、大学、就労支援等)の専門家が協力して作りました。
平成31年(2019年)3月に内容を改訂しました。
改訂のポイント
- 利用者用と支援者用を1冊にまとめて、プログラムごとに見開きでわかるようにしました。
- 施設の支援員の目線に立ち、施設の活動にどのように位置付けられるか、当プログラムが利用者にどんな支援として役立つかを意識した内容となっています。(活用事例、ポートフォリオの活用、独自の評価表など)。
- 新潟市の田園資源の特徴である「食」に関するプログラムを追加しました。
- これまでの実践を踏まえ、新たな発見やニーズに応じて、内容や参加費を見直しました。
- 当プログラムを活用して、有機的な循環を生み出す仕組みを作りました。これは、新潟市の田園資源と人財を活用して、本来は廃棄すべきものから新たな価値を生み出し、それを当プログラムなどで利用することでお金に換える事業サイクルです。
見開きにしたプログラムの説明ページ
新たに追加した食のプログラム
活用事例集
種類
1.農業、2.食、3.園芸、4.動物の四分野を中心に組み立てられています。
新潟市ならではの自然の営みや季節感、人や社会資源などに着目して作りました。
種類 | プログラム名 | 場所 |
---|---|---|
農業 | 農1-菌ちゃんの力で元気な野菜を育てよう(土づくりをしよう) |
各施設 |
食 | 食1-季節の野菜のおみそ汁とおむすびづくり |
各施設 |
園芸 | 園1-プランターに花苗を植えて育ててみよう(1) |
各施設 |
動物 | 動1-動物たちに会いに行こう |
動物ふれあいセンター |
プログラムのダウンロード
アグリ・ケア・プログラム(改訂版)(PDF:28,538KB)
プログラムチラシ
「アグリ・ケア・プログラム」の申し込みの流れ
対象
新潟市内の「障がい福祉サービス事業所」に限ります(個人でのお申し込みはできません)
申し込み期間
プログラム実施希望日の1ヶ月前までにお申し込みください。
申込書のダウンロード
申し込みの流れ
※※令和5年度より事務局が新潟市アグリパークになりました※※
冊子の91ページに詳しく記載しています。(最新版の冊子は上記PDFをご確認ください)
1.プログラムの選択
プログラムの中から、季節イベントなどに合わせて選択してください。
2.申し込み
事務局の新潟市アグリパークへお申し込みください。申込先は下記をご覧ください。
3.調整
講師や受入施設と調整し、日程をお知らせします。余裕をもって調整いたします。
4.事前打合せ
事前に施設、講師で配慮事項や準備などについて共有します。
5.実施
当日の緊急連絡は事務局にご連絡ください。
6.振り返り
実施後、関係者による振り返りを行い、今後に活かします。
実施プログラムの申し込み先
新潟市アグリパーク
電話:025-378-3109
FAX:025-378-3096
受付時間:月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで
メール:info@niigata-aguri.com
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このページの作成担当
〒951-8554 新潟市中央区古町通7番町1010番地(古町ルフル6階)
電話:025-226-1794 FAX:025-226-0021