よくかんで食べる習慣を身につけよう

最終更新日:2012年6月1日

1. よくかむことの効果

 肥満予防 よくかんで食べると満腹感が得られます。

 糖尿病予防 よくかむと食べ過ぎを防ぎます。また、よくかむと血糖値が上がりにくく、消費カロリーも増加します。

が がん予防 よくかむことは、唾液の分泌を促し、発がん物質の作用を抑制します。

 

す ストレス発散 集中力を高め、ストレスを緩和します。また、「歯ごたえ」もストレス発散につながります。

 記憶力アップ 脳が刺激され、あたまの働きを活性化します。

2. 唾液の機能

  • 食べ物をかんで飲み込みやすくする
  • 発音を滑らかにする
  • 味を感じやすくする
  • 食べカスの残留を防止する
  • むし歯を防ぐ(再石灰化の促進、緩衝作用)
  • 消化作用、消化管の粘膜保護作用

3.食べるときに気をつけたいこと

かむ回数

 目安は、一口30回です。
 家族や友達と一緒に食事をとり、できるだけ時間をかけてゆっくりと食べることを心がけましょう。
 ゆっくり食べることでよく味わうこともできます。

食べる姿勢

 何気なくとっている姿勢が、飲み込みにくさの原因になってしまっていることがあります。姿勢を整えるだけでも飲み込みやすさは変わります。正しい姿勢で食事をとりましょう。

4.8020運動を知っていますか?

 80歳になっても自分の歯を20本以上保とうという運動です。
親知らずを除く永久歯28本のうち、20本以上自分の歯があれば、ほとんどの食べ物をおいしく食べることができます。

現在の歯数とよく噛める食べ物の画像

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