令和5年度史跡古津八幡山弥生の丘展示館 企画展のご案内

最終更新日:2023年9月20日

令和5年度は、史跡古津八幡山弥生の丘展示館では2回の企画展と企画展に関連した講演会を1回予定しています。

古津八幡山遺跡全景写真

企画展1「古津八幡山遺跡発掘調査速報展令和4年度の発掘調査成果について」

展示の概要

展示状況の画像
展示室の様子

史跡古津八幡山遺跡では、史跡をより適切に保存・活用していくために、平成29年度から史跡外において遺跡の状況把握を目的とした確認調査を行っています。
令和4年度は、令和3年度の調査で見つかった方形周溝墓の形や規模の確定、3基の埋葬施設(埋葬部1から3)の規模・構造の確認、方形周溝墓周辺の遺構の分布状況の把握を主な目的として調査を行いました。
結果、方形周溝墓の埋葬施設はさらに1基が見つかり、合計4基あることが確認されました。また、そのうちの中心埋葬施設は「木槨(もっかく)」構造の埋葬施設であると推定されました。周辺では方形周溝墓1基と竪穴建物2棟が新たに確認されるなど、大きな発見がありました。
本企画展では、これら令和4年度に実施した発掘調査の成果を中心に速報展示します。

会期

令和5年4月25日(火曜)から9月3日(日曜)まで

会期中の休館日

毎週月曜(7月17日を除く)、5月2日(火曜)、5月9日(火曜)、7月18日(火曜)

観覧料

無料

会場

史跡古津八幡山弥生の丘展示館

学芸員による展示解説

日時

令和5年7月30日(日曜)午後2時から

申込み

不要(直接、展示会場へお越しください)
※企画展に関する問い合わせは新潟市文化財センター(電話:025-378-0480)までお願いいたします。

企画展2「古津八幡山遺跡の石器と鉄器」

展示の概要

展示状況の画像
展示室の様子

弥生時代は日本列島において鉄の利用が始まる時代で、古津八幡山遺跡の主要な時期である弥生時代の後半(約2000年前)以降、新潟県内でも鉄製品が確認できるようになります。古津八幡山遺跡でも鉄剣や鉄鏃、ヤリガンナなどの鉄器が出土しており、当時の日本海側における鉄器分布の北限域となっています。一方で、鉄器の流入によって、集落における石器の種類や量、利用方法などに変化が生じたことが推測されます。

本企画展では、古津八幡山遺跡における昭和62(1987)年から令和4(2022)年までの25回の発掘調査で出土した石器・鉄器を展示し、それらの変化や動向などについて探ります。

会期

令和5年9月12日(火曜)から令和6年3月24日(日曜)まで

会期中の休館日

毎週月曜(9月18日、10月9日、1月8日、2月12日を除く)、9月19日(火曜)、9月26日(火曜)、10月10日(火曜)、11月24日(金曜)、12月28日(木曜)から1月3日(水曜)、1月9日(火曜)、2月13日(火曜)、3月21日(木曜)

観覧料

無料

会場

史跡古津八幡山弥生の丘展示館

関連講演会「石器・鉄器から探る新潟の弥生文化」

講師

森 貴教氏(新潟大学准教授)

日時

令和5年11月26日(日曜)午後1時半から午後3時半

会場

新潟市文化財センター研修室(展示会場とは異なります。)

申込み方法

会場での聴講は申込不要です。オンライン配信希望の方は以下の「新潟市オンライン申請システム(e-NIIGATA)」からお申し込みください。申込み受付開始は、10月4日(水曜)午前9時です。

学芸員による展示解説

日時

令和5年12月3日(日曜)午後2時から

申込み

不要(直接、展示会場へお越しください)
弥生の丘展示館での企画展・講演会に関する問い合わせは新潟市文化財センター(電話:025-378-0480)までお願いいたします。

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文化財センター(まいぶんポート)

〒950-1122 新潟市西区木場2748番地1
電話:025-378-0480 FAX:025-378-0484

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